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ヒクソン・グレイシー

400戦無敗と謳われたヒクソン・グレイシーという格闘家がいる。

自分が総合格闘技を習っていたのも、このヒクソンの存在がとても大きく、ヒクソンがヨガをやっているという事も知り、そちらも始め、現在に至っている。

ルールのある総合格闘技というスポーツの一ジャンルの中で活躍していたヒクソンであったが、このヒクソンにはスポーツを越え、死を常に意識する武道家としての側面を常に感じていた。

また、ブラジル人でありながら、不思議と日本の武士の佇まいを感じてならなかった。

自分の大好きな桜井章一会長(これまた麻雀界において無敗の雀鬼と称される人物)とも刎頚の友であり、この関係が達人は達人を知るということを証明しているようで、本当に嬉しかった!

現在は格闘技で築いたを富やアメリカの邸宅をすべて放り去り、故郷のブルジルへと戻り、穏やかに暮らしていると聞く。

そこもまた、かっこよく、引退し、試合はもう見れなくはなったが、これからもファンとして、その生き方を追ってゆくのだろう。

いつか一度、本当に会ってみたい。

もののふのいきるみちをばたずねてはちょうどいいひだきょうもしぬなり

人の世に熱あれ、人間(じんかん)に光りあれ。