じぶんジカン松岡さんの記事を読んで
この記事がおすすめに出てきてつらつらと読んでみたら刺さった.
今の自分の働き方はまさにそれで,毎日をペナントレースも終盤で,来季Bクラス確定の野球チームの消化試合のようになっている.とりあえず若手のピッチャーに経験を積ませよう的な監督の気分である.
以前はそんなことはなく,毎日がしんどいながらに「もっとこうしたら良くなるんじゃないだろうか」「もうすこし効率性を上げられないだろうか」「こんな取り組みをしてみたら面白いんじゃないだろうか」と,帰りの電車で妄想に耽っている日々を送れていた.
週末は学会で潰れたり,研修会に行かなければならないなど,ちょっと不満に感じる事もあったけど,自分が成長できている気がしてそれなりに充実していたように思う.
転機はなんだったのか・・・
明確なきっかけはよくわからないけど,今の社会保障制度に対するどうしようもない不満や疑問が堆積した結果だと思う.
特に,コロナ禍で公金がジャブジャブ使われる様子を目の当たりにし,社会活動がストップし,高齢者がどんどん病院に詰め込まれ野戦病院のような様相をみると,なんのために働いているのかと.
結局,自分たちのしている事は役に立っているのか,社会保障費を無駄に食い潰す一助になっているような気がしてきて,どうしようもなかった.
それでも,立場上「意味ない」とは言えず,それらしいデータを引用して自分たちのしている事は社会的に意義のある事だと言い聞かせた.
ようは自分に嘘をついていたのである.
こうなると,“食うために働く”という大義名分を掲げないと自我を保てない.
もしかしたら上司はこういう後ろ向きな思考を見抜いていたのかもしれない.
休職から復帰した今,何者でもないイチ職員として日々を過ごし,まさに週5日耐え忍んで,休みの日に好きなことをする生活を送ってしまっている.
でも本当はなにかもっと社会に貢献できるナニモノかになりたいと思っている.
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