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空の星になれないなら、せめて家庭の灯になりなさい

Become the light of the home at least if it is not possible to become the stars above.

「空の星になれないなら、せめて家庭の灯になりなさい」

ヴィクトリア朝を代表する作家、ジョージ・エリオットの言葉である。

久しぶりにはっとする言葉に出会った。

無期懲役囚の美達大和さんのブログにて知ることができたのだが、今、自分が目指すべきは家庭の灯であることと、また、そうであれることに何か感慨深いものを感じ、こうしてその思いを記している。

ジョージ・エリオットは『アダム・ビード』などを書いた作家であることはぼんやりと認識していたが、改めて調べてみると男性ではなく、女性であり、様々な学問を独学で学び、変名で小説を書き続けていたという。

晩年に7ヵ月の結婚期間はあったものの、その人生の大半を独身で暮らしていたという生涯も興味深い。

早速、彼女の作品に触れてみたいと思った次第である。


さて、今日、10月22日は皇室の即位の礼が執り行われるという。

ただ、めでたいと祝うだけでなく、家庭の灯を地域の灯へ、社会の一灯と灯せるよう、自分自身を奮い立たせていきたい。


すやすやとねいきをたてるあこをせにけふもまひらんかてをかせぎに







人の世に熱あれ、人間(じんかん)に光りあれ。