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レゴランドの社長から学ぶ謝罪の仕方の大切さ。

レゴランドの本多社長が自ら油を被って火だるまになっておられると聞いて早速内見して参りました。

なんでもレゴランドの年間パスポートで入場する際に子ども用チケットで入場しようとしていると疑われた家族がレゴランド側のスタッフの間違いであったにもかかわらず説明や謝罪が一切なかったということで怒りの投稿をXにしたところ、それを見たレゴランドの本多社長がその家族とのDMの内容をスクショして勝手に公開してしまったようです。

さらにそのDMには「問題提起、ありがとうございます」「レゴランドの99%のスタッフは、お子様、ご家族、ゲストへの接客を心から生き甲斐にしている、いいスタッフです」と記載されており謝罪というよりは個人のエゴが散りばめられレゴランドならぬエゴランドになっていたため火力をぐんぐんあげておられました。

この対応に被害に遭った方も「DMの内容により、私は話もしたくないと感じましたので…」と流石に呆れているご様子でしたし、SNS上は当然
「レゴランドの社長は酒でも浴びてたのか?」「誠意ある謝罪って原因究明と再発防止とセットなのに個別のやり取りを勝手に公開して言い訳しかしないってヤバすぎる!」等、ブロックの代わりに様々なウンコが積みあがっておられました。


いやぁ、炎上って作り手によっていろんな角度あってレゴブロックのように無限のバリエーションがあるんですね。

「素直に謝る事ができない」というのは時として事態を最悪の方向へと導いてしまうという事を強く勉強させられました。


さてこの「素直に謝る事ができない」という現象、皆さんも人生で1度は経験があるのではないでしょうか?

かくいう私も苦い経験があります。

昔、大好きだった恋人と自分が原因で喧嘩になってしまった時「ごめんね」の一言が素直に言えなかったがために別れるという結末を迎えてしまいました。

まさか小さな喧嘩が原因で好きな人を失うことになるなんて、なんであの時ごめんねと言えなかったのがしばらく後悔しました。

必要のないプライドが邪魔したのかどうしても自分から「ごめんなさい」が言えなかったんです。

これは私の自論なのですが、まず問題が起きてしまった時に1番初めに考えなければならないのは「その相手と今後の関係をどうしたいのか?」だと思うんです。

多くの場合1番初めに頭に浮かぶのは「自分に非があるかないか」です。

自分が悪いから悪くないかに執着すると「言い訳」や「逃げ道」を考える事に思考が寄ってしまいます。

もちろん何でもかんでも謝ればいいってもんじゃないですが、良好な人間関係を築きあげたいと思った時に謝っておいて損することはありません。

まして自分にちょっとでも非があるこであれば尚の事です。


「何故その現象がおきてしまったのか?」「客観的に見て自分に非があるのか?」「どうしたら二度とその様な事が起きないか」なんて事は問題が解決してから自分の中で考える事です。

もちろん「こんな奴と今後どうなってもいい!」という場合には特大のウンコを投げつけてやって問題ないかと存じます。

かの有名な孔子も「間違う事が悪いのではない。それを反省して改めない事が間違いだ」とおっしゃっておりますので私の場合は本件を今後の自分の人生の肥やしにしたいと考えております。


PS
1つだけ例外があります。

もしも恋人が浮気をした時、素直に「ごめん!浮気した!でももうしない!お前の事が大切だって気がついたんだ!」と謝ってきても許してはいけません。

1回浮気したやつは必ずまたやらかします。

これだけは許されません。

是非そのような機会に直面した場合は相手の顔面に膝蹴りをくれてやってくださいませ。


おしまい

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