けもの道

▼収録アルバム
三日月ロック(2002/9/11リリース)

39曲目は[けもの道]です。

イントロからめちゃくちゃ格好いいです。

イントロはベースで始まります。(最高)
心地良い低音がお腹に響いた後、ドラムとギターが加わることで一気に世界が弾けます。

思わずきたーーーっ!と叫びたくなる。

歌詞も出だしから良いのです。

東京の日の出 すごいキレイだなあ
きのうの濁りもどこへやら
さえない話に 感動しまくり
なんで? 飛びそうだ

ライブでは、「東京」の部分をそれぞれの会場ならではの地名にしてくれるんですね。
大阪の日の出〜とか
福岡の日の出〜とか。

出だしから勢いのある曲なので、さらに客席のボルテージは上がります。


私ももちろん[けもの道]を聴いたらテンションが上がるんですが、同時に泣きそうな感覚になるんですよね。

特にサビの歌詞とメロディーで、いつも胸がぎゅーっとなります。

サビの歌詞はこちら

あきらめないで それは未来へ
かすかに残るけもの道
すべての意味を 作り始める
あまりに青い空の下
もう二度と君を離さない

サビのメロディーはうまく言えませんが、
イントロからサビ前までの、ひたすら突っ走って目の前しか見えなくなっている状態を、まあまあ、ってなだらかに静止してくれて、ふわっと上に持ち上げてくれる、みたいな感覚になります。

サビの包容力がハンパないです。

曲の最後は、

フレ フレ フレ

という応援の言葉で終わります。

サビの「あきらめないで それは未来へ」という歌詞もそうですが、ここまでストレートに激励を思わせる歌詞は他にないので、それが胸を締め付けられる一因なのかもしれません。

今日から東京の天気は下り坂ですが、、
ぴーかん照りの日に聴きたい一曲です。

#スピッツ #コンテンツ会議





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