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漢字とひら仮名

今日食べたカツ丼が美味しかった。
そんなことだけで、世界は色を変えたりするよね。

どーも、僕です。
こば。です。


ぼちぼちと働きつつも
全然間に合わず貯蓄を食い潰す毎日です。
…こば。です…
今年いっぱいは我慢の年だろう。
今月末のワークショップに参加者さん沢山集まれば
8月もワークショップ開催できるかも。
いっぱい来てねー(他力本願)

あ、こーちゃん。ツルさんお誕生日おめでとう。
7月4日に生まれて…なんて。

劇団員さんとやり取りしてて
そいや多くの劇団員さんは
僕をこば。として認識している。

ちょっと自己紹介すると
僕は芸名です。
本名の名前の部分だけひら仮名にした芸名です。
本名割と好きなんで、基本そのまま
最初は、チラシに名前を載せる時に、ひら仮名にすると、文字数が増えて、目立つ!
位の理由だった。

僕が演劇を始めた当時、あんま芸名って小劇場になかった気がする…や、あったんだけど
なんだろ?全然違う名前で漢字のみってのが多かった。
例えば本名が山田太郎なんだけど、芸名を伊集院輝昭とか?ちょっと日常に希少そうな名前とかはよくあったかも。知らんけど。

本名を変えたい願望は無かった。位には親が付けてくれた名前に愛着も執着もあった。
とは別に、なんとなく芸名に憧れてた自分もいた。
自分が非日常(?)の場に飛び込み、それを観にくる人に与える為に、自分が演劇をやる時は、自分じゃない自分でありたい…と当時は考えてた様な気がする。
山口が誇るアーティストの1人山﨑まさよしさん
(防府育ちだけど、生まれは滋賀県)
にあやかって、名前部分だけひら仮名にしたものを芸名にしたんよね。
以来ずっと演劇の時はその名前。


劇団旗揚げから3年位は、よく泣いてた。
弱虫な主宰だったなぁ。
10年目位までは、まだ感情豊かで、コロコロと喜怒哀楽が変わってたし、感情的に人を攻撃する事も見受けられたかも。
今?今はね…ないね。多分。明確な目的があって叱責する場面がゼロではないけど
自分の感情的な問題で、その感情を露わにすることは、ない。他人から見たらどうか知らんけど。

なんだろ。
演出としての『こば。』の人格がある程度出来上がってしまったのだろう。
いいのか悪いかは置いといて。

演劇人としての僕を、良きとして、深くお付き合いが続いた場合。
大抵幻滅されたりする。
何故かは理解しやすい。
演劇…演出をやっているひら仮名の僕と比べて
漢字の僕は…暗いのだ。
コミュ症で出不精で無口で無趣味でインドアで
何が楽しくて生きてるの?を絵に描いたような人格だったの。

昔は
漢字の僕とひら仮名の僕に
明確な差異があった
それが長い年月
ひら仮名の自分でいることが多くなって、その境界線は段々と取り払われていき…
今では、何が自分の本当かは分からなくなっているかもな。

昔僕が描いた本の一節

「不幸論」より

「いつしか仮面の下の素顔って奴を忘れてしまう位には、その仮面が馴染んでしまう」

僕はひら仮名が馴染んでしまってるので、ある程度のプライベートでも、そのままでいる事が多いだろうなぁ。

や、多分僕に限らず
大抵の人はそうなのではなかろうか?

もう既に何の話をしようとしてたのか、したいのか分からなくなってきている僕がいますが(笑)
お付き合いくださいまし。

僕は基本的に『人に嫌われない様に』生きようとしている。
まあ、嫌わせてもしゃあない時はしゃあない。と言う開き直りも、ひら仮名の僕は開き直ってる部分もあるけど。

だからなのかは分からんけど
人懐っこくて人あたりはそこそこいい癖に、人に対しての興味や関心が薄い。
んー多分踏み込まないようにしてるんだと思う。

だから稀に出会う『嫌われたくない』ではなく『好かれたい』と思う人に対して
無意識に抑え込もうとしている(かもしれない)漢字の僕が出てきてしまうって言う事を知ってる。

どう違うかって…
その人への執着度は全然違うと思う。
「これをしたら嫌がられる」「うざいと思われる」とひら仮名の僕ならしない事を、そんな事していい事ないぞ?って思う事を…やってしまう。
これは仮面の下の素顔って奴なんだろうな。
理屈で抑え込めない僕の本質的な部分が働くのかもしれない。

まあ、それでもある程度理性的にはなってきた…と信じよう(笑)


「不幸論」おさくん、マッキーの熱演
「不幸論」これも異色っちゃあ異色

不幸論…あの芝居でオサくん演じる、ユキオは幸せに迷ってた。
でも、随分と社会的で真っ当だったのだろう。
性質が弱かっただけで。真っ当な思考だったのだろうと思う。

みのっち演じる、金城こそが、よくわからないモヤモヤを抱えて生きてる漢字の僕の素顔って奴に近いのかもしれない。

ま、そこはほら…物語だから。フィクションや盛り込んだ部分もあるよね。
全部が偽の言葉でもないのかもなぁと。
僕なりの思考の奥底にあるナニか…が参照にらなった上での脚本かもな。


『不幸論』もう間も無くでネット通販されるので
気になった方はぜひ!!!

オサくん主演
マッキー主演

ほらほら、面白そうでしょ????

なんの話がだっけ


そう
漢字の僕とひら仮名の僕に明確な違いがあったはずなのに
今では、何が本物かわからんよね。

って


よく言われる
【自分から見た自分】
【他人から見た自分】
【本当の自分】

と3つあるらしいよ。

他人から見た自分は、お任せします。
僕が皆様にどう映ってるかは、それぞれでしょう。
自分から見た自分はね…色々あるけど、計算高いんじゃない?知らんけど。

本当の自分…なんてきっと誰にも分からんかもね。

でも、自分から見た自分の様に、計算なんてしてらんないんだろうなーとは思う。

留め置けない感情がある位には
まだまだ熱をもってるのかもね
ただ、その熱はきっと他者を不快にさせるモノだろうなと推測。

結果自分が思う自分。
と言う仮面をいつまでも付け続けることになるんだろう。


いつか
その仮面の下の素顔を見せ合える
そんな稀有な人が現れたら…


僕の素顔を覗いてみてください。

それは、きっと僕も知らない、僕以外の僕なんだろうな。


ぶつかり合うことを
嫌われることを
恐れすぎて
自分の本音を誤魔化して生きることがないといいね。


くっそ難しいだろうけども。ね。


いつか誰かに曝け出した時に


また新たな自分に出会えるのも


悪くない。


そんな日を、漠然と想いながら…


こば。

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