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データドリブン文化を進化させるTableauをチームプレイで活用する方法とは?

2023/3/13にcueはTableau Explorerの入門講座「Tableau Explorerはじめの一歩」をUdemyにリリースしました。ここでは、経緯と意義について説明します。

データ活用はチームプレイであり、個人では限界があります。情シス部門だけではなく、ビジネス側のTableauユーザーの活性化も不可欠です。ビジネスドメイン知識とデータの合致こそが、良い気付きを得るための最適解であり、データを活用してビジネス上の成果を上げるためのサイクルを回すことが必要です。

その際、ビジネスサイドのTableau ExplorerやViewerのライセンスを持つユーザーが重要な役割を担います。しかし、データソースが準備されていないことや、Tableauを十分に使いこなせる人材が不足していることが、Explorerの活性化に立ちはだかる2つの大きなハードルです。

データソースの準備はCreatorやデータエンジニアの役割ですが、不十分な場合はビジネス側のTableauユーザーがデータから気付きを得ることができず、データを活用することができません。
Explorerのスキルレベルを上げられないことで、Creatorに仕事が集中し、チームプレイが出来ない原因の一つとなっています。

そのため、Knock Knock株式会社は「Tableau Explorerはじめの一歩」というコースを開発しました。このコースは、ビジネスユーザーのTableauスキルレベルを向上させ、Tableauをより活用するための道筋を示すことを目的としています。

コースの内容は大きく次のようなものです。

  1. Tableauとは?

  2. Tableau Explorerに期待されていることとは?

  3. Tableau Server(Cloud)の操作

  4. 編集モードの操作、用語解説

  5. 四則演算・集計(合計・平均)

  6. 視覚化

    1. クロス集計表、ハイライト表

    2. 時系列グラフ

    3. 棒グラフ

    4. 円グラフ

    5. マッピング

  7. ダッシュボードの作成

  8. 各セクションの終わりに知識確認クイズ

Tableauの意義からはじめて比較的丁寧に説明をしています。一方で、視覚化や計算方法などの細かい技術的な領域には踏み込んでいません。あまり最初に負荷を与えてTableauを嫌いになってもよくないので、あくまで入門的な内容にとどめています。

もし、より効果の高い視覚化などのテクニックに興味を持つExplorerがいたら、もう一つのUdemyコースである「Tableau実践トレーニング」のご受講をお勧めして下さい。

 もし皆さまがData Saber であったり 情シス / DX推進 / CoEであったりして、データ活用やデータドリブン文化に取り組んでいらっしゃるのであれば、是非「TableauExplorerはじめの一歩」をExplorer向けの教育コンテンツとしてご検討下さい。

皆さまの組織のデータドリブン文化の進展をお祈りしております。



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