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副業で年間1億円稼ぐSubstackの大学教授

こんにちは、アメリカで統計を勉強しており、パッションエコノミーファンのけんたです。

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前回、Substackのグロースループについて書きましたが、今回はそのSubstackのトップのライターとCameoの2020年の売り上げなどについてです。(カバー画像は下記のNYTの記事より)

年間1億円稼ぐSubstackのライターはボストン大学の歴史の教授

Substackのトップの政治に関するニュースレター、Letters from an Americanの収入は年間で1億円に達しました。これは大手メディア会社のトップライターでも難しい額です。

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Richardsonさんの本業はボストン大学での歴史の教授。彼女は毎晩、夕飯を作り、あとに時間を作りその日あった政治的出来事について執筆しています。

彼女は毎日睡魔や時間と戦いながら、35万人の読者にニュースレターを送っています。このニュースレターは誰でも無料で読めますが、月500円を払うとコメント欄に参加できるようになります。無料でも読めるコンテンツにここまで払う人が多くいるというのはこのニュースレターの価値を表してます。

その収入額も驚くべきものですが、さらにすごいのが彼女はSubstackトップのライターにも関わらず、このニュースレターは彼女の本職ではないということです。

ここに、価値あるコンテンツを提供すれば読者は払ってくれるというパッションエコノミーやインターネットのインプットとアウトプットの非対称性が表れています。

Richardsonさんは実際にお金のことに関してはあまり気にしないようにしているようです。

彼女の読者も彼女のニュースレターはメインストリームのニュースと違い読者を賢くしてくれるような内容だと話しています。

One subscriber, Dani Smart, 50, who works for her family real estate brokerage in Richland, Wash., told me that Dr. Richardson helped her “sort through this maelstrom.”

彼女は、Facebookの読者にニュースレターを始めることを勧められ、彼女にも読者にもコストがかからなかったSubstackを選んだようです。この点は、前回のnoteでもSubstackの有料ニュースレターのはじめやすさという点でもふれました。

世界中に広がるメディア不審の中で、個人のライターが真摯に届ける情報の価値が高まっていることか見受けられます。

Cameo上で2020年の動画製作数が130万を突破

2016年にスタートした、パーソナライズされた動画を有名人に作ってもらえるプラットフォーム、Cameo上で2020年には130万の動画が作られたようです。去年の流通額は100億円を突破。

2020年に新たに1万人のクリエイターが登録しました。そして、現在、150以上のクリエイターが1000万以上稼いでいるそう。

採用も、従業員数が200人に達し、管理職にも元QuibiのRob Postなどが参画し始めこれからも勢いは止まらないでしょう。

大衆に向けられたコンテンツが主要のSNSに溢れる中、1個人に向けられたコンテンツの価値はどんどん上がっていくでしょう。

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