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2023.2 オーストラリア(メルボルン)旅行 その0(メルボルン行きを決めるまで)

どうも。今回は旅行の記事です。

これまでに旅行はそこそこ行ってる(年に1、2回ほど)ので、ネタはたくさんあります(笑)。
その中でも、今回は2023年2月に3泊5日で決行したオーストラリア旅行について書いてみます。タイトルからわかるように、今回だけでは終わりません。全4本にわたって書いていこうと思います!

「~その0」では、オーストラリア行きを決めるまでの話を書いていきます。


1.2022年9月頃

 2022年9月頃。大学生最後の夏休みも終盤に向かう中で、ふと“大学生活も終わるし、どっか海外へ行くか”なんて思い始めました。2020年から始まったコロナウイルス関係のあれこれで、海外旅行に行きにくくなって2年。2022年になってから緩和ムードが広がったおかげで、自分も久々に海外へ行きたいと思い始める。最後に海外へ行ってからすでに3年経っていたので、行ってみたいところは山ほど思い浮かぶ。しかし、まだ旅行にかかるチケット代とかを考えてもまあまあ高いので、海外に行くとなると1カ所が限界...とてもじゃないけど絞り切れない...

 てことで、考え方を変える。 “どこへ行きたいか”じゃなくて“何をしたいか”で考えることにしてみる。その中で一番初めに思い浮かんだのは“海外のバカでかい会場でライブを見てみたい”というもの。これはコロナ以前から“人生で一度はやってみたい”と思っていたことで、 “時間がしっかりとれる今ならいける!”と思い、話が先へ進んだ。次に決めるべきは“誰のライブを見るか?”ということ。これはかなり重要。加えて、見てみた人はたくさんいた。コロナ禍で音楽をかなり聴くようになってからは、ライブを見てみたアーティストの数がすさまじい勢いで増えていた。その中で一人...なかなか難しい...うまい具合で狙っている時期とツアースケジュールが合わなかったり、そもそもツアーをやっていなかったりと、なかなか決まらない...しかし、その状況を打ち破ってくれる素晴らしいニュースをようやく見つける。

Red Hot Chili Peppers announce 2023 Australian and New Zealand tour with Post Malone (nme.com)

それはアメリカを代表するロックバンドRED HOT CHILI PEPPERSが2月行うオセアニアツアーのニュース(←7月頃発表されていたらしい...) 。レッチリはギターのジョン・フルシアンテ復活と2022年に出た新作の話を聞いて興味を持ち、ちょうど過去の作品を聞き始めていたので、これにはかなり惹かれる!加えて、全日程にオープニングアクトとしてPOST MALONEまでついてくる! サマソニ2022で見てガッツリハマってしまったポストマローンをまた見れるという話は決定打となり、このレッチリのツアーに参加することを最大の目的にすることが決定した!しかし、まだ安心できない。“じゃあ、どこで見るのか?”と考える。日程を見てみると、オーストラリアとニュージーランドの主要都市を回る感じで、シドーニーやパース、ブリスベンetc...が入っていた。その中でも注目したのはオーストラリアのメルボルン。ライブ参加を最大の目的としつつも何かもう一つぐらい“いい感じの目的”を探している中で、メルボルンに大学で知り合った友達がいることに気づく。“海外で友達に会う”。もう、字面からしてカッコいい...そんな憧れのシチュエーションを達成できてしまうかもしれないメルボルンは最大の候補になった。その友達に連絡してみると“多分、会える”との返事が来る。これにてメルボルン行きはほぼ確定。しかし、まだ一つ心配事があった...開催が決まっていた2月7日のチケットはいい感じに売れていて、なかなかちょうどいい値段でステージもちゃんと見れる席はほとんどない。一瞬スタンディングも考えたけど、初の海外ライブでいきなりスタンディングで群衆にもみくちゃにされるのはどこか心配...既にあるチケットを買うか買わないかはかなり悩んだ...しかし、そこにとびきりに別のニュースが飛び込んできた。

Red Hot Chili Peppers add more shows to 2023 Australian tour (nme.com)

なんと、メルボルンでのライブの追加日程は発表された!開催日は、初日から1日空いた2月9日。しかも、まだチケット販売は始まっていない!これなら、アリーナ以外でもステージから遠くない良い感じの席が取れる!あまりにタイミングが良すぎて、ほんとにビックリした...このニュースが最後の決め手になり、2月9日のメルボルンでのレッチリ&ポストマローンのライブへ参加することを決定し、これを軸に据えた2月6日から2月10日(帰国は2月11日の早朝)のメルボルン旅行に行くことがきまった。ちなみに、ホテルと飛行機の予約は大学の授業・卒論が忙しくなってきたことを言い訳に、12月末まで伸ばしてしまった...行くと決めた以上は必要な作業だけど、やっぱり面倒くさいと3年以上ぶりに実感した...

2.海外ライブのチケットを取る

メルボルン行きを決めてから1週間足らずで、ライブチケットの販売日を迎える。事前にどんな感じで購入まで進むのか調べたけど、結局はよくわかっていないまま迎えてしまった...とりあえず、チケットが“Ticketmaster”っていう販売サイトで買えるらしいので、一応そのサイトのアカウントは作った。あとは、いつも悩みがちな住所入力をすぐに突破できるように事前に英語圏向けの書き方にあった住所情報を手元に用意しておいたぐらい(※英語圏だと“番地→町→区→市→県→国”という感じで、日本の場合と逆の順番に書き進める。これがいつも分からなくなる...) 。
 午前10時。販売開始。メルボルンとの時差は+2時間(向こうの方が早い)。アメリカやヨーロッパとの時差と比べると、メルボルンとの時差なんて何ともない。わざわざ深夜や早朝に起きてチケットを取る必要がなかったのは、かなりありがたかった!まずは“Live Nation Australia”へアクセスし、参加したいレッチリのライブの日程を選択。画面が変わると、さっそくTicketmasterのサイトへ飛ぶ。それから画面には会場マップ(座席表)と選択されている席の値段が出ていた。日本で開催されるライブのチケットを取る時には絶対出てこないような画面がいきなり出てきて、はじめは戸惑う。しかし、すぐに中身は分かったので、適当に席を見てみる。アリーナの最前列(“ゴールデンサークル”って表示だった)はまあまあいいお値段。その後方はそこまで高くないけど、見やすい場所を確保し続ける必要がある。なのでアリーナは速攻で候補から外して、スタンド席を物色。これも驚いたのが、スタンド席も場所によって価格がかなり細かく違うということ。日本の場合、洋楽系だと多くて5・6種類の価格が座席エリアごとに設定されている。邦楽の場合はアリーナかスタンドの2種類、もしくはどこでも同じ価格。どっちがいいとか言いたいわけじゃないけど、座席ごとに細かく価格設定がされているのはかなり衝撃だった。しかし、価格以上に衝撃なのは、購入時に座席が分かってしまうということ!これはありがたい!何度もライブの席で貧乏くじを引いて泣きを見た身としては、これは素晴らしいと思った!座席がチケット買う時に分かるシステムは、日本でも導入してほしいなぁ...そんな驚きと“良いなぁ...”っていう気持ちを持ちながら座席を見続けること10分弱。スタンド2階のステージ右側にかなり近い席があったので、そこを買うことにした。ちなみに席の値段は、日本円に換算して2万5千円ほど。ライブのチケットの値段が上がり続けていつ状況でもレッチリとポストマローンを立て続けに見れることを考えると、なかなか合っている値段だと思った(決して安くはないけど...)。
座席を選んだ次は個人情報入力欄が出てくる。ここは事前準備のお陰ですぐに突破。その次はカード情報入力へ。とりあえず手元のカードの情報を入力して、購入へ進む。しかし、弾かれる。もう一度やってみてもダメ...直近では問題なく使えたカードだったけど、なぜか使えず...そういえば、かつて海外サイトで同じカードを使おうとして、セキュリティ対策が自動で働いて弾かれたことを思い出す。またか...しかし、ひるんでいる暇もなかったので、今度は持っているデビットカードを試してみる。すると、何事もなかったように決済が完了し、無事チケットを買えた!どこか腑に落ちないところもあったけど、これで一安心!Ticketmasterのマイアカウントページへ行ってみてもしっかり反映されている。日本だと、はじめの販売(いわゆるプリセールとか)では大体抽選形式で、申し込んでから2週間近くはやけにドキドキさせられる。そのドキドキ期間は嫌いではないけど、今回みたいに買ってすぐに行けることが保証されて座席も分かるシステムにはかなり感動した。今回買ったチケットは電子式になっていて、しばらくしてからiPhoneのウォレットアプリにダウンロード。


買ったチケット!

スマホの中にオーストラリアのレッチリのチケットがある!この事実一つでどこまでも気持ちが昂るばかり!そんな感じで2月までは過ごした...

3.11月8日

オーストラリアの準備とは関係ないけど、レッチリのライブに関する話はチケットを問ただけでは終わりませんでした。

11月8日。大学での昼休み中に一つのニュースが目に留まる。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、2023年2月に単独来日公演が決定! 東京・大阪での2DAYS (2022/11/08) 洋楽ニュース|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)

いや、日本来るんかい!!!

確かに、オーストラリアの後の日程にシンガポールが追加されたり、洋楽系のワールドツアーあるあるに“オーストラリアまで来たら日本で高確率で来てくれる”ことを考えれば予想がつく話だけど...

ちなみに前座はなしで、チケット代は高くて5万円(ステージ近辺)、安くても2万円弱。チケット代の高騰を感じる...どうするか1か月ほど悩んだ挙句、結局申し込む。見事、当選。東京ドームで開催される2月19日のチケット確保した。2週間以内にレッチリを2階も見れるという非常に欲張りなスケジュールになった...(日本で見たレッチリのライブについては別の機会に書く予定です。)

こうして、レッチリの来日発表に突っ込みを入れながらも、ホテル・飛行機の手配や大学の残っている単位を回収しに行っているうちに、2023年の2月を迎えた...

つづく...
(次回からメルボルンでのお話になります!)

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