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子を育てながら働く、ということ

前回の記事には予想以上の反応をいただき、
呟きではなくnoteにしっかり推敲した文章を投稿するのって面白いなーと思いました。

★前回の記事コチラ★
結婚7年目。ワンオペ育児と管理職任用を経て、ようやく見えてきた大切なこと|EFY|note

が、忙しいとTwitterに「ねむ」とか呟くのに逃げがち。笑

先月産休に入り少しばかり余裕もできたので、つらつらと考えてることを残していきたいと思います。

◾️体力がなかったら乗り越えられなかった

第一子出産後に管理職任用いただいてから考えたことなどは前回記載した通りなのですが、まぁなんか、2度目の産休に入って2週間、復帰してからの5年間を振り返ってみても普通に大変でした。笑
育児も仕事もそれだけでも大変ですもん、そりゃ2つやったら大変です、旦那の協力があっても、外部に頼っても別に大変です。。

ふざけてよく同僚に言ってましたが、マラソンやってなかったら本当に乗り切れなかったと思います、仕事と育児の両立に限った話ではないけど、体力と健康が大切すぎる。
※私は中高大で陸上をやっており社会人になってからも産後も含めフルマラソンは定期的に出ており、1度ウルトラマラソンという100㎞マラソンにも出たことがあり体力にはまあまあ自信あり…

◾️何が一番大変か、の中身が予想外だった

子持ちで仕事することの何が一番大変か、を私は自分がその立場になるまで理解できてなかったなーと思います。
前述の体力はある前提で、何が一番大変か、って
「我が子が想像をはるかに超えてかわいすぎたので、いろいろな制約ができてしまった」ということでした。

何が大変やねん、って感じだと思いますが、私は元々そんなに子煩悩なタイプなわけでもなく、友達の子どもはかわいいけど知らん子どもは別に「子どもいるなー」くらいな感じだったし、どちらかというと自分勝手で自分の時間をめいっぱい使って自己研鑽したり好きなことをしたいタイプなので、ひとりめ出産前は保育園ギリギリまで預けるぞー!外部に委託しまくるぞー!そうすればキャリアと育児両立!!とか思ってたけど、まさかの息子がかわいすぎたせいで、そこに大きな大きな抵抗感がうまれました。

「自分の時間をつくりたい」という欲求と
「息子とずっと向き合っていたい」という欲求が常に相反する状態で出現して、
単純に外部委託ポイ!というわけにはいかず、よきバランスを見つけるのが一番苦労しました。

子がうまれるまでは、私が離れてるこの時間に息子に何かあったら一生後悔する…本当に預けていいのか今…?みたいな感情が自分の中に存在するなんて考えもしなかったです。

◾️「ワーママ」は一括りにできない

「学生」とか「主婦」とか「会社員」だって一括りにできないし、よくよく考えたらそんなの至極当たり前なんだけども、必要なサポートが人によってこんなにも違うんだなぁというのが発見でした。

友人の中には子ども3人うんでもバリバリ働いてシッターさんフル活用しながら育児も頑張りつつ、30代中盤なのにもうすぐ大企業の役員になりそうな子もいるし、
元々ベンチャーで仕事第一で働いてた子が、息子出現により優先順位がガラリと変わり仕事をやめて育児に集中していたり、なんかほんとに出産を通じてみえてくる価値観とか変化とかって面白いなあと思います。

でも我が子がかわいくてたまらないのはやはり共通している気持ち。

◾️この変化で夫婦間のGAPが起きる

ちょっと余談ですが…産後暫く24時間離れられず10ヶ月ずーっと腹の中で育てた母親に比べて(また旦那の話を出して旦那には申し訳ないけど笑)父親である旦那は産前の私と同じ感覚でいるわけです。
大変と訴えてると「シッターさん頼めばいいじゃん」とか「保育園もっと長く預けたらいいじゃん」とか言ってくる旦那に、産後のボヤボヤの頭で言語化できない(元々頭がそんなにアレなのかもしれないけど笑)静かな抵抗感がうまれ、イライラになるのだなぁと思います。

そして、いざ旦那が歩み寄りモードになり寝かしつけも送り迎えも完全に半々にしようという提案があったとき、嫌だったんですよね。
送り迎えは私が行けない時行ってくれたらいいし、寝かしつけも余程忙しい時以外は寝る前のおしゃべりとか、息子の「ママぎゅってして」を得るためにしたかったのか…と気付きました。笑
(ちなみに息子氏もうすぐ6歳、ぎゅっぎゅすると「暑いからやめて」と言うように…堪能しておいてよかったですほんとに。。笑)

◾️働く上でありがたかったことと、アンマッチ感があったこと

この感覚はかなり個人差があると思いますが、かなりダイバーシティが進んでいる会社に勤務しながらも制度とのGAPを感じることが結構たくさんありました。

【ありがたかったもの】
・やはりフルリモートワークの制度は最高でした。働ける時間が通勤時間分増える。
私の場合10-16時半と夜間だったのが、9時半-17時と夜間に。睡眠時間確保!
・病児シッターさん→シッターさんの中には在宅でお隣にママがいる状態でも見てくれる方がいるので、病気の時にママと離れる不安を強いることなく仕事もできるという安心感がありました。

【あっても使わなかったもの】
・企業内保育所あるよ!→満員電車にちびっこ乗せてけない…あぶない…
・病児保育施設と提携しているよ!→病児の時はちゃんと休ませてあげたい…
・(会社の制度じゃないけど)延長保育→早く会いたいのでそんなに魅力的にうつらなかった、産前は22時まで預かれるところとか探してたのに。笑 子どもその時間寝てるわ。笑

みたいな感じです、あまり制度の詳細を記載するとほぼ会社名が出てきそうなので一例のみ。笑

恵まれた制度と環境があって、すごく贅沢だとは思いますが、
わが子を大事に育てたい気持ちが「贅沢」になり、大事に育てたいならキャリアは諦めるしかない、ってのもなんかおかしな話だよなって思うわけです。

■どうしても大事にしたかったこと

手を繋いで保育園に歩いて向かう道でのおしゃべりとか、
保育園帰りの寄り道とか、そういうものを大事にしたい。
テレビや動画に頼らず、対話を大事にしながら育児をしたい。
一生懸命話してくれる息子の話は、急かさず最後まで聞いて理解してあげたい。
だってこんなにかわいい育児期間なんて永遠じゃないし…

でも、体力もあって頭も働く30代、育児は永遠に続くわけじゃないし、社会に自身の経験を還元したいし、息子が大きくなっても目標となる1社会人でいたいから、キャリアもちゃんと積み重ねたい。

と、そう思っていたら育児も超激務になって結果的に息子が寝付いた後にたくさんの残務をこなすことになってしまってたわけですが笑。
穏やかに、自己肯定感高めに育ってくれた息子を見て今のところ後悔はないです。
親の与える影響なんてきっと大きいようで小さくて、きっと半分以上自己満だし与えてもらってることの方が多いことも分かってるけど、だからこそ子育てでしか得られない楽しみはとことん堪能したいなっていう、これはもう私自身の欲求でした。

ただ…幸い私は多少の体調不良はあれど基本的には健康に過ごせましたが、ちょっと間違えてたら身体は壊していたと思います笑

そして、怒涛の第一子6年間を経て生まれる第二子が同じようにかわいかった場合(きっとそうでしょう…)どうやって両立するのか道筋が描けていません…
長男小学校1年生、次男1歳で復帰予定ですが、あのハードワークとの両立イメージが湧かない。。
なんとかするために体力をつけるのみ。笑

「捨てる」のも大事というけど、キャリアと子育てなんてやっぱりどっちも大事だし、どちらも捨てきれない(というか捨てなくて済むなら捨てるべきではない…)ものではと思ってます。
よほど健康か、超絶恵まれた環境にいない限り、どちらか必ず捨てないといけないのはおかしいなやっぱり。

「キャリア志向」「子育て第一」では割り切れない気持ちが、サポートできる社会の仕組みができたらいいな~。
何がいいか、時間ができたし考えてみよ。

参考:基本の平日時間割

6:00~6:30頃息子起床 しばらく布団で私がウダウダ(ねむい)
7:00頃 息子に強制的に起こされる なぜか起床はママ担当(息子が決めた)
7:30頃 あさごはん
8:00頃 ちょっとあそぶ
8:30頃 ゆっくり登園開始
9:00頃 園に到着
9:30までには… 業務開始
~超集中タイム。おひるは購入5分食べるの10分が基本…~
17:10   業務終了、ちょっとひといきつく
17:20 お迎えへ出発
17:30 お迎え
18:10頃 帰宅、夕飯準備(パパと分担してるので準備がない日もある)
18:30 夕飯、終わったらちょっとあそぶ
19:30 おふろ
20:10 お風呂出る、ちょっとあそぶ
20:45 本読む
21:00 消灯
22:00    寝付いたのを確認し業務再開
※26:00を目標にしていたけど、一度体調を崩したので24:00までに終わることを目標に業務…
★早く終わったらボーナスタイム!~25:00 ダラダラ

※自分で掃除は最低限、水まわりがっつり系はアウトソースしてます。育児がっつりアウトソースは私の心情的に無理だったけど、掃除はどうでもいいし嫌いなので笑、他人に任せることに一切の抵抗なし、というか、お掃除の委託なしでは生きられない…
掃除の外部委託も抵抗ある方いると聞くので、その抵抗感をうまく取り除くサービスあったら売れそ。笑


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