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からあげくんと女性巡査

午後2時に図書館で原稿を一本書き上げ、帰り道LAWSONで大好物のからあげくんとカリッと堅揚げボテトチップスを購入し、自宅マンションまで帰ると駐輪場に女性巡査がいた。なんかあったんかいな?と思いつつ、チャリンコを停めようと右手でからあげくん等が入った袋でサドルを持ち移動させていたら、なんとからあげくんが袋ごと後輪と車体の隙間に挟まる、という難儀な事態に。
「なんやねん、たまらんわ」
そのオレのつぶやきに女性巡査が反応する。
「最悪ですねぇ」
「ほんま最悪」
「ズタズタなってんちゃいます?」
「からあげくん、大丈夫かな」
「からあげくん、私も好きです」
「これからこれで一杯やろかな、思って」
「それは残念かもですね」
・・・そんなやりとりをした。
ややぽっちゃり体型。たぶん体育会系だろう。元柔道部かな?いや柔道部であってほしい。ソフトボール部のキャッチャーでもええな。ヒンズースクワット余裕で100回ぐらい出来る女子が私は大好きだ。
「なんとか大丈夫ですわ、からあげくん」
「よかったですねー」
「ちゅうか、このマンション、なんかあったんすか?」
「いや、ただの巡回です」
「なるほど」
「後で家行くかもしれません」
「あ、あぁ」
・・・警察官に初めて、家来てほしいなぁ、と思ったのでありました。アホですな、ワシ。

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