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アガベ 品種紹介(Littaea節)

 このグループは葉色が緑色、鋸歯が弱め、成長が早いものが多いと思います。育成が進んでいるのは上の2種しかありませんが、来年ぐらいには下記の2種も紹介したいと思います。

チアペンシスchiapensis

 葉色が特徴的な若々しい緑で鋸歯とスピンは黒。あまり個体差はありませんが葉の形とスピンの大きさが異なるようです。発芽率は普通、発芽後の育成も比較的容易ですが、寒さにはあまり強くないようで、昨年の寒波で数株落としてしまいました。また、アガベらしくないのか、アガベを知らない人の需要があり、いくつかは手放してしまいました。
 最近、YouTubeでROUKAさんのチャンネルで紹介されていて、この種に注目している方がいるんだなと安心したこともありました。

播種後一年半の幼株。葉色と葉型は特徴が出てきています
上と同じ株の約一年後です。
同一株かは不明。約3年の育成で特にスピンが大きめの株でカッコいい!

ミティスmitis

 こちらも緑色が印象的な種類です。葉色はチアペンシスより黄緑。形も優しい感じで鋸歯はあるものの触ってもあまり痛くありません。成長も早く、耐寒性はチアペンシスと同じぐらいでしょう。発芽率は普通以下、30パーセントぐらいでした。稚苗の育成はさほど難しくありませんでした。

自然発生の多頭株。よく見ると白い粉をまとっています。鋸歯がやや強めかな
播種後2年目の鉢植え。葉の穴は他の株のスピンが刺さった跡で自然にできたものではありません
地植えして一年経過したもの。大きくなってますね。

ポリアカンサpolyacantha

 まだ発芽直後の株しかありませんので写真は後日改めて・・

ペンデュラpendula

 こちらも今夏に播種。発芽率が悪かったので成長は懐疑的ですが・・


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