見出し画像

【マニア目線】MLBトレカ 2024 Topps Chrome Blackについて

■私とTopps Chrome Black

私はメジャーリーグカードのなかで、Topps社が発行している「Topps Chrome Black」という商品を特に好み、毎年収集しています。

※Topps Chrome Blackについて

毎年、海外のGroup Breakに参加しています。ブログに分析記事を書いたりも。

2023年も積極的に参加していました。

■2024年商品が発売


2020年から毎年発売されていますが、今年も発売されることになりました。なお例年は年末ごろの発売だったのですが、今年は大幅に早くなり、4月発売となりました。一体なぜ……。

チェックリストを眺め、トプクロブラックマニアの私から見た今年の商品の見どころを書いていきたいと思います。

◆山本由伸さん、今永昇太さんのルーキーサインカードが封入

日本人ファンにとっては嬉しい情報として、山本選手、今永選手の2人がMLBのユニホームでルーキーカードして封入されます。トプクロブラックは「直書き」商品なので、その点も嬉しいですね。

◆初のデュアルサインカードが登場

トプクロブラックにはこれまで入ってこなかった、選手2人以上のサインカードが初登場となります。

ちなみに大谷翔平さんのサインカードは、このデュアルサインカードのみです。ロサンゼルス・エンゼルスのトラウト選手とのデュアルであり、ドジャースのサインカードは封入されていませんので、ご注意ください。

◆新しいレアインサートカードも

60パックに1枚(1ケースが12枚なので、5ケースに1枚)という新しいレアインサートカードも登場します。

こちらには大谷翔平さんが含まれています。こちらの大谷さんはドジャースです。

◆年々増える生産量。パラレルカードもサインカードも

個人的にはあまり嬉しくない情報と言えますが、今年もパラレルカードの種類が増えます。基本的にパラレルカードは1boxに1枚(たまにオッズオーバーします)なので、増産です。サインカードもインサートオートや封入対象選手が増えるなどしています。封入対象選手が増え、増産しているということは当然、「箱価格と見合う結果は遠のく」という結果に結びつきます。円安、米国の物価高基調もあり、ますます厳しい道のりが待っています。

初年度2020からの比較

◆個人的な胸アツポイント

私個人としては初封入のレジェンド・ベテラン選手を楽しみにしています。具体的には

Jim Palmer
Hanley Ramirez
George Brett
Jose Reyes
Keith Hernandez
Andy Pettitte
Ryan Howard

といったレジェンド選手。

このほか、ブレーブスユニホームでは未入手のMatt Olson選手、昨年のAL首位打者のYandy Díaz選手、オリオールズに移籍したサイ・ヤング賞投手のCorbin Burnes選手もゲットしたいところです。

◆海外グループブレイクPYT価格




■総括

毎年この商品のサインカードを集めている私にとっては、すでに入手済みの選手が多数含まれているうえ、欲しい選手のほとんどは「箱代分で数人分のサインカードが入手できる」価格帯なので、基本的にBox開封は非効率となり、選択できません。初年度は1箱の価格が1万2000円だったので、たとえ所有済みの選手が出ても痛手にはなりませんでしたが、今年は恐らく150$前後=日本円にして25000円前後になるでしょう。

私の見込みではインサートオートを除くベースオートで箱代に見合いそうなサインカード対象選手はだいたい10分の1くらいです。そうした選手は当然、「SP扱い」ですので通常出にくいですから、それを考慮すると「ケースで1枚くらいの幸運」で、それなりに満足できる結果に到達できるといえます。

私は現在、2021~2023のベースオート未所有分をコツコツ購入していますが、とくにルーキーオートのほとんどは10$以下です。名の知れたベテラン選手でも50$に届くのは稀野球殿堂入りしている選手ですら多くは100$前後が良いところです。もちろん、箱開けは価格に見合うかだけで判断するものではありません。ただ、昨今の円安、物価高に伴い、ますますギャンブル性が高まっている現状は考慮されるべきかと思います。

■おわりに

いかがでしたでしょうか。ぜひ購入の参考にしていただければ幸いです。

ご意見、ご感想、心よりお待ちしております。今回の記事が面白いな、と思ったら、ぜひ前回の記事もご覧いただけると幸いです。記事が参考になった、という方はぜひ、フォロー・スキ、youtubeチャンネルの登録、ぜひお願いいたします!

この記事が参加している募集

野球が好き

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?