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徹底討論

最近寒くなって参りましたね、ヒシジマのパーカーのひもが涼風になびく季節の到来でございます

風に吹かれたヒシジマ、ふと思う


徹底討論してえ



ヒシジマくん、突然徹底討論をしたくなってしまう。

普通はなにか徹底討論をするに至るまでの流れがあるはずなのだが、その過程をぜんぶすっ飛ばして徹底討論がしたいヒシジマなのであった。


徹底討論をするためにはまず、何について話しあうのかを決めなければならない

ヒシジマは無い頭をギ...ギギ...と回転させた


そして決まった議題がこれだ


ーーー鶏が先か卵が先かーーー



オイオイ...w小さくまとまンなよ...w

しかしだ、よくよく考えてみれば、昔からこんだけ議論が交わされているのに未だに結論が出ていないのはおかしな話だとはおもわんか ぼくはおもう

この永遠の謎を解くことによって、ヒシジマがナンバーワンになってやろうじゃないか という算段だ(もともと特別なオンリーワンなわけだが)

そんでもってあわよくばノーベル賞などを受賞したい 賞金でニンテンドースイッチ100台かいます


さっそく脳内でヒシジマを戦わせてゆく。


開戦〜バルティード〜



ヒシジマ1「たまごをうむのはにわとりさんじゃん。つまりたまごはにわとりさんがいなければうまれないじゃん。よってにわとりさんが、先です」


決着



間違いないです。鶏が先です。


そして審判が今まさにヒシジマ1の旗をあげようとしたその瞬間、ヒシジマ2がわりとおおきめな声で待ったをかけた


ヒシジマ2は、言った。問いかけた。


ヒシジマ2「でもアナタそのにわとりさんがどこからうまれるのかかんがえてごらんなさいよ さあ  さあ」


ヒシジマ1「...」



ヒシジマ1「たまごだ」



たまごだ



なんとヒシジマ1、そのにわとりさんはたまごからうまれているということに気付いて(気付かされて)しまったのだ


真実を知ったヒシジマ1は、露骨にあわあわしていたーーー。


審判もちっさい声で「アッ」って言ってた


でももっとたくさん考えてみると、そのにわとりさんが生まれるたまごをうむにはにわとりさんが存在する必要があり、だがしかしそのにわとりさんはそもそもたまごからうまれているのであり、そしてそのたまごはにわとりさんがうんでおり、さらにお嫁サンバがアチチアチチで郷ひろみなのである


ヒシジマども「🤔🤔🤔」 


ヒシジマ達は困ってしまった。議論は膠着状態。しかし諦めたくないヒシジマは、たまにGABAとかをたべつつ己の心身をギリギリまですり減らし、それこそ『徹底的に』話し合った。


そしてヒシジマ達が導き出した結論が、これだーーーー





わっかんね





もうぜんぜんだめだった もはやなにがわからないのかもわからなくなる始末 つまりこの謎はもうぜったい解けないしノーベル賞も受賞しないしニンテンドースイッチもかわない スプラトゥーンもおあずけ


終わりである



〜Coffee Time〜



ーーー話の流れは"この後の打ち上げについて”にシフトしていた。どうやら彼らはすしをたべにいくそうである うらやましい


「いっぱいサーモン食べちゃうぞうっ!」

「あはは、コイツぅ!」


キャッキャと楽しそうなヒシジマ達。ボロボロになるまで話し合う中で、彼らにはいつしか"友情"が芽生えていたーーー。




それを尻目に、審判は『愚か』とだけ言い残し帰っていった







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