見出し画像

税務会計から見る「経営視点でのアドバイス」

こんにちは。

知識の幅を広げてアドバイス力を高める、

プレミア士業勉強会「Knowledge Cross」事務局の佐藤です。

私たち、Knowledge Cross(通称:ナレクロ)は、

「人脈は広げたい」けれど「交流会が苦手」な方でも参加でき、
士業が安心して集まれる「ヨリドコロ」の場として、

経営的な視点で学び合える勉強会を開催しています。

そんなナレクロは、

間もなく2023年も過ぎようとしている、この12月に、
今年最後の勉強会を実施しました。

今回は、
「創業期に起こりがちな会計税務問題」というテーマで、

税理士の藤川 真王(ふじかわ しおう)さんにお話いただきました。

藤川さんは、税理士さんの中でも特に、

会計から見える数字をとらえて、
経営的な視点を踏まえたアドバイスをなさってます。

2023年最後の12月の勉強会。

そんな藤川さんに、
「創業期の税務会計あるある」を含めたあれこれをお話いただきました。


■このテーマを選んだ理由

「創業期に起こりがちな会計税務問題」のテーマでお話いただきたいと、
藤川さんにお話したのは、10月の頃。

ちょうど、私が、クライアントさんのことで、
モヤモヤを募らせていたころのことでした。

そのモヤモヤとは、、、

「とてもいい商品を作っているのにもかかわらず、
 創業して間もない時期から、
 資金がショートして苦しんでいる会社さんが多い」

といったものでした。

私自身は社労士で、税理士・会計士ではないため、
お金のアドバイスなど、できはしないですし、

生半可な正義感から来る専門外のアドバイスは、
逆に経営を苦しめることがあることも理解していました。

だからこそ、

そういったことで悩んでいるクライアントさんと向き合うたびに、
ずっと、最適解のお話の仕方が分からずにいました。

そんな中、

税理士・会計士の方以外の他士業が、
こういった悩みを抱えているクライアントさんを、
どうやって支えていけばいいのか。

その答えのためのヒントを見つけたくて、
藤川さんにご相談したところ、

ナレクロの勉強会でお話いただくこととなったのです。

■「セグメント別損益計算書」の重要性

資金がショートしないために大事なことは何でしょうか?

それは、、、

「こまめにお金の流れを把握すること」

そして、

「売上げと利益、損失を正しく理解すること」

です。

12月の勉強会を、
ほーーーんのちょっとおすそ分けしますね。

藤川さんにお話いただいた中で、

「セグメント別損益計算書」は特に重要な単語でした。

「セグメント別損益計算書」とは、

商品や店舗、事業部ごとのお金の流れや利益などを、
細かく把握するには欠かせない会計上の書類です。

こういった書類を作っておくことで、
客観的に資金の把握ができるので、
「突然の資金ショート」を防ぐためには欠かせないですね。

勉強会の中では、この「セグメント別損益計算書」をめぐって、
士業間の意見交換も行いました。

「セグメント別損益計算書」があると、

・税務調査でも印象がいい。
・「お金をしっかり管理している」ことで、規律正しい会社文化が作れる。
・横領が防げる。

といった、他のメリットもありそうです。

■税理士業界の裏側

実は、ナレクロの勉強会は2部構成となっています。

「創業期に起こりがちな会計税務問題」について、
藤川さんのお話を聞き、みんなでお話した後は、

「士業間の連携事例から、みんなでいろいろと考える」時間。

今回は、税理士さんを中心に据えて、

士業間の情報交換や意見交換を行いました。

・地域ごとの税理士さんのちがい

・「セカンドオピニオン専門税理士」「税務調査専門税理士」といった
 特化型税理士の、実際のお仕事

・税理士が懲戒になった時に、クライアントさんに出る影響

などなど、

クライアントさんにも還元できそうな、
「税理士業界の裏側」を知ることができましたよ。

若手税理士として、フットワークの軽さを活かしながら、
クライアントに最も適した税務会計の提案を心がけている藤川さん。

藤川さんのことが気になる方は、こちらのホームページをご覧ください。

きっと、すてきな対応をしてくださいますよ。

■次回のテーマ

さて、2023年を駆け抜けたナレクロ。

2024年の企画を、おもしろおかしく考え中です。

次回は、

「士業が知るべき「依頼」が来る前の裏側を解説!
 ~事業会社の営業・マーケティングの最新トレンドを学ぶ~」

というテーマでお送りします。

お楽しみに。



よろしければサポートお願いします。いただいたサポートは、クリエイターとして使わせていただきます。