人生邂逅 ・まなび編 ◆体験談から -24

”波乱に満ちた”  再々就職

キャリコンの資格を取得できたのが2020年1月。

ところが、4月にはコロナの第1次緊急事態宣言が発出され、それと期を一にして前職(営業顧問職)は契約終了。 
また、サンデー毎日に逆戻り。
ハローワーク通いがスタート。

ここで、幸運が。

Shien.Lab主催のキャリア相談課(研究員同士がリアルなキャリア相談をリモートで実施)に勇気をもって参加し、その場で頂いたアドバイスを元に行動したことと、前職での人間関係が功を奏し、奇跡的に公的な就労支援施設での採用(業務委託先ですが)が決定。

資格取得から半年で、かつ経験なしという条件で採用されたのですから、 幸運としか言いようがありません。

と、ここまでは上出来!!!

しかし、人生はそう思ったようにはいかないもの。

まず、最初の難関は、
役に立っているという手ごたえ感のなさ。

週2日の勤務ですから、どうしても成長のスピードが低いのは致し方ない。としても
どうも、日々の成長が全く見えない。

相談に来られる方は、さまざまで、老若男女問わず、障害をお持ちの方や
色々な面で困りごとを抱えた方など。
キャリコンとしては、ある意味理想的な環境なのですが、
役に立っている。という実感がまるでない。のです。

正直3か月は、全く持って自己嫌悪の真っただ中でした。

自分が選んだ道は、ほんとうに正しかったのだろうか? 
何度もこのことが頭に浮かびました。

そして、それから半月が経った頃、わずかながら風が吹き始めました。

「ここにきて、話を聞いてもらうと気持ちがほっとします。」という言葉。

また、一人二人と担当させて頂いた相談者の方の採用が決まってきたのです

これをきっかけに、「やはり間違ってはいなかった。」と、こころに言い聞かせ、地に足が着いていったのを覚えています。

これで一安心!
気持ちにも余裕ができ、周囲を冷静に見られるようにもなったのです。
が、
それもつかの間。 好事魔多し!

今度は、職場内での難題が発生。

いわゆる、「職場の人間関係」が大きく前に立ちはだかるのです。

私だけではなく、同時期に入社した同僚も共通の難題に直面。
二人して、この難題に取り組むことになりました。

結果的には、半年に及ぶ必死の戦いもむなしく、敗れ去ることになります。

奇跡の採用獲得から、丁度1年でした。

これも、かけがえのない大事な経験。
先日も、現職でこの経験があってこその寄り添いができる場面がありました

この歳にして、どうしようもない人間関係を回避するため、退職の道を選んだこと。
    苦い経験ですが、それも成長の薬(?)なのでしょうか。


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