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駄作まみれの砂浜で

ライティングがほんとうに自分のやりたいことかなのか確かめるために、飽きるまで書いてやろうと丸々2日篭る土日を何度かもうけてみた。

しかし一向に筆が止まらない。むしろいつ飽きるのだろうとわくわくしている。

書くことに専念して連休を何度過ごしたって、書きたい気持ちが止まる気配がない。

むしろ一日に書いた記事数と文字数をきっちり記録するようになったし、ライティングのために睡眠を削ることを厭わなくなった。

やりたいことが20こぐらいあった2年前までは味わったことのない、この何ともいえない潮騒のような感覚。
頭の中は常に新しい記事のことと旅行のことでいっぱいだし、体は野心で燃え全身の血がざわざわしている。


今は、紙だろうがウェブ上だろうが、何かを書いているだけでとりあえずとにかく幸せ。
しかしそれだけでおさまらずに、書くことを生業にし、いささか誰かの役に立てればもっと幸せだ。
役に立たなくても、海を見たときのように心が動く文章を書けるようになりたいのだ。


今は駄作ばかり一生懸命書いているけど、いつか良作を大海原に送り出せるようこれからも駄作をいっぱい書きます(量産ではなく多作)!

それでもいまは、文章のひとかけらでも拾って持って帰ってもらえたら幸せだ。
砂浜に落ちている貝殻や角のとれたガラスみたいにね。




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