入院してると暇すぎてAmazonプライムの映画をお腹いっぱいになるまで頂きました。

そんななか、
主治医S先生が話があるからと。
それなら今日奥さんが着替えとか差し入れしてくれるので一緒に話聞けないかと話たら承諾された。

いよいよ悪い結果がでたのかと内心ヒヤヒヤして聞くことに。

「小林さんは、タバコも10年以上も辞めて年齢的(当時48)に考えて遺伝子異常の可能性があると考えてましたが、結果が出ました。」

「！！！！」

「小林さんは、Ros1遺伝子異常です。分子標的薬が使えます。ロズリートレクまたは、ザーコリです。」
良かった！治療がまだある！闘える！
しかも、

「その先も調べました。免疫療法もキイトルーダが小林さんには80%合うという事がわかりました。このふたつの薬を用いれば根治も夢ではありません。」

「！！！！」

先生の口から初めて「根治」という言葉を聞いた。
これは奥さんと必死に闇の中でもがいてもがいてやっと見つけた「光の出口」だった！
こんな嬉しい話はない。
まだまだ闘えるのだ。

初めて嬉し泣きをしたふたりでした。