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去年参加した「Vocal Asia Festival」がめちゃくちゃいいイベントだったので、おすすめポイントを書くよ。

昨年8月9日〜8月12日の4日間、香川県は高松市で開催されたアジア最大のアカペラの祭典、「Vocal Asia Festival」(通称VAF)に参加してきました。

「アカペラの祭典」というと、JAMやKAJa!やアカスピなど、「全国各地のアカペラバンドが競い合う場」を想像するかもしれませんが、VAFはそれだけではなく「アカペラの技術向上やプレイヤー同士の親睦を深める場」、としての側面が強いイベントです。(以下、公式サイトより抜粋)

◆Vocal Asia Festivalとは
Vocal Asia Festival(以下VAF)は、「Voice of Asia, Sing to The World(アジアのハーモニー、世界へ響かせよう)」をテーマに、毎年夏に開催されるアジア最上級の規模と質を誇るミュージックキャンプです。加盟国地域各地からの参加者が一同に介し、互いに親睦と芸術性を深め合う機会として2011年より開催されてきました。
出展:VOCAL ASIA JAPAN OFFICAL WEBSITE

例年VAFは中国や台湾、韓国で開催されており、日本での開催は初めてだったそうです。僕自身、これまで興味はあったものの、「海外行くのだるいし、英語できないし」というしょうもない言い訳を盾に一度も参加せずにいたのですが、さすがに去年は日本での開催ということで、アカペラ仲間と一緒に参加することにしました。

結論、めっっっっっっっっっっっっっっっちゃくちゃ行ってよかったです。

なんでnoteに書いてるの?

まあぶっちゃけ、この程度の内容はTwitterでつぶやけばいい話なんですが、去年は参加するまでに結構迷ってしまい、ギリギリで申し込んだんですよね。迷ったあげく参加しない、という可能性も大いにあったと思っています。

迷ってしまった理由は、「実際どんなイベントなのかよくわからんな」ということでした。

そして今年のVAFは「VAFex」として、まもなくオンライン上で開催されます。去年の自分のように「なんかすごそうだけれど、どんなイベントなんだろう…」という気持ちのまま、参加できずに後悔してしまう方が少しでも減るよう、個人的なおすすめポイントをこのnoteで紹介できればと思います。

おすすめポイント①:超豪華な講師陣による講座を受けられる!

まず講師陣が超豪華!

去年はアジア各国におけるアカペラ教育の権威、世界的に有名なアカペラグループのメンバーなどが講師として登壇していました。

今年の講師陣もすごい。

どのアカペラサークルにも「このグループなしにはアカペラは語れないでござるよwwwデュフフwww」と海外プロアカペラグループの動画を送りつけてくるアカペラオタクがいると思うのですが(偏見)、VAFexの講師陣はそんなグループが大集合したと言っても過言でもないくらい豪華です。

※伝わらない方は「アカペラワークショップ界隈のスマブラ」と言えばご理解いただけるかと思います(そんな界隈があるのか知らんけど)。

おすすめポイント②:バリエーション豊かな講座内容!

「アカペラのワークショップ」というと、多くの方は「アレンジ講座」「リズム講座」「ハーモニー講座」といったものを思い浮かべるのではないでしょうか。

去年のVAFでもそういった講座はありましたが、他にも「ステージングの考え方」「リードボーカルとしての振る舞い方」さらには「バンドの公開レッスン」など多岐に渡っていました。

また、ほとんどの講座が座学だけでなく実践を重視しており、「頭で理解する→実際にやってみる→体感的にも理解する」というプロセスを経ることで学んだことがその場で身につく実感がありました。

今年はオンライン開催のため、実践が難しい部分もあるかもしれませんが、上記のようなスタンスは変わっていないと思います。

今年の講座内容はこちらから確認できます。ざっと見た限り、プロアカペラグループのメンバー同士がトークしながら進めていく講座が多いようですね。「受講者の疑問に答えるよ!」といった記載もあるので、事前に質問を用意して臨むとよさそうですね。

※英語が苦手な方はGoogle先生に頼りましょう。PCからGoogle翻訳にアクセスし、講座詳細ページのURLをコピペ(手順は下図を参照)すれば、一瞬でページごと翻訳してくれます。かがくのちからってすげー!

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おすすめポイント③もちろんコンサートもある!

ここまでの内容だけでもお腹いっぱいになりますが、ワークショップだかでなくアカペラコンサートも楽しめるのがVAFのいいところ。

今年のVAFexでは5月21日の夜に、台湾を代表する4グループがコンサートを行うそうです。

特に、去年のVAFでも出演した「O-Kai Singers」(写真右上)は超おすすめ。4人とは思えないほど厚みのあるハーモニーと美しい歌声に圧倒されました…!

生で聴けないのが残念ですが、今年も彼らの演奏をとても楽しみにしています。

おすすめポイント④:アジア中のアカペラーと交流できる

VAFの期間中は参加者同士の交流も盛んでした。

もちろん英語で会話しなければならないのですが、講師を含め参加者の多くがが英語ネイティブではないので、比較的平易な語彙&スピードで話してくれます。

今回のVAFexでは、最終日の「ACA Day」という企画で、他の参加者とオンライン交流ができるようです。生まれも文化も言葉も違うアカペラ仲間ができるなんて、めちゃくちゃワクワクしませんか?

※ちなみに去年は一緒に参加したかくたあおいさんがリーダーとなり、大人数でのアカペラセッション「マッサカペラ」の企画を実施しました。またいつか、リアルの場で海外の方と歌声を重ねられたらいいなあ…と思います。

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「でも、お高いんでしょう〜」って思うじゃん?

ここまで紹介してきた今回のVAFexですが、参加費はなんと…

たったの1万円ちょい!!!(厳密には99ドル)

こんなご時世なので、特に一人暮らしの学生さんやフリーランスの方の中には経済的に難しい方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、ご自身サークルやバンドに持ち帰れるものがたくさん得られますし、アカペラを通じて言葉の壁や国境を超えた繋がりができるため、経済状況が許す方は参加して損はない、むしろ個人的には十分お釣りが返ってくるくらいのいい体験ができるのではないかと思っています。

ちなみに、仮に例年通りのVAFが開催されていた場合は、参加費はだいたい4〜5万、そちらに渡航費・宿泊費・現地で遊んだり食べたりする予算・お土産代などなどが上乗せされ、なんだかんだ10万くらい必要になると思います。

しかし今年はオンライン開催になったことにより、約10分の1の金額で参加できます。場所は自宅から徒歩0秒。なんなら布団の中からでも受講できてしまいます!(Webカメラをオフにするのを忘れずに笑)

こんな機会めったにないと思うので、ぜひ多くの方にご参加いただきたいと思っています(回し者ではないです、念のため笑)。

「でも、やっぱり英語が苦手だし…」って思うじゃん?

ここまで読んでくださっている方は、おそらく「参加したいけど英語苦手だから迷うよ〜」という方なのではないでしょうか?

ご安心ください。そんな方々のために、僕の敬愛するアカペラクリエイター・よっさん「日本人参加者同士で情報交換し合えるLINEオープンチャット」を用意してくれました。

情報共有といっても、ただ学んだことをシェアするだけではありません。講座参加時には受講しながら別枠でビデオチャットで接続しあい、「今、講師の方はなんて言ったの?」といったことをリアルタイムで質問し合うことができます。何よりVocal Asia日本副代表・Shigeさんもこのオープンチャットに参加されているので、困ったらShigeさんに聞けば言語の壁はなくなったも同然です(他力本願ですみません笑)。

こちらから申し込みが完了したら、上記のツイートに記載の手順に沿ってオープンチャットにご参加ください。
※前述のように、他の日本人受講者とチャットしながら受講したい場合は「Zoomでの参加」ではなく「Facebookでの参加」をご選択いただくのがおすすめです。

申し込み期限が迫っています!!

VAFexの初日から参加する場合、申し込み期限は5月15日の16時までですが、仮に期限を過ぎてしまったとしても、18日以降の日程は前日までに申し込みをすれば参加可能です。

記事を公開するタイミングが直前なってしまいましたが、特に定員があるわけではないようなので、まだ申し込みは間に合います。

一緒にVAFexを楽しみましょう!

※申し込みにおいてわからないこと、不安なことがあれば、僕にDMをいただくでも大丈夫です↓


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