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社会人のいろは!?〜「成功する組織とは?」編〜

仕事に限らず、共通の目標を達成するために協働する組織は多く存在する。
組織の中には必ず役割が存在し、それに準じた階級やセクションが設けられる。
もちろん、目標を達成するために強固な組織を目指すのは必然である。

私は、大学生までボーイスカウト活動を続けてきて、現在まで演技パフォーマンスチームの運営に携わってきた。
正直、私は運営をする中で大きなミスをしたことに後々気がついた。
しかしそれも一つの経験。

この記事では、私の組織運営(ちょっっっとだけの)経験も踏まえた上で、研修内容を自分なりに咀嚼してアウトプットしたい。
※本記事ではピラミッド組織を前提とした内容です。

組織に必須の三要素とは?

思考も性格もレベルも異なる人々が集い、同じ目標に向かって進むのは、簡単そうに見えて実は難しい。
そうした中で属する全員が正しい認識を持ち、それぞれのポジションにおいて励むべき3つの要素がある。

・スキル
・戦略
・マインドセット

スキルはいわばその道のプロフェッショナルである。
スキルは一日にしてならず、その道の師匠を探し、数をこなすことで身につく。(そんな私も全ての業務において千本ノック中)
例えば野球において、どれだけ運動能力が高くて、どれだけ頭がいい人だとしても、ボールを握ったことすらない人であれば試合で活躍はできない。

戦略は組織の意思決定においてブレイン的役割を担う。
その為に首脳陣が担うべき部分ではあるが、どれだけ現場の空気を把握できて、現場と乖離していないかを深く考慮する必要があるのではないだろうか。
この部分は完全に責任を持った上で、トップダウンにて進めることが望ましいと考える。

マインドセットは組織のカルチャー付けと切っても切り離せないものである。
組織を前に進める上でどういった意識を持つべきか、組織の末端まで正しく同じ認識を持つことが好ましい。
このマインドセットは組織の始動時に全員に認知することが重要ではないだろうか。

私は、自信がパフォーマンスチームの運営をする中で、戦略の立て方の誤り・マインドセットの難しさを感じた。

昨年、コロナウィルスによって演技を披露する場であったパレードが中止となった。その際、チームとしてどこに焦点を置いて進めるのか重大な局面を迎えた。当時、運営サイドと現場サイドの中間管理職のような立場にいた私は、現場に方針を任せたい運営と、上からの方針指示を待っている現場との板挟みになった。
当時の状況を客観的に考えてみると、現場がチームとしての戦略を立てるのは何人いても無理であった。
なぜならば、見えている範囲が明らかに狭いからである。

それぞれの立場によって見えている範囲は異なる。
下にいれば現場はよく見えるが、先はよく見えない。
上にいけば先はよく見えるが、現場が見えなくなる。

このようなピラミッド型では、トップ層が全ての責任をになった上でトップダウンで進める意思を見せることで、現場の信頼と組織の一致団結が出るのではないだろうか。
トップ層が言い訳を作らず、本気で向かった時に初めてマインドセットが現場にも浸透していくのではないかと考える。
いわば、上記3項目は一つでも欠けたら成立しない三位一体なのである。

「責任が取れない上司はいらない」
自分は絶対にそうはなるまいと強く思っている。

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