羽世保スウィングボーイズ

今日は明治座にてみなるんが出演する舞台羽世保スウィングボーイズを
見てきました。あらすじは各種サイトでご確認いただくとして
今回のみなるんは出番もそれなりにあり、かなり重要な役どころでした
主人公の華丸さんの娘、栞役。大学生ながら結婚したい人がいる
と父親に言う女性。まぁこの段階で、なんで急に結婚?
まぁおそらくは・・・と想像してると案の定子供ができた、となるわけです
で、その相手が今回の話での重要人物、タップダンスの名手で
造船所チームのエースを期待されてるがレベルが低くて参加したくない!と
もめてる人物なわけです。
で、それでも参加はしてみたものの、レベルの低さに我慢できず
喧嘩別れすることに。ここで、見てて気付きました
あれ?これ彼氏説得できるのみなるんだけじゃね?超重要な役じゃん!と。
もめてる段階ではまだみなるんは妊娠のことは明かされていないのですが
彼氏を説得する時、やけに強気なんですよね、みんなに謝るか
明日何もなかったかのようにしれっと練習参加してこい
でなきゃ結婚やめるぞ!って。随分と強気だなぁ、と笑って
見ていたんですが、その後実は子供がお腹にいる、ってわかって
強気な理由がわかりました、そりゃ彼氏は言うこと聞くしかないわな(笑)
終始彼氏に対しても父親に対しても強気なみなるんですが
一番良かった場面は終盤、ジャズバーで歌う謎の女性歌手兼羽世保市長が
実は実の母親とわかって、二人きりで父親と別れた原因を聞き
自身の妊娠を告げるシーン。決して嫌いで別れたのではなく
自分の夢のために送り出してくれたことを知り、元に戻れない?
今度孫ができるんだよ?と告げると母親はおめでとう、と
みなるんを抱きしめます。この時まで母親は行方不明と
思っていたみなるん、状況を考えると父親、弟と
身内が男しかいないわけで妊娠、出産、子育てと
考えると当然不安でいっぱいなはずなんです。
それでもそんな不安を一切見せずに気丈に振舞っていたみなるんですが
実はすぐ近くに母親がいた、とわかり、妊娠を
祝ってくれたということで安心するわけですね
この母親役が元宝塚のトップ、大空ゆうひさん。
母親に抱きしめられてる姿はとても感動的でした

この舞台、博多こそ無事に参加できましたが
昨年8月の大阪公演は新型コロナの濃厚接触者となり
無念の降板となりました。当時、彼女から送られてきたメールは
本当につらそうでこのまま終わってしまったらさすがに
かわいそうだなぁ、と思っていました
しかもこの舞台経験をきっかけにSKE卒業を決めたことも
わかっており、思い入れの強い舞台だったはずです
なので1年経って東京で、しかも歴史ある明治座での
再演が決まりこの舞台にかけるみなるんの思いを
考えたら見に行かないわけにはいきません
女優大場美奈としての第一歩、タップダンス、和太鼓
元宝塚トップ、ベテラン役者との共演、と話題に
事欠かない舞台、以前、ハケンアニメで共演した女優さんが
一緒だったのは安心材料でしたね。
かつて、みなるんは主役じゃなくていい、主役の一番の親友くらいの
ポジションがやりたい、とマネージャーと話していたそうですが
今回の役はまさにそれに近い役。そういう意味でも
今後につながる良い舞台だったと思います

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