20240411

 ジュリアス・エイヴァリー監督の米映画『ヴァチカンのエクソシスト』を観た。実在したエクソシスト、ガブリエーレ・アモルトの回顧録『エクソシストは語る』の映画化。ラッセル・クロウがガブリエーレを演じているのだが、これがすごく良かった。ヴァチカンの教皇に仕えるエクソシストが実在していたというのは驚きだが、日本でも安倍晴明が居たことを考えれば当然かもしれない。ラッセル・クロウは伊語で演じ、ベスパに乗って雰囲気が出ていた。
 物語としてはとても面白かったのだが、異端尋問が悪魔に乗っ取られた神父によって行われたという筋書きには抵抗を覚えた。

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