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これから働く君へ〜生きがいを持って働くための三つの秘訣〜③楽しむ

○○ちゃん

お母さんにはね、そんなにお互いにピッタリ価値観が合うわけではないけど、仲良くさせていただいている。

そんな人がたくさんいるんだよ。

どんな人にも、人それぞれ、良いところがあって、どんな人から学ぶことがたくさんある。

そんなとあるぴったり合うわけではない、むしろかつてはめちゃくちゃ喧嘩したことすらある先輩から教えてもらったこと。

それが

楽しむことなんだ。

その先輩はね、お母さんが、ある意味義務感からやらねばならないという思い込みにしばられてやり続けていた会社のイベントに、毎回参加してくださっていたの。

なんでそんなに毎回参加してくださるのか不思議に思ってある日どうしてこんなに毎回参加してくださるんですか?

そう聞いたとき

「楽しいから。わたし、楽しいこと大好きなの」


そう答えてくださったの。

お母さんは、そのとき、椅子から転げ落ちるくらいびっくりしたんだよ。

ある意味、やったらやったで楽しいけど、いつもねばならないが強かったお母さんにとって、


「だって、楽しいから」

そんなシンプルな答えは思いもつかなくて。


その頃くらいからかな。

何かやるとき、心の奥底から、楽しいと思えることをしよう。

どんなことも、楽しみをみつけてやっていこうって、ゆっくり変わっていったのかもしれない。

だから、振り返ってみると、お母さんは、ずっと楽しく働いてきた。

時にうまくいかなくて、不貞腐れたり、やめたくなったり、実力不足で自分がいやになったり。

だけど、やればやった分だけ経験が積み重なるし、過ごした年月が長くなればなるほど仲間が増えていくし、そして、何より、働くことを通じてお母さんはやっと大人にさせてもらって、だから、お父さんとも会えたし、そして○○ちゃんとも会えた。

働くことで、人の役に立たて、学べて、お給料もいただけて、会いたいひと、好きな人が増えて、そして、たくさんの経験を今もさせてもらい続けている。

それは、どこにいようと、誰とすごそうと、同じなんだと思う。


まずは楽しむこと。


どうせ働くなら、楽しんで働いていきたい。


そして最後に一つ。

○○ちゃんが生まれて、お母さんはますます働くことが好きになった。

○○ちゃんがいるから、帰るのが前よりより一層楽しみになった。

働きがい、生きがいが増えた。

○○ちゃんが社会に出るとき、こんな世界に生まれてきて良かった、すこしでもそう思える世界にしていくために、お母さんは今いる場所で、できることをできる範囲で一つひとつ、丁寧に大事にして、働いていこうと思うよ。




これが丸23年働いてお母さんがつかんだ生きがいを持って働く3つの秘訣かな。

今年で24年目。


新卒から一緒に働いてきた仲間と25周年を祝うのが、お母さんの目下の楽しみかな。

あと45年近く働けると思うと、楽しみでしかないよ。

働くって本当に有難い。

お母さんは、働くことを愛しているよ。

○○ちゃん、社会って楽しいところだと思う。

働くこと、楽しみにしていてね。




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