ありふれた人生

▼収録アルバム
スーベニア

42曲目は「ありふれた人生」です。

この曲は、聴いているうちに好きになっていったいわゆるスルメ曲です。

当時、中学3年生だった私は勢いのある曲が好きでした。
「ありふれた人生」はストリングスが効いた曲だったのもあり、「なんかキラキラした曲」という印象であまりピンときていませんでした。

その後大学生になり、ふとしたきっかけ(覚えてない)で「めっちゃいい曲やん!」と思ったんですね。
そう思ってからはイントロを聴くたび心臓がぎゅっとなります。

アコギのアルペジオから始まる、流れるように美しいイントロです。

そして中学生の時は苦手だったストレートな歌詞も、今聴くと本当にぐっときます。

1番の歌詞はこちら

ありふれた人生を探していた 傷つきたくないから
君といる時間は短すぎて 来週までもつかな

ああ 心がしおれそう 会いたい
もう待てない これ以上待てない
そして今日もまた 眠れない

今でこそストレートな歌詞は増えましたが、それでもここまでのものはなかなかないですよ。

とてもまっすぐな言葉を使っているから、まっすぐ心に刺さりますね。

特に「ああ 心が」からのメロディーが最高で、歌詞と相まってもう心臓のぎゅっが止まりません。

普通に恋愛の曲と解釈してますが、全然違うテーマだったら面白いなあと思いながら聴いています。


そして最後はこういう歌詞で終わります。

ああ 会いたい 夢でも 会いたい
もう待てない これ以上待てない
わかっているけど 変われない

最後の最後にちょっと悲しみを見せてくる感じ

余韻がすごい‥‥‥‥

ーーー
同じアーティストでも、自分が年齢を重ねるごとに曲の印象がどんどん変わっていくの面白いですよね。

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