感情の吐露


工事のおじさんが振っていた旗が私のお腹に当たった時、そのおじさんは私に向かって「ごめんね、大丈夫?」と言った。すかさず私は「全然大丈夫です」と答えた。するとおじさんは私に向かって「若いって良いねえ」と言った。

経てきた。私は経てきて思った。
若いから良いのだろうか。私は大人っていいなあとこの年齢になっても思うことがあるし、子供にもいいなあって思うことがある。

結局自分の存在と違うと認識したものにはなんでも良いなと思ってしまう。

人間はどこまでも都合のいい生き物だとつくづく思う。

痩せてる女の子を見て、自分にはない華やかさを纏う子を見て良いなあって思う。

その感情に正直で痛い自分と、人をうらやましがる自分はいつまで続くんだろう。いつになったら私は私に満足するんだろうと思う。

こうして考えていると
私は私に世界一興味を持っていて、自分のことばかりな人間なんだと実感する。

ネガティブな意味なんかじゃない。それも良しとしたいよね。


今日はなんかポエミー



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