どういう投資判断をしたいか(マクロ視点とミクロ視点)
ちょくちょく投資に関する本を読んでは、知らない単語を調べてちょっとずつ知識をつけているコツコツくんです。
知らないことを知りはじめると、目的を見失って、知ることに没頭してしまいがち。
本記事では、投資判断を行うに当たって重要な考え方である、マクロな視点とミクロな視点について学びましたので、それぞれについて触れようと思います。調べた限りを触れきったあと、ところでどういう投資判断をいたいんでしたっけ、と我にかえろうかなと思います(?)
ことの発端
https://note.com/ko2ko2koooon/n/nf86fc139bd80
先日書きましたこちらの記事で、PERとPBRについて学んだ結果をまとめました。なんとなく聞いたことあるけど知らなかったことがわかり、投資判断の材料としての理解が深まりました。一方で、いくつになっているからこう!みたいに、頭空っぽにして扱える代物かというと、もう少しコツが必要そうということもわかりました。この経験をきっかけに、他にはどんな指標があるんだろうか。そもそも企業の業績以外の状況を踏まえてこれらの指標を見たかったのでは。といろいろと思うところが出てきて、まずは世の中の人がどのような指標、というか投資判断の材料を見ているのかが気になり、調べて見たというわけです。
どういう見方があるのか
PERは、時価総額と純利益の関係を。PBRは、時価総額と純資産の関係を表しました。つまり、その企業に対する投資家の評価と、その企業が計上したなにかから構成されます。このように、企業単体に着目した見方を、ミクロな視点で見るとか表現されるそうです。経済用語でミクロ経済とかマクロ経済とかいうところの、ミクロの意味合いです。ちなみに、ミクロ経済は、
という意味だそうです。ちょっとだけ抽象度が高い用語ですね。
逆にマクロな視点で見ると表現するときは、例えばアメリカ経済がどのような状況なのかとか、株式市場全体がどういう動向なのからとか、非常に大きな規模で物事を見るそうです。ちなみに、経済用語でいうところのマクロ経済は、
という意味だそうです。さらに抽象度が上がりましたね。
注目してみるミクロに対して、俯瞰してみるマクロ。
ここまではひとまず、2種類の考え方があるんだなくらいの解釈でいいかもしれません。では、それぞれの視点に立ったときに、どのような投資判断材料があるのかを見てみます。
ミクロな視点: 決算書 つまり企業を見る
ミクロな視点に立ったときには、企業に焦点を当てた投資判断材料を集めることになります。
いくつかよく使われるものを上げてみると、
・売上高
・EPS(1株あたりの当期純利益)
・業績ガイダンス
なんかをよく見るそうです。
株価をEPSで割ったものがPERですね。
PERやPBRも企業単位で数値化されますから、ミクロな視点に立ったときに使われるものと言って良さそうですね。
様々な蓄積がある投資家のみなさんは、こういった情報をパッと見たときに、この企業はいい感じだね!微妙だね!とか思うわけですね。
マクロな視点: 経済状況を見る
マクロな視点に立ったときには、もっと広い範囲で投資判断材料を集めることになります。たくさんめいっぱい情報を集めるというよりも、もっと広い範囲を表す指標で数値化するというイメージですね。
よく使われるものを上げてみると、
・ISM製造業景況感指数
・ISM非製造業景況感指数
・非農業部門雇用者数
・米国消費者物価指数(CPI)
・小売売上高
なんかが注目されるそうです。
一つ一つ意味合いを掲載しますと、
・ISM製造業景況感指数
・ISM非製造業景況感指数
・非農業部門雇用者数
・米国消費者物価指数(CPI)
・小売売上高
おおおおお、ボリューミー。
業界ごとの景気感だったり、雇用者数だったり、売上高だったり。
すごく広いくくりで集計された数値であることはパッと見でもわかります。
また、米国内で集計されたものがよく使われるそうですが、これは米国経済が日本におよぼす影響が大きいからこそなんだと思います。もう少し詳しく説明できるようになれればと思うのですが、今の私には難しい。。。
いろいろあるけど、何したいんだっけ。
結局のところ、こういった投資判断材料の数々に興味を持ったのは、よりよい投資判断をするために何を材料として集めるべきかを知りたかったからです。でもよりよい投資判断っていったい・・・。
私は、フルタイムの会社員ですから、常に板に張り付いていたり、プレスリリースに対する反応をTwitterで観察したりなどはできません。なので、必然的に短期的な投資判断は、なかなか実を結ばないんじゃないかと思われます。とすると中長期的に投資をしたくなりますよね。となると、企業の経営状況や業界動向が今後どうなって行きそうかを、ある程度予測して投資判断できると良さそうです。
もちろん突発的なプレスリリースなんかは予測できないでしょうね。これはこれでまた別なスキルや専門知識、業界知識が必要そうです。こういった情報収集の方法もなにか確立していきたいものですね。
まとめ
ミクロな視点に立ったときと、マクロな視点に立ったときで、異なる投資判断の材料が存在することを知りました。それぞれ、こういうことを知りたい!という目的に沿って設計されており、よく使われるだけあって意図がわかりやすかったりしますね。
しかし、やはり闇雲に調べても使いこなせないわけで、どういう投資判断をしたいから、どのような視点に立って何を見る。という思考が重要そうに感じました。私のような投資に興味ある会社員の方は数多くいらっしゃると思いますので、思考の過程なんかは参考になるのではないでしょうか。
せっかく勉強したので、これらの投資判断材料を元に、実際に株式投資をしてみる実践編があってもいいかもしれませんね。お財布と相談してみます。
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