30代、はじめての就活をした結果

前回「30代、初めての就活」というブログを書いた。

この時期の面接の結果が(多分)揃いました。
ということで、30代、はじめての就活~結果編~


結果から言えば、6戦中3勝3敗。
面接の印象や気持ちの持ち方など、いろいろ勉強になったので1社ずつ記録していく。

まず1社目。地域で何店舗か展開されているクリーニング店の受付。
週3~4日、1日5時間の募集で、求めている条件にぴったりだった。

「慣れたら一人でまわす、給与は現金手渡し、シフトは上記以上入れない」とのこと。
源泉税や雇用保険の発生しない賃金で回せる人数を確保したい、ということなのがわかる。
さらに現金手渡しとは、なかなか個人経営だぞ!とちょっと警戒した。
不採用の場合は連絡なしとのこと。
約束の時間に電話がなかったため、ご縁がなかったということで。


2社目。完全在宅ワークのデータ入力系。出来高制。
完全在宅ワークのお仕事がどんなものなのか、今回初めて知った。
ここでまたしてもスキルのなさを実感するのだが、完全在宅ワークとはPCスキルがめちゃめちゃ求められる!
子育て中の主婦でも!という文言に使われる”主婦”は、元職種や持ってるスキルが絞られた”主婦”だった。
そりゃ完全在宅で仕事を完結させるなんて、相応のスキルがないとダメですよね。よく考えればわかることだった。甘かった。

しかしそんなこと言ってる場合ではないので、その中でも自分のスキルでできそうなお仕事に応募。
シフトは1週間ごと、急遽休む/出勤するはスプレットシートから削除/入力すだけでいいという好条件。
合否は1週間ほどでメール連絡とのことだったが、10日ほど経った頃にメールにて不採用通知。

正直、こんなのでも不採用ってあるんだ……と、ちょっと落ち込んだし、ものすごく不安になった。
しかしこの結果が来た頃には、他の面接もすべて終わっていたので、落ち込んでいてもどうにもならない!全滅だったときのために求人見よう!と切り替え。
何事も切り替えが大切だということも、この一連の就活でかなり身についた。


3社目。完全在宅のコールセンター。
これはもう、背に腹はかえられぬ!精神で応募。
事前にwebでの選考テストがあり、見るも無惨にボロボロ。電話面接だったが、恥ずかしくて飛ばそうかと思った。
ここでもう、やったことない面接の詰め込みに脳がキャパを超えて記憶があやふやとなる。
合否がいつなのか、採用者のみに連絡なのか、全然覚えていない。
現時点で連絡がないため、おそらく不採用。


4社目。テイクアウトも店内提供もしている、チェーン展開の飲食店。
面接時に即採用!
さらに、はじめは大変だから1日3hほどしかシフト入れない。とのこと。
聞いてはいたが……これは相当大変だぞ飲食……と身構える。
それでも、飲食の経験は絶対役に立つだろう。他が全滅ならきっとこちらがご縁なんだ。と覚悟を決める。


5社目。調剤薬局事務。本命の1社。
合否は1週間以内に、採用なら電話、不採用ならメール通知とのこと。
面接から2日で採用の電話があり、あまりの早さに驚く。
希望勤務時間より多く入ることになったが、希望より2時間多くなるだけ。
その分稼げるし、本命だったのでその電話で即決。


6社目。サービス付き高齢者住宅の生活補助(無資格)。こちらも本命だった。
介護や施設の利用者さんへの考えなど、とても働きたいと思える環境だった。
なんなら、自分の祖母を入所させても安心できると思ったほど。
合否は1週間ほどで電話またはメールとのこと。
1週間経っても連絡がなかったため不採用だと思っていたら、面接から8日後に採用の連絡あり。
連絡が遅かったのは、補欠だったのだろうか。
とても断りがたいと思ったが、こちらは仕方なく辞退。


ざっと6社分。
長くなったが、はじめての就活はこれにて終了。
およそ1週間の出来事。

自分にスキルや経験もなく、不採用も採用もどこにその要因があるのか正直全くわからなかったが、何が悪かったのか?と落ち込んだり、自分が否定されたような感覚は驚くほどになかった。

自分のできることはすべてやった、種は蒔いた。
あとはご縁を待つだけ。不採用でも採用でも、どちらもご縁。
そう思えたからだと思う。

不安はあったが、不安に思うくらいなら次の種蒔く準備をする。
求人を見る、応募のあてをつけておく。
スキルが足りないこともご縁だし、経験がないこともご縁。

これはどんな物事でも同じだと思った。
今回実践として経験した、前への進み方と気持ちの切り替え方などは、きっと新しい職場で躓くことがあっても使えるだろうと思う。


こんな、スキルなし、経験なしの30代はじめての就活が、誰かの何かの役に立つと嬉しい。
こんなんでも、動けば何かを得られる。と、気付いてもらえたら嬉しい。


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