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ブルワリー設立の軌跡 vol.02

初めに

僕の投稿を初めてご覧いただく方、初めまして!
東京の町田市出身、現在25歳のむねきよと言います。
3年後の2025年にビールの醸造所(ブルワリー)立ち上げを目指しています。
ビールの世界を志した理由、目標などが書いてあるvol.01も是非ご覧ください。

先日投稿させていただいてから有難いことに多くの人にメッセージをいただきました。
「がんばれ!」「一緒にやりたい」「俺、私もこういうことやりたいんだよね」
などなど。
特に最近連絡を取っていなかった人からこういう言葉が聞けると、
ちょっぴり勇気を出して投稿してよかったとしみじみ感じております。

半面、よりたくさんの人に見ていただけていることを意識して表現には気を付けなければいけないなとも思っています。
気になることがあればコメントで教えてくださいね(笑)

今回は仕事を辞めると決めてから現在までを書こうと思います。

仕事を辞めるという決断

決断したのは2021年の春~夏。
自分の気持ちに気づいてから決断するまで、
とびきり臆病な僕は3か月もかかってしまいました。

きっかけはある友人の一言でした。

「お前、今の仕事合ってなくね?」

あんま人に言わない、言えない言葉ですよね。(笑)
彼は僕が前職でやりたかったことを就職活動の時期から語り合っていた仲でした。

しかも

「最近仕事で結果が出てきたんだよね~」

「入社前にやりたかったこととは離れているけど仕事の楽しみは自分で見つけていかなきゃな~」

という僕のちょっとした自慢話をぶった切ってきたわけです。(笑)

正直一瞬イラっとしましたがなるほどなと思いました。

一番やりたいことを諦めて無意識に70点を目指してたのか。。。

就活時に話すことってキレイゴトばかりですよね。

キレイごとや理想論を諦めるのは早すぎるんじゃないか?
そもそも失うものないな?

と考えるきっかけになりました。

僕の周りには裏表がなく、素直な、透明感?(使い方まちがってます)のある人が多い気がします。

感謝しかないです。

決断~退社

人前で話すこと

この時期に意識していた事といえばとにかく人に目標を聞いてもらうこと。
理由としては

1.目標をブラッシュアップしていく
2.自分を動かざるおえない状況にしてしまうこと

やっぱり人と話していると多くのなんで?をいただけるわけです。
そんな時自分でもなんでこう思ったかわからないこともありますし、
新たな自分の考えにも気づけることもありました。

そして自分に発破をかけること!
なんてったって居酒屋だけの意気込みはゴミですから。
これはすぐサボってしまう自分ならでは?の方法です。

ブラッシュアップ( brush up )とは、 磨き上げる ことを意味する 言葉 。. brush up の brush は、 名詞 では「 ブラシ 」の意味だが、 動詞 では「 綺麗 にする、磨く」「 軽く 触れ る、かする」などの意味をもつ。
Wikipedia

親への報告

親と就職や転職で揉めた。みたいな話はよくあるのではないでしょうか?

僕の家はドがつく程の天然母に退職の報告をすれば良い。

ですがそう簡単にことは運びません。(笑)

「ありえない」「成功するわけがない」「あなたはまともだと思っていた」

などなど。。。
散々に言われました。

最後は優しい母、
「ま、本当にやりたいなら応援するけどね。その代わり高級老人ホーム入れて」
1億円ですむかすまないかの契約を半強制的に結んで話は解決に向かいました。。。。(笑)

在宅介護で苦労した母の、
介護で苦労させない小さな優しさ?
も入っているような気がするので頑張りたいと思います。

まあ正直僕も親と同じ立場なら反対する気持ちもわかります。
ただ僕らの年代と親の年代には
明らかに転職、独立に対する考えの差
がある気がするんです。
親戚、バイト時代の常連さん、草野球チームのおじさん。
いろいろな方に話を聞いてもらいましたがほぼ同じ反応が返ってきます。

社会情勢などが考えの違いに至るのでしょうか。
単純に年功序列制度で現在不自由なく暮らしている人が多いからでしょうか。
転職=忍耐力がないと揶揄する風潮があるからでしょうか。

もちろんどちらが正しいとかは思いません。
人それぞれ正解を持っているのでしょう。

ただなぜ考えに差が生まれているのかを考えnoteで投稿しても面白いかなとかも思ったりする今日この頃です。

退社~現在

修行先を探さねば

1月末に退職し、川崎のブルワリーに拾っていただいたのが4月。
そう、2か月の空白期間があるわけです。

その期間実家でのうのうと過ごしていました(笑)
ただ初めは歓迎ムードだった母も次第に冷たくなっていくんです。

夕飯のおかずがすこしず~つ減っていく虚しさ。。。

そんな中とにかくブルワリーを巡ってビールを飲み歩いていました。
ビールの世界に関して右も左もわからない僕は、

「将来ブルワリーを設立したいです。どのように動けばいいですか?」
と聞いてきました。というか聞くことしかできませんでした。

忙しい中、アホ面の僕に話をしてくださったブルワー(ビール職人)さんには感謝しかないです。
ありがとうございました。

そこで分かったことは
「ブルワリー設立に決まったルートはない」
ことです。

・大きな企業で経験されてきた方
・自分がやりたい規模と同じようなブルワリーを探して修行してきた方
・1か月海外留学された方
・海外の醸造学校にWEBで参加された方
・全国転々と修行した方
・ビール塾に通ってきた方
・3か月お金を払って修行してきた方

ブルワリー設立までの’’正解’’のルートを探ってきた僕としては衝撃でした。
正解のルートを通ってきたのではない。

自分が通ってきたルートを正解にしているんだなと。

そこで僕が一番の軸にしたのが’’繋がり’’+’’スピード感’’

・東京のビール塾で仲間を探したい
・色の違う醸造所を数軒経験したい
・なるべく早く醸造に関わりたい

上記3点から繋がり東京の小さな醸造所を探していくわけです。

未経験は難しい?

東京の小さな醸造所への就職活動。
ただもちろんタイミングよく募集しているところも少なければ
経験者のみの募集というところも多い。

実家で暮らして1か月たってしまった僕は焦りだします。
このままだと夕飯のおかずがなくなってしまう。。。

そんな時手を差し伸べていただいたのが神奈川県のブルワリーです。
創業者の方の「自由さ」「少年心」に惹かれ面接の翌週には神奈川へ引っ越しの準備をしていました。

まずはここで醸造の基礎+開業資金を貯めることに奔走しようと思います。

最後に

ここまで読んでいただき有難うございます。

「同じ様な目標を持っている人」や「食べること飲むことが好きな人」、そして僕と同じく「ビールファンの人たち」と少しでも交流したいと考えております。
そのためnoteでの発信もしていこうと思いますのでフォローとハートをポチって頂けると嬉しいです。

ちょいちょい出てくるイラストは前職場の友人に描いてもらっています。気になった方はぜひ。

ではまた。












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