忘れがちだよなぁ…大人になると。

いろんなことを、勉強して、吸収して、成長してきた。

社会に出て、大人と会話をたくさんするようになり、
そこで常識や価値観を教えられ、それを素直に吸収する。

全ては「社会に適応するため」にね。

人は「輪」から外れたくないと思う生き物。

どんなにローカルでも、人は必ず「輪」の中に入っている。
会社でも家庭でもなんでもいい。

人は孤独だと生きていけない。
と俺は思っている。

そうやって社会にもまれ、価値観が固まり、常識を知っていくことでなんだろうなぁ。

青春の頃のあの心、感情の動き、純粋な気持ち。
そういったモノが、失われていっているんだろうな。

”何かを得た時は、何かを失った時だ”
”人は失った時に、初めて大切なモノに気づく”

当時は、ただの綺麗事だとも思うこの言葉。
マジでその通りだと最近思う。

社会に適応する能力を身につけた代わりに
青春の頃の心を失う。

そして失ってから、
人は「青春時代ってよかったよな」と思う。

大人になると、忘れがちなこと。

最近、何にも楽しくなかったんだよ。実は。
ゲームしても結果だけ追い求めるようになっちまって。

勝つことだけ。それだけを追い求めていた。
そりゃ、勝ったら面白いからね。

でも、勝つことだけを追い求めてやるゲームほど
つまらないものはない。と青春時代の俺は知ってたはず。

でも、なぜだろうか…
そのことをすっかり忘れていたのだろう。
だからこそ、ゲームはやっても心のそこから楽しいとは思ってなかったと思う。

別にゲームだけじゃない。基本全部。
全然楽しくなかった。

気づけば、日々ただルーティーンをこなしてるだけ。
そこに目新しいものもなく、ただ決まったサイクルを回していただけ。

クリエイティブな感情は沸くこともなく、
ただ毎日を生きていた。

実は、ここ3ヶ月くらいずっとそう。笑

楽しくないってしんどいよな。
でも大人になると時間も無くなってくるし、
前ほど元気があるわけでもない。

気づけば時間なんて過ぎてるし、
休みなんて寝て起きたらもう昼とかざらにある。

んで「こんなの嫌だ!」と思った人が、
今この記事を見ている人なんだろうな。と思ってる。笑

だからこそ、人生に彩を持たせるために
新しいことに挑戦してる人たちなんだろうなぁ。
とか思ってる。

絶賛、何も楽しくなかった毎日を送ってたんだけどさ、
おかげで色々と思い出したよ。

当時の心。というか、感情。というか。
なんなんだろうね。

忘れたくない。ずっと心にして生きていくんだ。
そう思っててもさ、気づいたら心から抜けてるんだよね。

それはもう仕方のないことなのか。
だって”人は何かを得たら、何かを失う”のだから。

でも、思い出すことができる。
それも人間の一つの個性であり、一つの武器でもある。

あの時の心、忘れないと誓った思い。
それらを思い出すこともできる。

だから何度もやり直せるし、
何度も戻ることができる。

俺は勝手にそう思ってる。

俺の話を少ししようか。

俺は青春時代の頃から「楽しむ心だけは忘れない」
そう誓った。

何事も楽しまないと続かないし、
楽しいことなら没頭できる。
結果にも繋がる。

だから、楽しむことは忘れない。
そう誓ったんだ。

実際ゲームが元々好きだったってのもあるけど、
それで結構いいところまでいった経験もあったからなのか、
大人になっても楽しむ心は忘れないで生きていこう。
大人があーだこーだ言って「お前は社会を舐めてる」とか言ってきても
俺はその心は忘れない。

「大人にそんな暇はない」と散々言われたが、
そんなの知ったこっちゃない。

俺は俺だ。全力で人生を楽しんでいく。

それが多分、人生の意味だと考えていた。

人生の正体がわからない以上、
楽しむに越したことはない。

例え人生が地獄行きの片道切符だったとしても、
じゃあ地獄で今までの楽しかったこと思い出しながら行ったるわ。


でも、今現在どうだ?
3ヶ月も楽しくない人生があった。

そりゃ、ゲームは、もちろん楽しいし
彼女と遊ぶことだって、最高に楽しい。

でも、そういう問題じゃないんだよな。
心の問題というか、精神の問題というか。
感覚的な問題なのか。

要所要所で楽しいことはあっても、
総合してみると、別に楽しくはない。

あんだけ大人の意見に言い返してまで心に誓っていたモノが、
気づけば無くなってた時期があった。


「楽しむ」ってそう簡単なことじゃない。
それこそ、常識や価値観を知っている大人なら尚更。

心に誓った俺でも、できなかったことだから。

でも、複雑に考えないで欲しいとも思う。

別に「人生をよくする」「彩のある人生」にするためには、
必ずしも特別なことをしないといけない。なんてことはない。

ビックにならなくたって、ちょっとした「ご褒美感覚」だけで
大いに変わる。

特にクリエイティブなことをしている人なら尚更。
「楽しむ」ってことが重要な鍵になる。

自分が楽しくないゲームを販売して、買ってくれた人が楽しいと思うのか?
自分たちがつまらないと思う漫才を披露して、笑が取れると思うのか?

これは持論でもあるんだけど、
「映画や漫画といった作品を楽しめない人には、面白いコンテンツは作れない」とマジで思ってる。


今まで忘れていたことを、ちょっと思い出そう。

自分は何をして楽しかったのだろうか。

楽しいことになら、少しでも時間使えるじゃん。

それがゲームなのかアニメ鑑賞なのか外に出て遊ぶなのか。
それは人それぞれ。

1日の中に少しでも「楽しい」と思える瞬間を作れれば、
きっとそれが、毎日のクリエイティビティに繋がる。

そしたらそれが目新しいものになり。
毎日が余計に楽しくなってくる。

そうやって、些細なことで毎日が変わる。
毎日が変われば、人生が変わる。

小さい世界を動かしていこう。

いつか誰かが言っていた言葉だね。

すごいいい言葉だと今でも思う。

時が止まってたように感じる3ヶ月。
こっからまた時計の針を動かしていこう。

そう思い、今日も一服して幕を下ろそうか。

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