見出し画像

気候変動の解決を考える

4月22日、今日はアースデイ。世界中の誰もが自分たちの方法で地球を守る意思表示をする日です。
東京では気候変動会議が行われました。


郵便配達のバイク

この間、東京の街を歩いていて、信号で立ち止まりました。車道では先頭に郵便配達のバイクが停車しており、自動車がそれに続いていました。車道のほうが青に変わり、それらが走り始めたのですが、なんと、バイク特有のエンジンの音が全く聞こえなかったのです。なぜなら電動のバイクだったからです。あまりに違和感過ぎて驚きました。
調べてみると、日本郵便とHONDAが郵便配達用にホンダの電動二輪車「BENLYe:(ベンリィ イー)」を導入し、2020年度末までに二割を電動化するとしていました。


郵便配達で使われる「BENLYe:」

電動化はクリーン、、、?

電気自動車は走るときに二酸化炭素を出さないのでクリーンであると言えるでしょうか。確かに走っているところだけを考えてみれば、そのように言えますが、それらを製造する過程や、走るためにつかわれるエネルギーが作られる過程でも二酸化炭素は大量に排出されています。

電気自動車やバイク、また、私たちが毎日使っているスマートフォンやパソコン、タブレットなどの電子機器には、バッテリーが内蔵されていますよね。それらの原料となるコバルトやリチウムを発掘するためにも大量のエネルギーが使用され、”バッテリー”という形にするまでにもエネルギーが消費されます。

さらに、それらの機器が普及してくれば、それらを動かすためのエネルギーが大量に供給されなければ機能しません。その電力を作るための太陽光パネルや風力発電を製造する過程でも、また、日本は火力発電の割合が高い国であり、電気を作るためには大量の二酸化炭素が排出されています。

電源別発受電電力量 2019年度https://www.fepc.or.jp/smp/nuclear/state/setsubi/index.htmlより作成


朝が来る

期末レポートに追われ、夜中、ひたすらパソコンに向かっていると、途中で新聞配達のバイクの音が聞こえてきます。それが私にとって「もうすぐ朝だよ」という合図でした。私の中では完全に期末レポートの風物詩と化しています、、、
世界的にEVが推進されていて、その波に乗っていくとこの新聞配達のバイクの音は聞こえなくなってくるでしょう。
こうして私たちの生活は変化していくのだということをひしひしと感じています。こうした傾向知り、掘り下げてみると、私たちの世界がよりよくなっていくために、この先の未来を生きる人々のために解決しなければならない課題がまだまだたくさん残っているということもあわせて感じています。目の前の問題解決にいそしむのではなく、根本的な解決を私は求めます。

この記事が参加している募集

SDGsへの向き合い方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?