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退院後~産後1ヶ月

書き溜めがなくなってきて少し焦っている今日この頃。このペースでいけば日本ミックスダブルスカーリング選手権大会が始まるまでに現実に追いつけそうなので、できるだけ頑張りたいです。(早く書かないと記憶もどんどん怪しくなっていっています)

今日は退院してからしばらくの生活について。


退院した日

私がいた病院は、出産日を除いて5日目が退院日でした。夫以外とは面会ができなかったため、父や母に早く娘の顔を見せたくて退院したい反面、授乳やお世話など不安で、果たして退院して大丈夫なんだろうかと思っていました。

退院する日が初めて外に出る日。初めて自分の用意と子供の用意と両方しないといけないと、ワタワタした記憶があります。
子供が生まれると外出の用意、時間かかりますよね。せっかちオバケの私は普段、まず出る時間を決めて、そこから行動の逆算をして用意し始める時間を決めます。新しく加わった「子供の用意」これはペースが掴めるまでにしっかり1ヶ月以上時間がかかりました。

話が逸れましたが、母子ともに健康でしたので、予定通り退院することができました。

妊娠期のnoteに書いていませんでしたが、9月末から甲府の実家に里帰りしての出産でしたので、退院した後も帰るのは実家です。

生まれてから約5日、やっと父と母に顔を見せることができました。

私も夫も長子のため、両家の両親にとって初孫でした。とても喜んでくれた姿を見て、私も嬉しくなりました。

生後1ヶ月ちょっと、夫の母に抱っこされた時の娘


退院後の日々

授乳と睡眠のこと

一般的に新生児は昼も夜もなく2、3時間おきに授乳をします。個人差はありますが、睡眠のリズムができるまではこの生活が続きます。

産後の生活が大変なことの理由の1つがこれです。2、3時間おきに、母乳かミルクを与える必要があるということは、誰かは起きないといけません。
ミルクなら母親じゃなくてもいいから交代でできて楽じゃんと思うかもしれませんが、それぞれにメリットデメリットあります。ミルクは確かに与えるのは母親じゃなくてもできますが、与える前に作って適温まで冷まし、与えた後には洗浄・消毒が必要で、工程が多いためその分時間を取られます。
母乳は母乳で、下準備はそれほどではありませんが、まだお互い飲むのも飲ますのも上手ではないので、胸が張ったり痛くなったりします。
産後のボロボロの身体で常に寝不足で行うため、体力がかなり削られます。

私の場合は、夫が育休を取得してくれて、かつ実家であったため、大人の手がたくさんありました。サザエさんの家を想像してもらうとわかりやすいかもしれません。
主戦力は私、夫、母の3人です。父がいる時は、父も手伝ってくれます。特に母は最強です。
日中は母も仕事をしているので2人、母の帰宅後は3人でした。役場に夫が行く、自宅に荷物を取りに行くなど用事があると実家に大人が1人になります。(あと犬2匹)

日中のたった5、6時間でも、寝不足で1人でお世話をしているとウワー!となる時がありました。私が甘ったれだったのかもしれませんが、産後に1人で子育てしている世の中の方々、本当に尊敬します。すごい!

長々と書きましたが、退院後の生活はエンドレスリピートの
オムツ替え→授乳→ゲップ→睡眠→オムツ替え→授乳→ゲップ→睡眠……→沐浴→授乳→ゲップ……です。
赤ちゃん、本当にかわいいですし、つぶらな瞳で見てくれた日には疲れも吹っ飛びますが、やはり1人の人間が割けるリソースには限りがあります。しんどい時期に、孤立するようなことがなくなる社会になればいいなと、切に思います。(唐突)

幸い、我が家は思ったより早くこの生活が終わり、生後1ヶ月になる頃には夜間授乳が1~2回になりました。
ありがたいことに、よく寝る子でした。4ヶ月経った現在もそれはあまり変わりません。

天皇杯の決勝、ヴァンフォーレ甲府の応援で
大騒ぎしていた母の上で爆睡していた娘


身体のダメージ

あれだけ痛がっていた会陰切開の傷も、10日経つころには痛み止めを1日に何度も飲まなくても大丈夫になりました。(大騒ぎしてすみませんでした)
これも人によって個人差がかなりあって、1ヶ月もあれば良くなることが多いとのことでした。
産後のクオリティオブライフを著しく下げる要素で1位2位を争うと思います。
ちなみにもう1つは乳房の張りと乳首の痛みの授乳関連です。

乳房の張りに関しては、これも聞いてないよ…となるものでした。乳房は、普段は乳腺と脂肪の塊で丸いはずだと思います。授乳で張るとどうなるかというと、張りのある箇所が岩みたいな形になって、それはもうびっくりするような形になります。そして痛いです。程度がひどいと熱が出たりします。
コロナ禍での育児生活はここらへんがとても難しいです。熱が出ると本当にドキドキします。

骨盤のグラグラ感は産後3週間くらいは感じていました。3週間を過ぎたあたりで、やっと少し、こういう姿勢をとってみようかな?というような気持ちになるくらいでした。

運動

子供が外に出るより先に、犬の散歩がてら少しずつ外を歩くようになったのがやはり産後3週間後くらいでした。実家の周りを短い距離から、ゆっくり歩いていました。
段々しゃがんだり、かがんだりもできるようになってきたので、少しずつ日常生活の行動も普通にできるようになっていきました。

JISSで産前に作成してもらったメニューも、この頃から始めました。骨盤底筋群や腹筋周りの筋肉を呼吸と共に動かす練習です。ほとんどが仰向けやうつ伏せでできるメニューです。

おわりに

最初の1ヶ月は、とっても長いようであっというまに過ぎていきました。初めての発見ばかりで本当に濃密な毎日、それでいて同じことの繰り返しを何回も何回も繰り返して過ごしているので、日々の変化には気が付きにくいです 。ただ、少し振り返ってみると確実に大きくなっていて、不思議なものです。
産後の大変な日々の中でこうした変化を見つけて楽しめるかどうかは、周りの人の協力だったり、ゆとりがあるかが大きく関係あると思います。
子育てを楽しめる、今の環境に感謝しています。

おまけ

ある日、内祝いに使う写真を撮っていた時のこと。すごい瞬間の写真が撮れてしまいました。

ゲポー

赤ちゃんはよく吐く生き物です。


次回、産後1ヶ月~2ヶ月です。
いよいよカーリング再開、JISSにも行き始めます。

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