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装ひ堂のブックカバー徒然

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店主こだわりのブックカバーについて。
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ご案内|トール文庫サイズの対応レーベルについて

「本の装ひ堂のトールサイズは、平凡社ライブラリーさんも入るんですよ。」 …と、お客さまがお知り合いの方にお話されているところを、今までに何度かお見かけしております。 装ひ堂式ブックカバーのおすすめポイントの一つとして、良かれとお話くださっているのは重々承知しておりますが、私はその度に訂正させていただくことにしています。 それは、誤解を招いてしまうことを危惧しているからです。 今日はトール文庫サイズの対応レーベルについて公式に発表しておこうと思います。 特長の一つとして以

ご案内|本の装ひ堂には、文庫のサイズが2つあります。

ハンドメイドのブックカバーを販売なさる方は、この世の中、とても多いと思っています。 でもそのうち、読書を趣味となさる方がどれくらいいらっしゃるのかなと、ふと考えます。 ブックカバーの形というものは、大体に於いて似たり寄ったりですから、なるほど、ブックカバーを縫う技術をお持ちの方はきっと多いのだと思います。 でもそれは本を読む人にとって、最良のものなのだろうかと、10年経った今も考え続けています。 弊店がブックカバー製作を始めてからというもの、一番考えて、今も悩み続けている

ご案内|初めての文学フリマ、さてどうする?(初来場の皆さまへ)

※おことわり※ この記事は、先の《文学フリマ大阪11》の開催を目前にして、一度公開した記事です。今回、《文学フリマ福岡9》用に、データ部分のみを修正いたしましたので、季節の挨拶等、現在とは合致しない点がありますことをご了承くださいませ。初っ端からいきなりお盆の話題です…わはは。 「本の装ひ堂は10月22日、文学フリマ福岡9に出店します。」 連日のアイロン地獄からこんにちは。本の装ひ堂店主です。台風が来たり、猛暑だったり、お盆だったり、かき氷だったりですが、お元気にお過ごし

徒然|本の装ひ堂を知ってもらうために。

本の装ひ堂のブックカバーを取扱いたいとのお申し出をいただくことが多くなった。 手放しで喜びたい気持ちはあるが、現実はそうはいかないことが悲しい。 当店のお客さまが少ないエリアでは、かなり厳しい結果になるからだ。 誰も知らない地で開催することは一見、可能性を多く見出せるような気になるけれども、ある程度既存のお客さまがいてくださらないと、話は広まらないものなのだ。 また、その地で開催することを喜んでくださるお客さまの顔が見えなくて、装ひ堂本人も苦しい。 当店のブックカバーは

文学フリマ大阪11ご来場御礼

9月10日(日)文学フリマ大阪に参戦いたしました。 これまで、地元である福岡の他、広島、東京と出店してきましたが、今回は初の大阪です。 とはいえ、大阪では何かとご縁をいただいておりましたので、あまりに頻繁に伺いすぎていて既に飽きられているんじゃないかと、逆に心配しておりました。 ふぅ…そんなことなかった。 関西の皆さまは心優しい。 「出店者の入場は10時開始で、一般入場は11時か…でもこの行列じゃ、20分くらいにしか入れそうにないから…うわ〜、40分で準備できるんかな

徒然|私は。

私は 自分で選んだ布地を 自分で選んだ材料で その布の素敵な部分が一番活かされる方法を考えながら製作して、 自分が欲しい機能を備えた《装ひ堂式ブックカバー》をお買い上げいただく、 その喜びを知る 唯一の者だ。 大丈夫。 頑張れる。 #本の装ひ堂 #装ひ堂式 #ブックカバー #ブックジャケット #bookjacket #文庫 #文庫本 #新書 #ビジネス書 #単行本 #四六判 #ハードカバー #文芸書 #福岡 #読書 #本好き #本好きな人と繋がりたい #本が好き #本

徒然|ブックカバー屋でいるうちは。

私は常々思っているのですが(笑)。 ラッピングを生業としていたものからすると、センスってバランス感覚だな…と思うのです。 包装歴が長くても、リボンの形や大きさ、包装の美しさに頓着しない人って、意外といるんですよ。 不器用や雑というのとはちょっと違っていて、『美しい状態』が理解できていない人。 例えば着付け。 「自分で着たんですよ」という人を見たときに、何故だか『自分で着る人はみんな一様に同じ出来映え(着姿)』だと思い込む人が多いんです。 もちろん実際には、完璧な美しい着付

お知らせ|新規取扱店《古本や檸檬dépôt》さま

残暑厳しい日が続いておりますが、本の装ひ堂から新規取扱店さまのお知らせをいたします。 福岡県北九州市に店舗を構える《古本や檸檬dépôt》さまです。 こちらは創業1958年という老舗で、海外ミステリやSFの本を数多く取り揃えた古書店なので、ハヤカワポケットミステリや今では手に入れにくい作品などもあり、本の装ひ堂店主はウハウハです。 ※一部、新刊もあります。 装ひ堂は、東京や大阪でのイベント出店が多いため、そのエリアの方には装ひ堂式ブックカバーは比較的手に入れやすいと思うの

ご案内|初めての文学フリマ、さてどうする?(初来場の皆さまへ)

「本の装ひ堂は9月10日、文学フリマ大阪11に出店します。」 連日のアイロン地獄からこんにちは。本の装ひ堂店主です。台風が来たり、猛暑だったり、お盆だったり、かき氷だったりですが、お元気にお過ごしでしょうか? 先日から装ひ堂は、各種SNSで「《文学フリマ大阪》に出るんだよー」と、上記の宣言をしておりましてね。 簡単に「来てねー」などとお願いしているものの、もしかして皆様にとって、『《文学フリマ》に来場すること』ってめちゃくちゃハードルが高いことなんじゃないかと思い当たりま

お知らせ|装ひ堂式ブックカバーの価格について

暑い毎日が続いておりますが、お元気でお過ごしでしょうか? 各種SNSでは以前からお話しておりましたが、今日は価格の改定について、お知らせいたします。 数ヶ月前から材料費が高騰し始め、運営に支障をきたすようになってまいりました。 最初は表地、裏地などの生地から始まりましたが、このままでは他の部品の値も上がってくるのは時間の問題だとの予測を踏まえ、ほぼ全ての材料の価格が落ち着き出揃ったところで、9月1日より、ブックカバーの価格を改定させていただくことにいたしました。 従来の

御礼|ワンデーポップアップ(ダイハン書房高槻店さま)

一泊二日で大阪と広島の弾丸出店をしてまいりました。こんな無茶なスケジュールをこなせる年齢ではないだろうが、と猛省中の装ひ堂です。だって、行き倒れるかと思いましたから…笑 先日からnoteでもご案内しておりました通り、本の装ひ堂がとてもお世話になっている『ダイハン書房高槻店』さまの営業最終日(7月31日まで)が近づいておりまして、22日(土)に、《ワンデーポップアップと装ひ堂店主の本棚》というイベントを行いました。 ①装ひ堂式ブックカバーを100枚以上揃えまして、店頭での販

お知らせ|《本屋 ni 本屋》に参加します。

《本屋 ni 本屋 本屋 in 本屋》 なんて素敵なネーミングでしょう! 蔦屋書店熊本三年坂という県内で一番大きな本屋さんの中に、個性豊かな本屋さんが店を開けるという、ワクワクイベント。 この素敵な催しに、本屋ではないけれど本の装ひ堂もお誘いいただき、錚々たるメンバーの中にこそっと紛れて、2日間営業いたします。 蔦屋書店熊本三年坂さまには、この4年間度々お世話になっていますが、夏開催のイベントは初めて。特に最近は、和柄のみの限定イベントだったので、久しぶりに洋柄もお持ちで

お知らせ|ダイハン書房高槻店さまへの感謝を込めて

本の装ひ堂が3年前からお世話になっている書店、ダイハン書房高槻店さまが7月31日付で閉店なさると伺ったのは、6月の初めのことです。 衝撃でした。 お世話になっているから…はもちろんなのだけれど、それだけではなく、この書店さまの企画力を含めた頑張りは、Twitterの読書アカウント界隈では誰もが認めるところだったからです。 「本が売れない」という書店さまの嘆きは方々から漏れ聞こえてきてはいたものの、ここまで頑張っているお店でも、運営していくのは難しいことなのか…と、現実を突

徒然|文学フリマ東京、ご来場ありがとうございました。

東京から戻り、熊本へ行き、福岡(家)に戻る。 やっと日常の装ひ堂です。 こんにちは。 いや、でも来月はまた熊本に行き、大阪に行き…の日々なんですけれども。 なんとか生きてます。 先月の19日〜22日まで、東京におりました。 今回の上京目的は2つ。完全予約制のオーダー会と、来るもの拒まずカモンカモンな文学フリマ東京というイベントをこなすことです。 初日:往路日 2日目:本の装ひ堂×イトマイオーダー会(満員御礼) 3日目:文学フリマ東京36 1日目:復路日 という強行スケジ