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分からなかったことがようやく分かった、気がする


あるyoutubeを見た。

数日前までアフリカにいた
今は、渋谷を歩いている。
飢餓で苦しむ子供たちと、大都会の発展した街
2つを見て頭がおかしくなりそうだ

みたいな動画


海外から日本に帰って来る時、まるで宇宙飛行士が宇宙から地上に戻ってきた時のように強烈な重力がかかる。それは、日本とは違う環境に行けば行くほど強くなる。
YouTubeより


もう半年前だけど
その時の記憶が、息苦しさが
驚くほど鮮明に蘇った。
向こうでは、楽しかった!で終わったはずなのに
帰ってきたら自分でも分からないほどメンタルはズタボロだった。

大学も休んで、バイトも休んで、
週末にあったイベントにも行けなかった。
帰国してから1週間、
何かをするってことができなかった。
どうしようもないくらい心が空っぽだった。

話を聞いてもらったり、
noteに残してみんなにシェアしたり
そうこうしているうちに回復した。
なぜか心が軽くなった。



それら全てがフラッシュバックして、しばらく頭から離れなくなった。考えすぎて車に轢かれそうになるくらい。


1番のメンタルケアは「伝えること」

自分が感じたこと、実際の状況を伝えたことで
目の前で苦しんでいる彼らは救われるわけではない。
ただ、伝えることで興味を持つ人が増えて、もしかしたら未来が1ミリでも変わるかもしない。わずかな希望を持てるから自分のメンタルケアになる。
YouTubeより



この動画を見て、この時自分に何が起きていたのかなんとなく分かった。

動画に流れる言葉全てに共感した
というか全く同じことを思っていた
帰国してからのあの期間と、
これからの自分を考え直すことができた。



自分の無力さと世界の不平等さに気づいた。
でも、自分の生活はほとんど変わらないだろうし、またすぐにあのような場所には行けない。世界を変えることのできる力なんて、あるわけない。

ただ、この地球では同じ人間なのに、住んでいる場所が違うだけでこんなにも生活が違うんだってことを誰かに伝えたかった。1回しか訪れたことはないけれど、そこで感じた事実を誰かに知って欲しかった。だってそれを知らないのは、あまりにも勿体無いと思ったから。


あらゆるものが簡単に手に入るこの時代。
あらゆるものを簡単に伝えることができるこの時代。

自分では行くことのできない遠い場所での出来事
そこで感じたことを、受け取ってみる。
もし、自分が訪れたのであれば
それを、発信してみる。

そろそろ
“知る“ってことから
“行動にしていく“ことができたらいいな

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