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ケモノと格ゲー。そしてディストピア世界観がたまらなく好き……そんなあなたに、『モフモフ戦線』の存在を伝えたい

まず始めに。

私は、
人の身にケモ耳を生やした獣耳人(けもみみんちゅ)が好きだ。
ちょっと臭そうなガチムチの獣おじさんが好きだ。
庇護欲をくすぐるかわいいケモショタが好きだ。
ちょっとおセンシティブなケモロリが好きだ。
デッカい夢と希望の双丘を上下にふたつ抱擁する人妻ケモノが好きだ。
ひたすらにカッコ良い孤高の戦士然とした獣人が好きだ。
暗い過去を持つ半獣人が好きだ。

……総括すると。
私は獣度問わず『獣人』という存在がたまらなく好きなのである。

いいや限界だ!!
そんな前置きは良い!!!私は急いでいる!!
インディーズゲーム紹介記事鮮度が命!

という訳で!!さっそくだがこのゲームを紹介しよう!!!


『モフモフ戦線』!!!!!


貴方も一介のケモナーであれば。
『モフモフ』という単語に響くものがあるはず。
ケモナーで格ゲー好きなら遊んで損なし。

Q.モフモフ戦線ってどんなゲーム?

A.ディストピア的世界観を舞台とした、かっこかわいい獣人キャラオンリーの骨太格闘ゲーム。

NintendoSwitchのニンテンドーeショップで定価700円。
高めのコンビニ飯とジュースのセットを一回、あるいはマックの期間限定セット一食我慢すれば買える値段!!

『破格ッ!』つまり『安いッ!』
買うしかないな!ポルナレフ!!

とにかく、獣人についての造作が深くて、キャラデザインの面ではどんなゲームにも負けないんだな。ま、難しいことはわっかんねーけど。

キャラデザインが百億兆点。

このゲームにおける、個性豊かなプレイアブルキャラ達の総数は7人。
彼ら彼女らは、
『孤児を安全な場所へ送り届ける』
『焚書から図書館を守る』
『獣人種の起源を解明し、完全な存在を作り出す』

等々、それぞれ違った目的や信念を抱えて戦っている……らしい。

……なぜはっきりと言い切らないのかって?
それは、まだ私には『モフモフ戦線』というゲームに隠されたシナリオの概要は愚か、一端のそのまた一端程度しか理解していないからである。
俺の推しなんて、ストーリーモードをクリアしたって大好物と一人称くらいしかわからないんだぜ……つれぇよなぁ……

……と、まぁようするに、
モフモフ戦線のシナリオは、ストーリーモードで六人の敵を相手に勝利を収めたり、用意されている特別なミッションをクリアしていくたびに、ほんの少しづつ明らかになっていくのだ。

……私自身、この世界の謎に踏み込めておらず、全貌がまだわかっていない。不確定な情報を書き込んでいる可能性がある事を申し訳なく思う。
いや、しかし、だからこそ。
だからこそ、この記事を読んでいるあなたに協力を仰ぎたいのである。

だから……「モフモフ戦線」買お……ねっ!!
「モフモフ戦線」……買おっ!!

……というダイマは置いておくとして、

モフモフ戦線のゲーム性は非常に奥深い仕上がりになっている。
ゲージを使って空中ダッシュしたり、ガード削りを受けない無敵防御で相手の攻撃を弾いたり……
受けたダメージを回復する公式チート技持ちだとか、
『攻撃をする、あるいは受けるまで周囲の風景に溶け込み、不意打ちを狙えるコマンド技を持つ』という一風変わったキャラも存在する。
もちろんガードを無視して間合い内の相手を問答無用に吸い込み、派手な爆発音と共に大暴れする投げキャラもいる。許せねぇよなぁ?

そんな風に7人それぞれが固有の能力を持っており、
“誰を使ってもそれぞれ違った違う操作性を楽しめる”という面白みがあるのである。


さて。この時点でこのモフモフ戦線について少しでも興味を持っていただければ嬉しいのだが、まだまだ魅力は語り切れていないので、もうしばらくお付き合いいただこう。

お次に話したいのは、
『全キャラにグッドデザイン賞を贈りたい程に秀逸なキャラデザ』
について。

このゲームは、一目見ればその子のコンセプトがわかるぐらいに、と〜にかくキャラデザインが素晴らしいのである。

早速だが、その一端を紹介しよう。

こちらから見て左側の、黄色い毛皮の獣人の少年がストファイで言う「リュウ」ポジションのキャラクター。
その名も「ジグ」君である。
とにかく仕草言動、攻撃、被ダメモーション、キャラデザインなど、ありとあらゆる点においてケモショタについて理解っている、
「完成されたケモショタ」
なのである。

あまりにもあまりに完璧すぎるデザインは、
「今後誰がどんなケモショタを描いてもジグ君というデカすぎる存在にぶち当たってしまうのでは…?」と不安を覚えるほど。

ほら、もうこの……時間切れ敗北モーションと勝利モーション……ね?

とまぁ、とにもかくにも、
給料日直前の口座残高並みにすっからかんの語彙では語り切れない程に登場キャラ七人ともに秀逸なキャラデザ、複雑なバックストーリーを抱えているのだが、そんな中でも私は……
私は……

KATANA使いの兎人、
「ダイフク」が好きだ。
う~ん…デカい。

いや、デカいな……。
デッカ!!
すごいデカいな……腹筋のくぼみ……腹斜筋の影……あと何がとは言いませんけど……フフ……彼女を始めて見た瞬間……いえ、下品なのでやめておきますね……
フフ……


という説明不要なくらいに直情的な動機で彼女に興味を持ったのだが、
このダイフクという娘、想像以上なクールキュートガールだったのである。

「何言ってんだコイツ……」とドン引きされているかもしれないが、
めげずに彼女のここ好きポイントの一端を紹介していこう。

強攻撃の辻斬り。
刀を振り抜く瞬間、伏し目になる。めっちゃくちゃかっこいい。
ゲージを使って相手を斬り上げるコマンド技、月光斬。
技終わりの着地モーションもかっこいい。

ね?スクショが一枚づつ並んでるだけでもかっこいいでしょ?
でもそれだけじゃないんだなこれが!!

DOGEZAに見せかけ、耳を使った不意打ち。
外道。良い。
そしてこの顔である。

良い。

気絶時は直立不動で立ち寝する。
普段の立ち姿からは想像もできない姿勢の良さ。
かわいい。

良い。

空中で放つ中段攻撃。
相手にヒットすると、「にゃーん」と気の抜けた猫の鳴き声が鳴り響く。
かわいい。
そして腕の筋肉が想像の4割増ぐらいでデカい。
かっこいい。

ィ良いッ!!!

最高!!この引き締まった腕がいいね!!殴られてぇなっ!!

この一コマに、“デカいね!”ポイントを贈呈したいと思う。
何がとは言わないが。

ひとえに「兎の獣人」というと、“脂肪の少ないスレンダーボディ“といったイメージがあるかもしれませんが、
成熟したメス兎の首下には、肉垂(にくすい)、マフマフ、デュロップなどと呼ばれる、ぽよぽよの脂肪塊がつく事があるので、学術的観点から見ても、

『メス兎にはどれだけ胸を盛っても良い』

とされています。
もちろん個体差はありますが、
「肉垂の大きなメスは兎界でも良い女」とも言われているのだとか。
ふ~~~ん。つまり……なるほど……。
なるほどですねぇ……………

ふ~~~……(クソデカ深呼吸{吐くタイプ})


……と、一推しキャラのダイフクについて語らせていただいたが、
このゲームの魅力はキャラだけにあらず。

このゲーム、背景デザインやグラフィックにも、ありったけの力が込められているのである。

これは、オプションのデザイン調整画面。
ここでは、戦闘時のエフェクトや、スコアボーナス表示の有無、言語表示の設定ができる。

ここで一番上の項目、メータータイプを弄ると……

体力バーや、必殺を打つためのエクストラゲージ、気絶エフェクトの見た目が大きく変わる。
このままでは背景に馴染まず、ちょっと不気味だが……

これに合わせて色彩フィルターを調整すると……

色彩調整後の対戦画面。
背景の雰囲気とマッチしていてとても良い。

全体的に暗く、暖色を基調とした色に調整すると、スチームパンク感が醸し出されて一気に味のある雰囲気に。同じキャラのストーリーモードを周回していても全然違う印象を受ける。

その他にも、色彩を白に合わせて設定してみると……

画面まるごと白黒に!
まるでゲームボーイで遊んでいるかのような懐かしさと共に対戦を楽しめる。

BGMに8bit音楽を設定したくなるような画面。
今後の更新、あるいは次回作に期待したい。


そんな中でも、私が注目したのは三つ目の項目であるブライトネス。
いわゆる画面の彩度。これをもう少しいじると……

全体的に黒いカラーリングのダイフクがほとんど見えなくなってしまう程に暗い。
暗闇縛りPvPで戦ってみるのも面白いかもしれない。
なお一緒に遊ぶ相手は……

完全な暗闇の中で、セルフ縛りを科して戦う事もできるのである!
ちなみに私はこれでストーリーを遊んでから格段に勝率が上がった。
なぜ。

もしかして、これが……才能……?

もちろん違う。
これは後述するモード設定の賜物だ。
自惚れを慎めよ。




……さて。

これまでは、このゲームの良さをひたすら書きなぐってきたが、
最後に一つだけこのゲームへの不満を挙げるとすれば、

「チュートリアルモードが無い」という点に尽きる。

このゲームは、CPUがメタクソに強い。
難易度イージーでもそれなりの強さを誇るのだが、

ノーマルであればそれはもう、
不用意に飛ぼうものなら対空狩り!隙を生じぬ確定コンボ!
一瞬でもコマンド入力に手間取ろうものなら掴んでガードめくりの応酬応酬!息つく暇もない激アツバトルでドッカンドッカン!!

ハードモードなんてこの先一体どーなっちゃうの~~~!?

……その反面、
基本的操作を覚えるためのチュートリアルモードが存在せず、
戦闘だけを楽しみたいのであれば、選択できるモードはストーリー、フリーバトルそしてトレーニングモードの三つに絞られてしまう。
技コマンドは一時停止画面で確認するしかないのだ。

一応、キャラ毎に用意された操作デモが用意されており、全ての技のコマンド入力の確認ができるのだが、覚えたいコマンドを個別に見る事はできない。いやもしかしたら何かしらの操作で巻き戻しとかできるのかもしれないけど……

そのため、トレーニングモードでコマンドを練習したり、公式サイトをチェックする習慣が無いプレイヤーが置いてけぼりになってしまう点は少しだけ気になる。

……なので、
モフモフ戦線をプレイして
『敵が強すぎて全然勝てない!』
『初戦から進めなくてつまらないかも……』

という印象を抱いてしまった方々に朗報を送ろうと思う。

戦闘開始直前には、難易度やラウンド数などの設定を弄れるのだが。

注目したいのは、黄色の枠で囲まれた『system style』の項目。
今現在はデフォルト設定のMofumofu。

設定の一番上にある項目、
『システムスタイル』”クラシック”に設定する。

そうすれば、ゲージを使う必殺技や、ガード時の反動で距離を離されたり……といった難しい戦略性を取っ払ったシンプルな戦いができるようになり、持ちキャラの強い動きを覚え、相手の動きに合わせてひたすらに強ムーブを擦っていれば勝てるようになるのだ。

これも新規勢のため…卑怯とは言うまいな……

モチベーションとは、自信に大きく左右されるもの。
結果や過程がどうであれ、『勝った』という経験さえあれば、それ以降は、負けたとしても、「何が悪かったのか」を考察する余裕が生まれるのである。

私もいまはこれで修行中の身。
体感では勝率が七割くらいは上がった気がする。
デフォルト機能で戦うのは……もう少しコンボ練習してからだな……。


……とかなんとか。
話が脱線しそうだったので、この辺りでそろそろまとめに入ろう。

可愛いキャラデザに反して重厚なストーリー。
ただひたすら正確に暴虐を尽くすCPU。
自分好みに設定して遊べる画面表示。

煮詰まった『癖』と遊び心に溢れるこのゲームは、
クリエイター、“BURNSOUCOU“様が、
プログラミングツール『プチコン』を用いて一人で制作されたそうだ。
すげぇや……


今回紹介したゲーム、『モフモフ戦線』。
獣と格ゲー……そしてディストピア世界観がたまらなく好きな誰かに届いたのならば幸いである。



……さて、と。
ここから先は私の願望を吐くターンなので、興味が無ければ読み飛ばしてもらって構わない。


少しでいいから!!もう少しだけでいいから!
ダイフクの情報が欲しい!!!!

『彼女の年齢、出身、目的、スリーサイズを調べて見ました!!』
分かりませんでした!!

いかがでしたか!?

みたいなスカスカまとめサイト並の情報量だっていいんです!!!
わからないのがわかったのならいい!!

ストーリーモードをクリアしても彼女の目的とか主義主張がなんにも分からないの!!酷ではないでしょうか!!!
それとも、オマケ要素のミッションで彼女の出自とかわかるんでしょうか……!!??分かるなら!!嬉しい!!!!

情報を……公式から供給された推しの情報が、喰いたいんです……!!!!

わああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!(盛大な爆発)



……と、妄言を吐いたところで、
今回はこの辺りでさようなら。

読者様方が良きケモナーライフを送れますよう、
心からお祈りしております。

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