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突然ですが、僕が上半期に読んだ本の中からベスト5を発表したいと思います

こんにちは!アラサー関西人です。

今回はちょっと趣向を変えて、今年の上半期(1月〜6月)までに読んできた本の中から『これは誰かに話したい!』と個人的に思った本を5冊ほど紹介できればと思います!(勝手にせえって感じですよね。笑)

前回の投稿までは、読書について自分の思うことや、読んだ本の感想などを投稿してきましたが、ずっと真面目なこと書いてても飽きてしまいますし、たまには『この本おもろかった!』みたいなライトな感想も言いたくなる時あるんですよ。はい。

「ということは、いよいよ書く話題無くなりました?」「企画の狭間ですか?」という声が聞こえてきそうな気がしますが、まあそんな感じです。
(書きたいネタはまだまだたくさんあるんですが、如何せん語彙力&文章力に乏しいので、形にしようとすると少し時間がかかりそうなので、ちょっとここら辺でサクッと書けそうなテーマを書いて執筆の勢いつけたいなーって感じですね!)

今回はジャンル問わず選んでいきたいと思います。
もちろんですが、あくまで個人的なベスト5なので、好き嫌いが分かれる方もいらっしゃる前提で書いていきたいと思います!

ちなみに、、、(また余談が長くなって申し訳ないんですが。笑)
僕はそもそも人に自分の好きな本を『勧める』という感覚はあまりありません。
いきなりテーマと真逆のようなこと言ってすいません。

僕は『オススメしたい!』というより『自分はこの本を読んで心が動かされたよ!』ということを伝えたいのであって、別に皆さんに『読んでみなよ!』とオススメしているわけではありません。

例えば、皆さんの普段の会話の中でドラマや映画の話題になったとき、大体が「あのドラマ見た?マジ泣けるよね〜」「あの映画全然おもん無かったわー」という感じで、ドラマや映画の『感想』について話す方が多いのではないでしょうか?
逆にドラマや映画を最初から『オススメしよう』(=つまり、見てみなよ!と勧めよう)と思って話し始めてますか?
もちろんそういった方がいらっしゃるかもしれないですが、僕はそうではありません。読んだ本の『感想』が言いたいという気持ちが先行するので、あくまで話のネタの一つにしか過ぎないと思っています。
会話の中から相手が興味を持ってくれたら勧めるとかはあると思いますが、僕は最初からオススメしようと思って話すことはありません。

あとは、オススメした後に実際にその本を読んだ人に「全然おもんなかったやん」とか「あんな本好きなの?!笑」という、ネガティブな感想を言われるのが怖い、という本音もあります。笑

また、4~5年前ぐらい?に放送されていた『アメトーーーク!読書大好き芸人』の回では、出ていた芸人の方々全員が「自分が何の本を読んでいるか知られたくない」とか「本棚見られたくない」とか言ってたのに、めっちゃ共感しました。

本を『オススメ』したい気持ちが無いわけではないですが、自分の好きな本が相手も好きになってくれるかどうかわからないですし、人って本を勧められたら読みたくなくても「じゃあ、読んでみよっかな…苦笑」というリアクションになってしまう可能性もゼロじゃないですし、そうなると気まずいので僕は一切お勧めしません。笑

なので、上記長々と余談を書きましたが、あくまでスタンスとしては『個人的に好きな本』という形で、僕なりの上半期ベスト5を紹介していきたいと思います。

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■出版禁止(長江俊和/2017年)

<私のコメント>
「ジャンルはミステリー小説?だと思うんですが、内容は男女の心中事件から始まり、その関係者へのインタビューを中心にストーリーが展開されていくのですが、最後の最後に大どんでん返しがあります。(思わず声出ました笑)
そして、僕が今まで読んできた本の中で、こんなに後味悪い本に出会ったことありません。。。でも最高に面白かったです。感想文が小学生レベルですが、とにかく読んでもらったらこの感覚がわかると思います。特にありきたりなミステリーに飽きてきた方には読み応えがある本だと思います。」

■V字回復の経営(三枝匡/2006年)

<私のコメント>
「ジャンルは実話を元にしたビジネス小説です。主人公は外部組織からヘッドハンティングされてきたコンサルタントで、不振にあえぐ事業を黒字転換させるべく組織再建を進めていくストーリーです。その中でも様々な課題があり、いかに企業が人の感情や嫉妬などといった人間関係で動いているのか?ということを余すことなく指摘しています。僕はビジネスに関しては感情抜きに数値や理解しやすいロジックをメインに話を進めていかなければならないと思っていますが、結局ビジネスをやっている人間は感情の生き物なので、人の感情を一切排除して進めることも難しいんだなと改めて感じました。また、組織再建には『みんなで同じ方向を向いて仕事をする』という基本的な事柄の重要性もしっかりと書かれていました。僕自身、この本の中の文章やセリフに救われた部分もたくさんあったので、組織で仕事をしていく上での悩みがある方には読み応えのある本だと思います。」

■舟を編む(三浦しをん/2015年)

<私のコメント>
「だいぶ前に松田龍平と宮崎あおいが主演で映画化されたので名前をご存知の方も多いと思います。ジャンルはガッツリ恋愛小説なんですが、学生恋愛のキュンキュンした感じじゃなくて大人の恋愛小説って感じです。主人公が出版社で働く男性なのですが、ある日出版社の威信をかけた辞書編纂に携わることとなり、そこから物語がスタートしていきます。内容は恋愛小説なのですが、主人公はもちろん、その他周りにいるメンバーの仕事に対する熱意や思いがとても伝わってきて、恋愛小説でありながらビジネス本以上に学びが多い小説だと僕は思っています。」

■マッキンゼー流入社1年目 問題解決の教科書(大嶋祥誉/2013年)

<私のコメント>
「正直僕は、この本を手に取るまではマッキンゼーとかBCGとかの名前が入ってる本を毛嫌いしてました(笑)。なんか日本人ってマッキンゼーとかBCGとかの名前が入ってる本がベストセラーになりがちなイメージがあって(なんかこの2つの名前が出てきたらなんかすごいこと書いてありそうじゃないですか?笑)、読んでたらすごくミーハーな感じがして、ずっと避けてました。でもある時、ブックオフで110円で売ってたので、まあ1回読んでみるか…と思って手に取りましたが、マーカーで線引きまくるぐらい大切なことがたくさん書いてあって、やっぱりマッキンゼーは侮れないなと思いました。本のタイトルには『入社1年目』って書いてありますが、1年目の人だけじゃなくて世の中全てのビジネスマンにとって大事な考え方が書いてあると思います。」

※ちなみにこの本の読書感想文は、以前僕も書いたので、参考までにURL貼っときます!


■ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(ブレイディみかこ/2021年)※初版の単行本は2019年

<私のコメント>
「僕は文庫本が発売された今年6月にすぐ買って読みましたが、2019年に単行本で出版され、ベストセラーにもなったので知ってる方は知ってると思います。ジャンルはノンフィクション小説です。著者のブレイディみかこさんとその息子さんとの会話がメインとなっており、息子さんの学校で起きた出来事を起点としてストーリーが展開されていきます。その中で、これからの時代を生き抜く考え方や人との関わり合いにおいて大切なことを、母のブレイディみかこさんが息子さんから逆に学んでいくというストーリーになっています。例えば、学校での人種差別や貧富の差、ジェンダー、いじめなど、テーマが非常に現代において捉え方が非常に難しいものばかりです。でも書かれてある文章がとても平易で読みやすく、それでいて物事の本質をつくようなことも書かれてあり、現代を生きる全ての人が読むべき本だなと感じました。」

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いかがでしたでしょうか?

今回はなんとか5冊に抑えたんですが、最初どの本を紹介しようか…?と候補をとにかくあげていったら、最初は40冊とか出てきてしまいました。笑
なので、もちろんこの5冊以外にも紹介したい本はまだまだたくさんあるので、それはまたの機会にでもご紹介できればと思います!

ちなみに僕は、ベストセラーになった本や書店で平積みされているような流行りの本を手に取ることもありますが、それだけではありません。
今回ご紹介した5冊のうち、4冊は少なくとも4年以上前に出版された本です!
今の自分にとって必要だな、読みたいな、と思う本であれば多少古くても即買いしますし、中身を一切見ずにタイトルや帯だけみてビビッときたので買った!という本もあります。

なので僕の本の選び方は、あくまで時と場合によりますが、『自分が読みたい!という感情を掻き立ててくれる本かどうか』が一番の判断基準です。(もちろん、売れてるか売れてないか、周りが読んでるか読んでないか、を判断基準にすることもあります。)

またこんな感じで読書感想文という形ではなくて、過去に読んだ本の紹介は定期的に実施していきたいと思います!

今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました!!!

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