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なぜ、菅義偉首相の話し方は他人事なのか? 『I wish話法』 宿題をやってこなかった小学生並の答弁

余計なアドリブどころか個性もまったく出さない、常に淡々とした口調と態度。

寡黙で、大げさなアクションもとらない、つくり笑いもないので、大風呂敷もなく、前安倍首相とまったく対照的だ。

愚直なまでのキャラクターに期待を寄せた人も多かっただろうが、この前代未聞のコロナ禍のような世界的な非常時の緊急事態においては、個別の判断をくださないのは利点でもあるが、あまりにもリーダーシップがなさすぎる。

棒読みもすらも間違えてしまうほどだ…。

なによりも、話し方、言葉遣いの空虚さがとても目立つ。  

国民を鼓舞し、勇気づけ、統率していかなければならない立場だ。

もしも、イギリスのチャーチルだったら、ケネディだったら、田中角栄だったら、どんな言葉で国民になげかけるだろうか?

30分で39回の『思います』『思っています』 の 『I wish話法』

□改めてコロナ対策の強化を図っていきたいと思います。
・不要不急の外出などは控えていただきたいと思います。
・国民の皆様と共に、この危機を乗り越えていきたいと思います。
・皆さんに安心と希望をお届けしたいと思います。
・その年が新たな成長に向かう転機となった変革の年であった、こう言われる年にしたいと思います。
https://president.jp/articles/-/42244

はっきりいって、思っていただけの…個人的な感想。

言葉の使い方が、すべて他人事のよう聞こえてしまう

すべてが I  WISH 話法 だからだ。

東大話法ならぬ菅義偉話法は、すべてが I wish話法

こうだったらよいのに…の希望を述べているだけだった。

すべての発言に『具体性』が伴っていないから空虚だ。

数値目標や期限がない発言は、宿題をやってこなかった小学生並の答弁にしかなっていないのが残念だ…。


Q すがよしひでくん、どうして、昨日の宿題やってこなかったんですか?  


※これに対して、すべて答えになっていない具体性のともなわない回答ばかり…。

□しっかりと対応することが私の責任で、私はできると思っている。

□そのようなことが起こらないように万全の体制を整えています。

□安心安全を目指して努力していく。

□実現に向けて力を尽くす。

□心からお見舞いを申し上げます。

□一日も早く安心とにぎわいのある日常を取り戻せるよう、全力を尽くしてまいります。

□引き続き、粘り強く続けてまいります。

□引き続き、積極的に行ってまいります。

□今後とも、総合的な施策を推進してまいります。

□早急に検討を進めてまいります。


具体性がどこにもない。


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