マガジンのカバー画像

鳥-翼を獲得した恐竜-

10
おもに私が出合った鳥たちと、鳥たちに関する記事をまとめています。鳥が好きな方や鳥のことを知りたい方におすすめします。月に2〜3回ほど更新する予定。
運営しているクリエイター

記事一覧

「生田神社のアイガモ」農業で活躍する鳥が飼われているワケ

罰当たりなニュースが発端で 不思議に思ったカモの存在  2024年5月17日、兵庫県神戸市の生田…

“アオサギは頸を曲げて飛ぶ”という図鑑説明に疑問を抱いた

サギ類日本最大なのに 身近すぎる巨鳥  私が日常的に目にする野鳥のなかで、もっとも大きな…

私が出合った美しき夏鳥3種

暖かな気候になって訪日する 羽色鮮やかな渡り鳥たち  以前、ツバメの巣について紹介した記…

私の羽根コレクション3選

自然界の住人たちの 美しき落とし物  衛生上あまりよろしくないとわかりつつも、落ちている…

「ツバメの巣」その堅牢な造りの秘密

春の到来を告げ 人の生活に密着する渡り鳥  暖かくなり、今年もまたツバメの季節がやって来…

新社会人時代、ハシビロコウの決定的瞬間を撮り損ねた

神戸どうぶつ王国で出合った 1属1種の不動の鳥  何年か前に新社会人になり、勤務地が神戸だ…

「鳥むね肉」長距離飛翔を支える筋肉

カムチャッカから関西まで飛ぶ 全長40センチのユリカモメ  比較的海が近い場所に住んでいるので、冬場はユリカモメ(Chroicocephalus ridibundus)を観察する機会が多くあります。夏場にはめっきり姿を現さないので、小さい頃は「どこにいるんだろう?」と疑問に思っていました。一部の鳥たちには渡りの習性がある。そうした知識と出合う、ずっと前の話です。  紅を引いたような鮮やかな朱色のくちばしと、純白のドレスを思わせる翼で空を舞う姿から、『貴婦人』と評されている文

「害鳥と姫路城」美観を汚す鵜のうんち

姫路を代表する世界文化遺産  日本初の世界文化遺産となった姫路城は、2023年にその登録から3…

「スズメ」ネズミ肉も食す身近な鳥

天王寺動物園「ごはんタイム」での観察  私が好きな天王寺動物園では「ごはんタイム・おやつ…

「ハッカチョウ」いつの間にか居着いた鳥

ムクドリ? ヒヨドリ? 見慣れない鳥、庭先に  香川県のとある庭先で、果実を食べる一羽の…