見出し画像

【4ヶ月使用】日常カメラとして最適!初心者用のカメラとしてもおすすめ。LUMIX G100長期使用レビュー

お久しぶりです、Kouです

パナソニックさんからLUMIX G100をお借りして4ヶ月が経過し、そのカメラの良さにとても感激しています。

今回は、4ヶ月間使用した上でのレビューをお話していきます。

写真機材としてのLUMIX

画像1

LUMIXといえば動画機材のイメージがとても強く、G100もビロガーをメインターゲットにしたカメラとして売り出されています。

その一方で、写真用の機材としてもとても高いポテンシャルを持っています。特に初心者のはじめの一台のカメラとしては最適の一台だと思いました。

4ヶ月使用してみて、いいと思ったところともう少しだなと思ったところを上げてみました。

イイところ

レンズ交換ができるカメラでは小型最軽量
マイクロフォーサーズレンズの軽さ
マイクロフォーサーズの深い被写界深度が良い
ファインダー・フラッシュ内蔵
バリアングル液晶で自撮りも可能

もう少し!

ファインダーが見づらい
レンズによってはフラッシュがケラれる
大型のレンズをつけるとすこし持ちにくい

それでは一つずつ詳しく解説していきます。

レンズ交換できるカメラでは小型最軽量

画像2

G100で最も気に入っている点が、その小型軽量さです。小型最軽量を売りにしているカメラは多々あります。小型軽量のおすすめカメラとしてよく挙げられるのが以下のシリーズですが、いずれもレンズ組み込み式のカメラです。

Canon PowerShotシリーズ
(G1X:399g、G5X:340g、G7X:304g、G9X:206g)
SONY Cyber-shot RX100シリーズ(RX100:302g)
SONY VLOGCAMシリーズ(ZV:296g)
Fujifilm X100シリーズ(478g)
RICOH GRシリーズ(257g)
※最新モデルのグラム数を記載しています。

レンズを交換を犠牲にして、重さやサイズを優先したシリーズです。重さはいずれのシリーズも約200~500グラム程度で、サイズはポケットに入るくらいです。

画像7

レンズ交換ができる小型軽量シリーズについても整理してみます。

Canon EOSシリーズ
(M6:408g、KissM:387g、M200:299g)
SONY alpha シリーズ(a7c:509g、a6600:503g)
SONY VLOGCAMシリーズ(ZV:343g)
Fujifilm Xシリーズ(X-E:364g、X-A:320g)
※最新モデルのボティ単体でのグラム数を記載しています。

レンズ交換式では約300~500g程度で、G100345gと小型最軽量レベルの重さです。X-AシリーズやM200シリーズはG100よりも軽量となっていますが、ファインダーが無いのが欠点です。

マイクロフォーサーズレンズの軽さ

マイクロフォーサーズレンズはその高い性能に対してとても小型軽量です。

例えばSONYの標準ズーム「24-105mm F4」が663gなのに対し、「12-60mm / F2.8-4.0 ASPH.」は320gと、同等の性能のフルサイズレンズと比較してもその重さは半分以下になっています。

買い物ついでのお散歩に持ち出すときはかばんに入るように、小型軽量キットレンズの「12-32mm / F3.5-5.6 ASPH.」、メイン機としてスナップするときは、Leicaレンズの「12-60mm / F2.8-4.0 ASPH.」、雨の日など片手でも撮れるようにしたいときは、単焦点Leicaレンズの「25mm / F1.4 II ASPH.」、といったように、その日の気分でどのレンズを持ち出すか決められるのはとても良いです。

画像4

12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. の作例

画像5

12-60mm / F2.8-4.0 ASPH.の作例

画像6

25mm / F1.4 II ASPH.の作例

マイクロフォーサーズの深い被写界深度が良い

画像7

12-60mm / F2.8-4.0 ASPH.         F8.0 ISO400 1/500

センサーサイズは必ずしも大きいほうがいいとは限りません。センサーサイズが小さい方が、同じF値でも被写界深度が深くなります。

被写界深度が深くなるというのは、要するに「ボケにくくなる」ことです。例えばフルサイズでF8程度の被写界深度が欲しい場合、マイクロフォーサーズではその半分のF4で同じ被写界深度を得ることができます。

ストリートフォトではゾーンフォーカス(近くから遠くまでピントが合っている状態)で撮影する技法をよく用いるので、この点においてはマイクロフォーサーズの方に軍配が上がります

参考記事

ファインダーは少し見づらいが、無いよりはマシ

ファインダーはEVFでドットも368万ドットと画はきれいに見えます。ただし、動画のようにEVFの中央から離れると全体が鮮明に見えない範囲があって、それに慣れるまでは少し見づらいと感じました。

内蔵フラッシュはレンズによってはケラれる

画像9

12-60mm / F2.8-4.0 ASPH.  内蔵フラッシュ使用

お散歩カメラとして夜のスナップをしていても瞬時にフラッシュを使える点で内蔵フラッシュはとてもいいと思いました。フラッシュはポップアップ式で天井バウンスなどはできません。

ただ、下の写真のようにレンズによってはケラれるので注意が必要です。

画像8

12-60mm / F2.8-4.0 ASPH.   でフラッシュを使用

大型のレンズをつけるとすこし持ちにくい

画像10

G100に LEICA12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. を装着

Vlog用カメラということもあり、ボディもキットレンズに最適化されています。小型のレンズを使用しているときは気になりませんが、12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. などの大型のレンズをつけるとグリップ部分が持ちづらく感じました。

まとめ

画像11

小型軽量でレンズ交換ができるマイクロフォーサーズ機であるG100は手軽に持ち運べるお散歩カメラとして最初の一台としてもおすすめ。メインの大型機のサブ機として持ち出すにも最適なカメラだと思います。

記事が気に入っていただけたら投げ銭お願いします.