私は絵本が大好きで、
自宅には約400冊絵本がある。

娘たちの生後2ヶ月から読み聞かせを始め
小一になった現在も
ほぼ毎日読み聞かせを楽しんでる。

私がなぜこんなに絵本を大切にしているかというと、
保育士として働く中で絵本を通して
たくさんの感動する体験をしたから。

はじめに配属されて5年働いた園が
絵本の読み聞かせをとても大切にする園で、
園長先生が絵本に詳しい方だった。

この園長先生との出会いが
私の絵本好きのきっかけで、
そして今の子育てにも彩りを作ってくれている。

その園では、
3歳未満児のクラスは毎日5冊位、
年少さん以上のクラスも毎日3冊位
読み聞かせをしていた。

保育園の生活と絵本とが
密接に繋がっている本当に素敵な園。

読み聞かせた絵本は毎日
保護者の方の見えるところに飾り、

園長先生がその絵本を見ては
そのクラスの保育士に
「絵本選びについて」指導してくださった。

「年齢に合っているのか」
「どうしてこの絵本を選んだのか」
聞かれ選書の理由を説明する。

だから毎日の選書にもかなり
気を遣ってた。

退勤後は絵本の研修に行き、

毎週末は図書館に行き、
15冊ずっしり絵本を借りて
また月曜日出勤する。

その生活の中で、
年齢に合った絵本、良い絵本に出会ったのだ。

毎日子どもたちに読み聞かせて
子どもたちの表情、言葉を感じ、
幸せな時間を過ごした。

絵本についてたくさん学ぶ中で
絵本が大好きになった5年間だった。

その後違う園に配属され、

その園にはまた別の大切にしていることがあり
絵本の読み聞かせ、絵本の選書については
あまり重視してなかった。

「あの5年間で私が学んだこと」が
どんなに貴重がやっと知れた。

数年後に双子が生まれ、
生後2ヶ月から絵本の読み聞かせを開始。

睡眠時間もほぼない
バタバタの双子育児の中

双子の間に寝っ転がって
3人で絵本を見る時間が
私にとっては癒しの時間。

幸せを感じる時間だった。

そしてその時間を今も大切にしてる。

先日小一の娘に
「どうしてうちは毎日絵本を見るの？」と
聞かれた。

「私が絵本を一緒に読みたいからだよ。
みんなと一緒に絵本を見るのが
好きだからだよ」
と話したら

「そっか！
毎日絵本を見れてよかった！！」
にこっと笑って喜んでくれた。

「もういや！」と
言われるまで、
まだまだ絵本を読む時間を
大切にしていきたい。