コーナーに追い込んだところで。【一枚の刻み-282-】
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Aさんの原稿、良くないです。
Aさんの原稿をチェックしたBさんが、僕に声をかけてきた。
中途入社して1年余りのAさんが主担当のプロジェクトに、Bさんと私がサポートしている。
ベテランのBさんは、自分が目にしたものしか信用しないタイプ。
だからAさんが問題ないとした原稿についても、その言葉を真に受けず、Bさんが自ら確認して評価を下しているわけだ。
この後の展開は見えている。
Bさんは僕や周りのスタッフ、上長も巻き込んで、Aさんの原稿に問題があると騒ぎ立て、Bさんを追い込んでいくことになるだろう。
Bさんが振りかざす正論に対して、周りは何も言えない。
正論過ぎるからだ
このようなことは、これまでも何回もあった。
僕も含めたいろんな人が、もう少し寛容さも必要とBさんに伝えてきたものの、Bさんが耳を傾けることはなく、追い込まれた人は去っていった。
できないことを責めるだけでなく、できることにも着目できないものだろうか。
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小さな自信を積み重ねてもらうことの方が、より建設的ではないかと最近、思うのです。
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