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ネタ切れはありえない

旅行サイトにて関西エリアの旅行記事を週2本書くようになって、3ヶ月が過ぎようとしている。

いまだにネタや写真のストックが切れそうにないので、毎週末のように旅行しまくっていた過去の自分を褒めちぎりたい。

もちろん連載が決まったときは、ほんとうに毎週書き続けられるのかという不安をひた隠しにして書いていた。

でもこのとおり毎週2本の契約を3ヶ月、つまりもうすでに30本ほど納品できたわけだ。


たしかに今までの旅行経験が原液になってはいる。

しかしそれだけではない。

「ネタ切れ」を想定しない、という前提があるから書き続けられるのだ。

掲載する写真が足りないときは撮りに行けばいいし、くまなく歩き回れば取り上げられるスポットはいくらでもある。気軽にアクセスできるので、じつは近所のほうが原液の量が意外と増えやすかったりするのよね。


だから「継続的にできそうにない仕事だから断る」というのはすごくもったいない。

始めてもいない時点で、続けられるどうかなんてわからないじゃない。

やってみて本当に続けるのがムリそうだったらやめればいいんだよ。


ネタを「切り売り」と考えていたら、ある日突然ほんとうに切れてしまいそうだ。

でもネタを「薄める」という考えでいれば、石鹸のように消耗のスピードがゆっくりになる。その間にまた新しい石鹸を手に入れればいい。

考え方次第でこんなにもできる仕事の量が変わってくるなんて、人間の頭ってスゴイよね。


以上、長期的な仕事をつくりだしたい人へ贈るエール的エッセイでした。






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