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印刷博物館へ行ってきました|社会人芸大生の休日✎

京都芸術大学通信のグラフィックデザインコースに在学しているitoと申します!
昨年入学したので、現在2年目になります。

先日、東京都文京区にある印刷博物館へ行ってきたのですが、楽しかったのはもちろん、とても勉強になったので、ご紹介していきたいと思います!

印刷博物館のホームページはこちら↓

印刷博物館で特によかったこと、勉強になったことを3つまとめました!

1.入場料が安い!(特に大学生!)

印刷博物館へは、一般が400円、大学生はなんと200円で入場することができます!
あまりにも安価だったので、「たいして展示のボリュームがないんじゃないか」と失礼なことも考えてしまいましたが、実際にはたっぷり1時間位楽しめるほどのボリュームがありました。
凸版印刷さんが設立された博物館だからこの金額で提供できるのですね。ありがたいです。

2.印刷の歴史を学べるとともに、実際に使われていた道具を見ることができる

印刷博物館では印刷の歴史をパネルや映像で見ることができ、それだけでもとてもわかり易いのですが、実際に印刷に使用されていた道具や印刷機を見ることもできるのも大きなポイントです。

特にグラフィックデザインコースでいうと、タイポグラフィの科目で「活版印刷」や「活字」「文字組み」というワードが出てきたり、先生から説明があったりします。

ですが、説明だけ聞いていてもどこか想像の域を超えられない部分があったり、実感を持って理解できない部分があり、あまり興味も持てないでいました。

今回、印刷博物館で展示や道具を見て、理解を深めることができたことで、「あの時、授業で先生が言っていたのはこういうことだったのか!」と遅れに遅れて理解ができたこともあったり、今までぼんやりとイメージするしかなかった色々な知識たちがやっとインプットできた感覚がありました。

3.印刷のネガティブなイメージを払拭できた

これはかなり個人的な感想なのですが、
わたしにとって”印刷”というのはかなりネガティブなイメージのある行為でした。

現役で大学生をしているころでいえば、印刷はとにかくお金がかかるものというイメージで。コンビニか学校で印刷をしていたのですが、カラー印刷とかめちゃくちゃ高くて、数枚印刷するだけで本と同じくらいの値段になったり、失敗すると何百円も無駄にしたりと、印刷はできればしたくないものになっていきました。

社会人になると、ペーパーレスが叫ばれていて、とにかく節約したほうがいいもの、というイメージに。
個人的にも、持ち物をどんどんペーパーレスにしていっていたので、紙媒体自体を避けるようになっていました。

それでも、今回印刷博物館で様々な展示を見ることで、紙媒体でしか表現できないものや、紙媒体だからおもしろくなるものなど、紙だからこその良さを知ることができ、ネガティブなイメージを払拭することができました笑

グラフィックデザインコースの方はタイポグラフィの科目に取り組む前後で行かれると、学びを深められるかなと思います!
ぜひチェックしてみてください!

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