彼女信仰ボクラ/リンドウ

雑多な日々を因数分解。彼女の事が好き過ぎる人。モノ作ったりイラスト書いたりなひと。僕ら…

彼女信仰ボクラ/リンドウ

雑多な日々を因数分解。彼女の事が好き過ぎる人。モノ作ったりイラスト書いたりなひと。僕らの日々、その他雑記の為のnoteです。

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性という観点から見る僕ら

眠れなくて彼女の事を考えていた。 笑った顔、怒った顔、悲しい顔、切ない顔。 そのどれもが僕の心の琴線にいちいち触れる。 出来る事なら四六時中笑わせていたいし、鼻チュー(鼻と鼻でスリスリするやつ)した時に嬉しそうな、どこかくすぐったいような顔をする彼女を永遠に何処かに閉じ込めていたい気もする。どこに行こうが彼女がいれば忽ちテーマパークになるし、何をしてようが彼女がいればそれは何回も見返す映画のワンシーンのように愛おしい。 好きだとか愛しているだとかそういう類の感情なのだろう

    • 僕らは宛らロードムービー

      久々の投稿。 見てくれていた方達も息災だろうか。 色々と落ち着いて来たのでまた徒然と。 僕らは文字通り旅に出ていたんだけれど それはまた別の機会に細々と。 今日はそんな旅の映画を勿論彼女と観てきた。 ボーンズ アンド オール 『君の名前で僕を呼んで』で有名な ルカ・グァダニーノ監督とティモシー・シャラメ の再タッグとの触れ込みで宣伝されていた映画。 ちなみに僕は君の名前で〜という作品はまだ観ていない。 食人衝動というマイノリティを抱えた18歳の女の子が主人公の物語だ

      • ボクラ紀行〜彼女の地元編〜

        "ね、月曜日お墓参り行くけど。くる?" 夜の穏やかな時間に彼女はそう言って彼女の地元への旅に誘ってくれた。勿論二つ返事で承諾。どんな場所で彼女が育って、どんなものを見て聞いて、食べたのか。それを少しでも知りたかった。 当日お昼前頃に家を出発し、彼女の地元へ。高速道路を走り1時間と少し。まず初めに彼女のおばあちゃんの家へ行く事となり、道中彼女が前住んでいた家を発見する。 "あれ、前住んでた家!" 久しぶりの地元に心なしか弾んでいる彼女を見て僕もなんだか嬉しくなった。いざ

        • 離れ離れの金曜日

          また、僕は1人電車に揺られている。 昨日の夜の事が頭から離れないでいる。 今日の僕は昨日の僕から記憶も受け継いだらしい。 久しぶりに日中離れ離れで過ごす。今までこれが普通だったのに、何だかとても新鮮な気がする。駅まで僕を運んでくれたタクシーの運転手さんは、彼女の小さな夢が叶った日に僕らを駅まで運んだタクシーと同じ人だった。 "おはよ。今日彼女は?"覚えていてくれたらしい。駅までの道すがら今日オープンらしいトンカツ屋を通り過ぎた。 "今日オープンらしいね。彼女と行けば?"

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        • 僕らの日々
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          A whole new world.

          実写版アラジンを初めて観た。もちろん彼女のチョイスだ。プロット自体はなるほどオーソドックスにディズニーのそれだが一つ僕に響いた所があった。 魔法の絨毯紆余曲折あり、アラジンがアリ王子としてジャスミンの前に夜な夜な現れるシーン。ジャスミンはアリ王子の出身国が地図に見当たらない事を告げ、訳を説明させようとする。どうにかジニーの力を借りて説得に成功するアラジンがジャスミンにこう言い放つ。 "地図なんて必要ない。古臭いし。 実際に見に行けばいいのに" するとジャスミンは少し悲し

          憧れを首元に

          これは彼女がまだ幼い頃。 彼女の母親の首元に揺れていたネックレスのお話。 この日は彼女の元上司とその奥さんとひょんな事からランチに行く事になり、急遽電車で小旅行ばりの移動をして普段絶対に行かない街へと足をすすめた。彼女の昔馴染みの店に行き、その後お茶をした。 彼女の元上司はかなり気さくな人で奥さんもまた、話の面白い人だった。なるほど彼女がこの2人を"パパママ"という愛称で呼ぶのが分かる。とても素敵な仲睦まじいご夫婦だった。 時刻は15時を回ったころ、車で駅まで送って頂き

          とあるデートの記録

          来る9月26日、前日の25日に記念日を迎えた僕らは夜に思い立って次の日にデートをする事にした。きっかけは彼女の唐突なお誘いだった。 "明日スタバでモーニングしたい" 柄にもなく彼女が朝から動こうと言うのだ。これは只事ではない。僕としてもデートをしたいのは山々だったので快く承諾し、計画を練る事にした。 朝から街に出てカフェに行き、街をぶらついた後ランチをする。その後プリクラを撮ってもいいし、ああ、チェキを買おう。たくさん撮って部屋に飾ろう。そんな話をしながら僕らはベットで

          おかえりなさいませな木曜日

          "ハロウィンなにするの" 遠い先の話だと思っていたハロウィンももう約1ヶ月先に迫っている。時間の流れは異様に早いもんだ。どんな格好をするかの話をしていて、彼女がメイド服を持っている事が分かったのでダメ元でお願いしてみることにした。 通った…あっさり通った…………え? 実は別日に当時着ていた制服を着てもらった事もあったのだがその時もなんだかんだ言いながら着てくれた。可愛いが過ぎる。 僕は可愛さで悶え死ぬ覚悟を決めて彼女の家へ向かった。仕事終わりに帰って来てわざわざリクエスト

          おかえりなさいませな木曜日

          後悔をしない為にさ

          彼女はそう言って僕についさっき関わった事故の話を少し震えながらしてくれた。これは僕が彼女の家に着いて彼女を待っている間の出来事だ。 "事故処理してておそくなる!ごめんまた連絡する" 短い電話だった。一瞬彼女自身が事故に巻き込まれたのかと心配したが、さっきからやけに道路を救急車やパトカー、消防車が走っている。きっとどこかで起きた事故に遭遇したのだろう。 "別にいい人ぶる訳じゃないけどあの事故を見て見ぬふりして何もしなかったら後悔してたと思うし、でも今だって足がすくむ"

          1人の部屋

          昨日染めるはずだった髪を染めた。髪色が暗くなった。少しは大人びて見えるだろうか?彼女は今日もまだ帰らない。早く会いたい。 帰って来たら"似合うね。かっこい"と言ってくれるだろうか。なんて少し期待をしている。邪魔をしてはいけないので連絡はしない。したいのは山々だが。 きっとクタクタで帰ってくる。すぐに布団に潜っていつものように"5分だけ"と言って30分はそのまま動けないでいるだろう。無理に起こすと可哀想なので頭を撫でて側にいる。少しでも疲れが癒やされるのなら何だってする。そ

          アルエ

          白いブラウス似合う女の子 何故いつも悲しそうなの? 窓際に置いたコスモスも 綺麗な顔項垂れてる 青いスカート似合う女の子 自分の場所を知らないの 窓際に置いたコスモスも 花びらの色を知らないの いつか君はブランコに揺られて 幼気な目を少し伏せて 悲しい顔で俯いた アタシは1人で平気なの そんな歌があった。この作詞者は当時アニメのヒロインに宛ててこの曲を書いたというが、こんなにも誰かさんに対して声を大にして歌いたくなる歌はない。彼女は普段、滅多な事が無けりゃスカートなんか

          僕の1日

          am8:12僕がお風呂あがりに昨日の鍋を利用して作ったうどんを食べながらバタバタと用意を済ませた彼女はそのままバタバタと仕事へと向かった。いつも通り車の後ろで見送り、バックミラー越しに手を振る。車が見えなくなるまで見送ってから玄関のドアを閉める。ガタンッと少し年期の入ったドアが僕の背中で閉まる。がらんとした部屋を見渡して一人ぼっちを知る。 だから僕はすぐに彼女に"いってらっしゃい"の連絡をする。そうだ僕もうどんを食べておこう。 am8:42"僕ら"のロゴの制作に取り掛かる

          Re: ロード トゥ 彼女ん家

          また電車に乗っている。心地よい揺れと流れていく景色はそれに比例して僕の思考を程よく加速させてくれる。台風の予報が出ていた今日だが空には少し晴れ間がある事を今朝の彼女の電話で知った。曇天の中にぽっかりと青が佇む様はどこか砂漠のオアシスの様にも見えた。 "寂しくなったから、電話した" それとなくかかってくる気配はしていた。だから僕は素直に"かけてくると思ってた"と言った。彼女が家を出て5分経たない間に起きた事だ。今日は僕が仕事で遅くなるし、彼女も忙しいだろうから会うのを辞めよ

          Re: ロード トゥ 彼女ん家

          昼下がり、ベンチにて。

          最近よくこの公園に来る。そばに川が流れていて、昼間でも外で過ごしやすくなった最近は僕にとって絶好ののんびりスポットだ。風に乗って微かに川の匂いがする。それも良い。今日はここで記事を書こう。 昔からの癖で何か熱中するものがあると文字通り寝食を綺麗さっぱり忘れて何時迄も続けてしまう。プラモデルなんか16時間ぶっ続けで作っていた事もあるし、ゲームなんか3日間寝ずに攻略法を探したりしていた。今の僕にとってのそれは彼女とこの記事と最近できた小さな夢についてだろうか。 一番最初に書い

          昼下がり、ベンチにて。

          カネの貧しさとココロの貧しさ

          "あ、これヤバイビジネス始まった" 大体こう言って何かが始まるのだ。僕らは2人ともビジネスモデルを考えたり、その内側の仕組みを詳細に調べたりする事が好きで、事あるごとにこの話になる。あれはレッドオーシャンだからダメ、あれはブルーオーシャンだけれど実現が現実的じゃない。先行投資がデカすぎる、いやコレはイケるかも。等と、どちらかが飽きるまでずっとこのやり取りが続いている。側から見ればとんだ金の亡者カップルだ。 しかしながら僕らはそれと同時にお互いの財布についてかなり無頓着でいる

          カネの貧しさとココロの貧しさ

          平成プリなるものなど

          朝は普通通りに目覚めた。 昨日の夜はそんなに夜更かしはしていない。 何故かは分からないが彼女が目を覚ます時とほぼ時を同じく僕も目を覚ます。目を開けて隣を見るとすでに目覚めた彼女が朝日に照らされた横顔で僕を見つめていた。それだけで幸せだった。 "おきた?" 悪戯っぽく笑う彼女の顔が綺麗で僕は一瞬言葉が出なくなってしまった。それから僕らは15時前に家を出た。何故朝普通通りに目が覚めたのにその時間になったのかと言えば ずっとセックスしてたここ数日間の空白を埋める様に僕らは求め

          平成プリなるものなど