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素人がYouTubeを始めたらどうなるかを説明しましょう(その4)

「ユーチューバーになれば儲かりそう」と考えている人は多いでしょう。
そして、「YouTubeを始めてみたいけど自信がない」と思っている人も多いと思います。

初心者が有名なユーチューバーの成功体験を読んでも参考になりません。
その点、私のYouTubeは有名ではありませんし、成功していません。つまり「成功していない体験」をお伝えすることができます。

私の経験を踏まえて、特技のない素人がYouTubeを始めたらどうなるかを説明してみようと思います。



その5:休日、夜は再生回数が伸びやすい


これは書道動画に限ったことではなく、YouTube全般に言えることです。

まず、平日よりも土日・祝日の方が再生回数は多くなるようです。さらに、昼よりも朝・夜の方が再生回数は多いようです。
だから、土日・祝日の朝・夜に動画配信した方が効率はいい。

しかし、これには落とし穴があります。
それは……

日曜日の夜は再生回数が伸びない。

YouTubeを始めてから2~3カ月、ずっとこの理由が分かりませんでした。
休日の方が再生回数は多いはず、夜の方が再生回数は多いはず、というロジックが通用しません。

理由について色々調べました。
すると、YouTubeの再生回数を伸ばす方法を掲載しているサイトを複数発見しました。そのサイトには以下のように書いてありました。

『YouTubeの視聴者数は日曜日の夜が一番多い。だから、動画配信は日曜日の夜にすべし!』

もう理由は分かりますよね?

全世界のユーチューバーは日曜日の夜にガンガン動画をアップロードします。
そして、競合が多い時間帯に配信したゴミ動画(うちの書道動画のこと)は淘汰される……というわけです。

弱小ユーチューバーはレッドオーシャン(競争相手が多く存在している市場)で勝負してはいけません。

つまり、弱小ユーチューバーはコソコソと配信しないといけないのです。

それ以来、私は作戦を変更して日曜日は15~16時に配信しています。そうすると、夜に配信するよりも再生回数が伸びました。
私はこの戦略的変更をブルーオーシャン戦略と呼んでいます。

もし、日曜日の夜に動画配信して再生回数が伸びない人がいたら、時間をずらしてみてほしい。

なぜなら……

弱小ユーチューバーはレッドオーシャンで勝負してはいけない!

ブルーオーシャンで勝負すべきです。


その6: YouTubeはネタになる


1円にもならないYouTubeチャンネル。私は6カ月続けています。
皆さんはこう思うでしょう。

何もメリットがないのか?

メリットが全くないわけではありません。YouTubeはネタとして使えます。
少し実例を説明しましょう。

自称ユーチューバーの妻とアシスタント(私)の小競合いを綴ったエッセイをサイトに掲載していたら、数百件のコメントをいただきました。
YouTubeに興味を持つ人は多いのです。

私が仕事で日本人や外国人と話しているときに「最近、ユーチューバー始めたんですよ」と言うと、かなりの確率で食い付いてきます。

「どんな動画ですか?」と聞いてくる取引先。

「いやー、妻の書いた書道動画なんです」と私。

「それ、奥さんがユーチューバーですやん!」
「そうですね。妻が自称ユーチューバーです」
「へー。ちなみに、URL教えてくださいよ!」
「嫌ですよー。恥ずかしい……」

こんな感じです。

YouTube自体が儲からなくてもネタとしては使えます。

プロのユーチューバーになるのは大変です。
視聴者が期待しているネタを考えないといけませんし、動画のクオリティも高くしないといけません。

でも、一方で、YouTubeは会社や個人にとって有効な宣伝ツールと言えます。私はYouTubeを顧客とのコミュニケーションを円滑に行うためのツールとして使っています。

無料で全世界に配信できる広告媒体、そう考えてみてはいかがでしょうか?


ここまで、参考にならないテーマを全4回でお送りしました。

YouTubeで稼ぐのは大変です。でも、特技のない素人(私)が動画配信しても、世界中の人に見てもらえます。

YouTubeを始めるかどうかを迷っている人がいたら、とりあえず始めてみてはいかがでしょうか?

ちなみに、私の掲載している動画がどれくらい低クオリティなのか気になる人がいれば、私のプロフィールにリンクを貼っていますから見て下さい。
きっと、「私の方がクオリティが高い!」と自信が付くと思います。

それでは。

<おわり>

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