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東京に住んでいます。スピッツが好きです。

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  • スピッツの曲について好きなことを好きなだけ書く

    スピッツの曲について書きます。

最近の記事

ありふれた人生

▼収録アルバム スーベニア 42曲目は「ありふれた人生」です。 この曲は、聴いているうちに好きになっていったいわゆるスルメ曲です。 当時、中学3年生だった私は勢いのある曲が好きでした。 「ありふれた人生」はストリングスが効いた曲だったのもあり、「なんかキラキラした曲」という印象であまりピンときていませんでした。 その後大学生になり、ふとしたきっかけ(覚えてない)で「めっちゃいい曲やん!」と思ったんですね。 そう思ってからはイントロを聴くたび心臓がぎゅっとなります。

    • 夢追い虫

      24thシングル(2001/10/11リリース) ▼収録アルバム 色色衣(2004/3/17リリース) 41曲目は[夢追い虫]です。 昨日、スピッツ主催の音楽フェス「新木場サンセット」に行ってきました。 そこでアンコールの最後に演奏されたのが夢追い虫。 もう何百回と繰り返し聴いてきた曲ですが、昨日はイントロが流れて「あ、夢追い虫だ!」って思ってから数秒の間に、なぜか色々な気持ちが込み上げてきて涙が出そうになりました。 夢追い虫には並みじゃない包容力があります。 2

      • あじさい通り

        収録アルバム ハチミツ(1995/9/20リリース) 雨が降ると思い出す曲、40曲目は[あじさい通り]です。 個人的には、あまりスピッツっぽさを感じない曲だと思っています。 いい意味で違和感があるというか、カバー曲を歌ってるような。 スピッツは他のアーティストと対バンすると、ほぼ100%そのアーティストの曲をカバーします。 また[おるたな]というアルバムには、カバー曲がいくつか収録されています。 それで、どのカバーを聴いても、スピッツの演奏で草野さんの声で歌われると、

        • けもの道

          ▼収録アルバム 三日月ロック(2002/9/11リリース) 39曲目は[けもの道]です。 イントロからめちゃくちゃ格好いいです。 イントロはベースで始まります。(最高) 心地良い低音がお腹に響いた後、ドラムとギターが加わることで一気に世界が弾けます。 思わずきたーーーっ!と叫びたくなる。 歌詞も出だしから良いのです。 東京の日の出 すごいキレイだなあ きのうの濁りもどこへやら さえない話に 感動しまくり なんで? 飛びそうだ ライブでは、「東京」の部分をそれ

        ありふれた人生

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          43本

        記事

          ハチミツ

          ▼収録アルバム ハチミツ(1995/9/20リリース) 38曲目は[ハチミツ]。 アルバムのトップバッターを飾る、ポップで可愛い曲です。 まず、声が若いですね。 ハチミツより前の曲もそりゃあ声は若いんですが、ハチミツは思いっきり声を出しているというか、のびのび歌っている気がするので特にそう感じるのかもしれません。 それまでのアルバムに見られた(と、私は思っている)少しひねくれていたり寂しそうだったりする歌い方ではなく、とても伸びやかで明るい歌声です。 歌詞も、甘酸っ

          ハチミツ

          ババロア

          37曲目は[ババロア]です。 先日、ライブで聴いて「こんなにかっこいい曲だったのか!」と驚きました。 スピッツとしては珍しい打ち込みの曲で、メロディーがとてもかっこいいのです。 ライブでは、照明の色やステージに浮かび上がるメンバーのシルエットがイントロとあまりにも合っていて、ぞわわっと鳥肌が立ちました。 サビは、高音部分では草野さんが割とシャウトします。そういう熱気の中でも、やっぱり独特の雰囲気、なんでしょう、寂しさとか憂いのようなものも感じました。 歌詞も「空

          ババロア

          14thシングル(1996/9/9リリース) ▼収録アルバム インディゴ地平線(1996/10/23リリース) 今週に入って、夏!な天気が続きますね。 ということで、スピッツの夏の代表曲と言っても過言ではない[渚]について。 ただ、リリース日みて驚いたんですが、渚って9/9発売なんですね。 思ったより秋寄りでした。残暑ソング。 ーーー まずイントロが流れた瞬間、じめじめした身体から汗がすーっと引いていくような感覚になります。 気持ちから涼しくなれる。 渚が完成

          ▼収録アルバム オーロラになれなかった人のために(1992/4/25リリース) 35曲目は、ここ最近ず〜っと頭の中をループしている[涙]について。 ミニアルバムの中の一曲です。 なぜか、出だしの 君のまつ毛で揺れてる水晶の粒 本当は ひとりぼっち という歌詞が無限ループしています。 特にこの曲に思い入れがあるとか、いつも聴いているとかいうわけではないのですが、ふと頭の中をこの歌詞が巡っているのに気づきます。 よくよく考えると、理由もなく寂しい気持ちや切

          フェイクファー

          ▼収録アルバム フェイクファー(1998/3/25リリース) 34曲目[フェイクファー]、本当に大好きな曲です。 初めて聴いたのは中1の時だと記憶していますが、正直その時はどういう感想を持ったのか覚えていないくらい印象がありません。 大学3年くらいになって、いつものように移動中スピッツの曲を聴いていて、フェイクファーが流れて、「え、フェイクファー、こんなにいい曲だったんだ」と気付きました。 その時の心情とリンクしたのかなんなのか分かりませんが、その時から今日に至る

          フェイクファー

          愛のしるし

          ▼収録アルバム 花鳥風月(1999/3/25リリース) ビオレのWEB広告に起用されたという記事を見たので。 33曲目は[愛のしるし]です。 この曲は草野さんがPUFFYに提供した曲です。PUFFYバージョンを知っている方は多いですよね。 歌詞が不思議な世界観で、メロディーはポップでかわいい雰囲気です。 色で言うとピンクよりの紫なイメージ。 いつかあなたには すべて打ち明けよう という歌詞の通り、二人称がいつものスピッツのように[君]ではなく[あなた]な

          愛のしるし

          エスカルゴ

          ▼収録アルバム 三日月ロック(2002/9/11リリース) 2曲連続で三日月ロックから、今回は[エスカルゴ]について。 この曲は、前回書いた[海を見に行こう]の次のトラックです。 この2曲の流れが好きなんです。 [海を見に行こう]の軽やかなギターのアウトロが終わって、余韻が消えない内に[エスカルゴ]のロックなドラムイントロ! 「ダダダダダダダ〜〜!」とドラムが鳴って、「バーン!」とシンバルが鳴って、「ジャカジャカジャカジャン!」「キュイーン!」とギターが鳴

          エスカルゴ

          海を見に行こう

          ▼収録アルバム 三日月ロック(2002/9/11リリース) 昨日は横浜赤レンガ倉庫で開催された「Green Room Festival」へ行きました。 海沿いだからなのかゆるゆるとした空気が流れていて、気持ちのいい海風の中で聴く音楽は最高〜◎ 海はやっぱりいいなあと思いました。 というわけで31曲目は[海を見に行こう]です。 アルバムの中でちょうどよくオフモードになれるというか、一旦呼吸を整えるほっと一息ソングです。 イントロはギターとシェイカー?(な

          海を見に行こう

          プール

          ▼収録アルバム 名前をつけてやる(199/11/25リリース) 30曲目は[プール]。 スピッツは、聴くと身体の内側がじわーっと暖かくなる曲が多いんですが、プールもその内のひとつです。 夏を思わせる歌詞が多いですが(タイトルもプールだし)からっと晴れた青空というよりは、少し湿った曇り空の日や梅雨の時期に聴きたくなります。 ーーー 出だしの歌詞はこちら 君に会えた 夏蜘蛛になった 最初[夏雲]だと思っていたら、[夏蜘蛛]というさらにとんでもない発想の歌

          プール

          歌ウサギ

          ▼収録アルバム CYCLE HIT 1991-2017 Spitz Complete Single Collection -30th Anniversary BOX-(2017/7/5リリース) ウサギシリーズからもう一曲。 29曲目は[歌ウサギ]です。 初めて聴いた時は、まずメロディーに心打たれました。 ギターで始まり、ドラムやベースが加わりながらサビに行く流れと、サビのメロディーがとても好きで、聴くたび「うわあ〜〜」ってなります(言語化できない)。 ーーー

          歌ウサギ

          ウサギのバイク

          ▼収録アルバム 名前をつけてやる(1991/11/25リリース) 5/3のVIVA LA ROCKでウサギのバイクを演奏したみたいですね。 聴きたかった‥‥! しかも、[チェリー]→[スターゲイザー]→[ウサギのバイク]という清々しいほどの緩急のつけ方。 初めて見た人、「この曲知ってる!」→「この曲知ってる!」→「???」ってなったかなあ。 行けた人羨ましいです。 [ウサギのバイク]は初期の曲の中でも異彩を放つ曲だと思います。 曲が始まっても歌詞がなく、「

          ウサギのバイク

          船乗り

          ▼収録アルバム 色色衣(2004/3/17リリース) 27曲目は[船乗り]。 なんとなく元気が出ないという時、聴きたい曲です。 初めて聴いた瞬間に衝撃が走った曲は何曲かありますが、[船乗り]もその中のひとつです。 まずイントロがベースとドラムで始まるんですが、それがめちゃくちゃ格好いい。 個人的にベースで始まる曲好きです。 スピッツでいうと[けもの道]とかもそうですね。 ドゥンとベース音がした瞬間に、上手く言えませんが心を別の場所に持っていかれるような、世界が

          船乗り