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You guys are the best thing that ever happened.

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2024年冬アニメ

2024年の冬アニメをまとめる。 魔法少女にあこがれて「不思議な生き物にスカウトされる」「魔法少女が出てくる」あたりのイントロダクションは「まどマギ」っぽかったけど、これは「ブレイキング・バッド」だね。うてなちゃんが自分の気づいていなかった嗜好と才能に気づいてどんどん深みにハマっていく過程は、まるで”ホワイト先生”から”ハイゼンベルク”への変貌みたいでワクワクしたよ。エノルミータ(「エルカミーノ」を連想するよね。トッド役の人太りすぎてて最初誰だかわからなかったよ)の他のメン

    • 2024年冬映画

      2024年の冬映画をまとめる。 アクアマン/失われた王国DCEUの最終作ということで、閉店セールのような出し惜しみなしのフィナーレだったと思う。アーサーが真の意味でスーパーヒーロー/父親/王になる成長を見せたので、あの世界はたぶん安泰だと思う。兄貴、虫を食うのは……。 ザ・キラーデヴィッド・フィンチャー作品ということで見たが、ディティール重視で話としては盛り上がりに欠けた(主人公の職業から考えると、その平坦さも狙いなのかもしれない)。後半の無双っぷりを考えると、なぜ最初に

      • 心雨

        創作において、「登場人物の心情に呼応して天気が変わる」演出があまり好きではない。シリアスなシーンで雨が降り出したり、問題が解決して外に出てみると雨が上がっていたりする演出のことだ。当たり前だが、天気は人間の心に合わせてくれたりはしない。「天気の子」や「大紅蓮氷輪丸」のように、天候操作能力があるなら別だが。 ただ、雨や雪が降っていることをトリガーにして心情の方向が変わるような演出は好きだ。名曲にあるように、思い出が雨や雪や雷鳴と強く結びつくのは、頻度が少ないからだろうか(もし

        • Happy New (N)year(2024)

          あけましておめでとうございます。2024年もよろしくお願いします。 去年は見たアニメの本数が少なかった。映画はそこそこ見た。また、海外に2回行ったのもあるが、旅行/移動欲が落ちている。別のところに活路を求めていこうと思う。PS5を購入したので、ゲームをやっていこうか。 今年はとにかく気力と体力を回復させることに努めたい。無理のないペースで活動できればと思う(地下アイドルか?)。

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        • SIN47
          6本

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          2023年秋アニメ

          2023年の秋アニメをまとめる。 16bitセンセーション -ANOTHER LAYER-僕の知らない”萌え前夜”の秋葉原と繰り返される時間改変によって変動する2023年の秋葉原を交互に描きながら、創作の”熱”について語っていた。「時間」と「熱」は密接な関係にあり、関連性があるのかもしれない。出てくる美少女ゲーム(婉曲表現)がほとんどわからなかったのは残念だが、「ネコぱら」と作中の「ニャがーん!」が出てきたのは驚いた(猫っぽいキャラが出てくるたびに「ニャがーん!って言え!」

          2023年秋映画

          2023年の秋映画をまとめる。 イコライザー THE FINALもはや「死」という概念そのものと化したマッコールさんが悪い奴をボコボコにする(というか躊躇いなく殺す)ホラー映画だった。「生殺与奪の権」を握り、容赦無く殺すマッコールさんはまるでヴィランのようだ。ただ、敵のマフィア組織に格が無く、戦闘シーン自体はあっさりしていて残念だった。どちらかというとマッコールさんの”更生”のほうがメインで(冒頭で子供に殺されかけたことからも、修羅道の果てが近いことがわかる)、この点は死を

          SIN47 Part6(九州)

          今回が最終回である。九州地方について書く。 福岡県 - 太宰府天満宮(のスタバ)ここぐらいしか観光地はない気がする。ただ、福岡市は勢いがある街なので、いずれは住んでみたい。 佐賀県 - 吉野ヶ里遺跡めっちゃ歩いた記憶がある。 長崎県 - 祈念坂「色づく世界の明日から」の巡礼で行った。坂が多くて(坂しかなくて)登場人物の体力に驚いた。夜景が綺麗で、路面電車もあって映える場所だと思った。 熊本県 - 熊本城ところどころメンテ中だったような記憶がある。また、熊本駅がモダンで

          SIN47 Part5(中国&四国)

          今回は中国と四国地方について書く。 鳥取県 - 鳥取砂丘「ジョン・ウィック:パラベラム」ごっこができたので楽しかった。水曜どうでしょうの聖地でもある(彼らにとっては黒歴史だが)。 島根県 - 出雲大社雰囲気はあった。が、あまり印象はない。 岡山県 - ジョイフル 児島駅前店四国旅行の終盤に友人を連れて行った(周囲にここくらいしかなかった)。何を食べたか覚えてないけど、こういう経験のほうが記憶に残りやすい。 広島県 - 原爆ドーム悲劇の遺構だが、このことが語り継がれて今

          SIN47 Part5(中国&四国)

          SIN47 Part4(近畿)

          今回は近畿地方について書く。 三重県 - 伊勢神宮とりあえず行った……が、あまり印象はない。 滋賀県 - 琵琶湖自転車で一周した。時間とケツの痛みとの戦いだった。 京都府 - 京都市京セラ美術館「アンディ・ウォーホル・キョウト」に行った。思ったより面積としては小さかった。 大阪府 - 天保山登山自体は一瞬で終わったが、梅田から自転車で来るのが遠かった。 兵庫県 - 有馬温泉日帰り温泉にジャージの中高生が入っていて、観光地感はなかった。 奈良県 - 東大寺大仏殿いや

          2023年夏映画

          2023年の夏映画をまとめる。 ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE「トップガン マーヴェリック」と同様、トム・クルーズ(映画制作者)とAIや”上”との戦いを描いていた(公開と同時期にハリウッドのストライキが行われており、わかりやすい構図だった)。”それ”の傀儡となった殺人マシーン、”それ”を利用することしか考えていない(”それ”によって引き起こされる犠牲を考えていない)”上”、そして”それ”に抗うチームという構図だ。”それ”のキーを物理的なトーク

          2023年夏アニメ

          2023年の夏アニメをまとめる。 てんぷる古き良き”ハレンチな”ラブコメであり、副題である”No one can live on loneliness”が貫かれていた。お色気シーンが全体の半分以上を占めるものの、不思議と下品な印象を受けないのはコントロールが上手いのかもしれない。主人公の鈍感さや他者に尽くしすぎる(=善人すぎる)部分に明確な理由があるのは珍しく、このことが物語への共感を呼んでいると思われる。 アンデッドガール・マーダーファルス「ずっと喋っているアニメ」であ

          SIN47 Part3(中部)

          今回は中部地方について書く。 山梨県 - ほったらかしキャンプ場某アニメの影響でキャンプに出かけた。火がなかなか点かなかった(ポテトチップスに着火した)ことも、温泉から眺める朝の風景もいい思い出である。 長野県 - 軽井沢軽井沢プリンスホテルスキー場でスキー/スノボに興じたり、アウトレットモールで買い物をしたりといかにもな楽しみ方が多い。「トンボの湯」の露天風呂は湯温が外気で冷やされてちょうど良く、満天の星空が見える。 新潟県 - アリス美容室タイムマシーン3号・山本浩

          SIN47 Part2(関東)

          今回は関東について書く。 茨城県 - 大洗町人妻を脱がせて延命しているアニメ「ガールズ&パンツァー」の聖地巡礼で行った。アウトレットモールに全く人がおらず、そのほかの場所も人気(ひとけ)がなかった(悪天候だったのもあると思うが)。今はどうなっているのだろうか。 栃木県 - 華厳の滝あまり記憶がないが、行ったことは覚えている。デカい滝だった。こんな感じなので、近日中に改めて栃木に行きたい。 群馬県 - 谷川岳ヤマノススメの聖地巡礼で登った(土合駅に行ってみたかったというの

          SIN47 Part1(北海道&東北)

          少し前に、僕の名を騙る不届き者が47都道府県を巡るという企画が行われていたらしい。甚だ不愉快である。 というわけで、47都道府県を実際に巡った”本物”である僕が印象的だった場所を紹介していこうと思う。今回は北海道と東北6県について書く。 北海道 - 洞爺湖自転車で一周した。非常に天気が良くて、汗はかくのだが適度に涼しくて気持ちよかった(漕いでる途中で眠くなって危なかった)。 青森県 - 斜陽館太宰治の生家ですね。「ヒーラー・ガール」の烏丸音声治療院のモデルでもあるらしい

          SIN47 Part1(北海道&東北)

          2023年春アニメ

          2023年の春アニメをまとめる。 BIRDIE WING -Golf Girls' Story- Season 2無駄にややこしい衝撃の事実が明かされる……が、親の因果を過剰にとらえるのではなくただそこにある事象として淡々と乗り越えていくあたりがある意味現代的だと思った(「水星の魔女」と対照的かもしれない)。満を持して出てきた女王が2人の眼中になかったりクリフハンガーっぽかったローズさんが再登場しなかったり、やはり変なアニメではあるものの最後まで真っ直ぐではあった。 機動

          2023年春映画

          2023年の春映画をまとめる。 AIR/エアクライマックスにマイケル・ジョーダンがこれから自身の名を冠したシューズと共に歩むことになる”苦難と”栄光の日々の実際の映像が挟まれ、作品を引き締めていた。汚い言葉を使うおっさんたちが集まってなんとかマイケルを口説き落とそうとする部活感があって、ある意味単調な作品だが楽しく見られた。 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3宇宙を救うことで自分のやりたいこと/向き合うべきことから逃げていた全員がそれら(象徴的なのは「自