なぜ靴屋なのにネットで商品名を出して勧めないのか?

お久しぶりです
こば@kobakutsuです。

※先に言っておくと具体的に商品名を出すこともあります。ただ、闇雲におすすめの靴を聞かれて言わないだけです。自分の好きな靴の名前は出します。

おすすめの靴ありませんか?

このような質問をされたとき、具体的な商品名を上げて答えることは少ないです。きっと質問者さんには「いいから早く答えを出せよ」と思われることでしょう。

現代人に多い結論から言えというやつですね!
でも、あまり言いません。

これなぜかというと結局、今までその選び方で失敗してきたと思うからです。また、商品によっては家の近所に取り扱い店がなく、ネットで注文して合うかどうか博打しないといけないっていう人も多いと思います。

これは心を鬼にしているってよりも、ちょっとした教育でもあるのです。きちんと靴と向き合ってほしいなあっていうのがあります。ちょっと語弊があるかもしれませんが。

どのような靴が自分に合い、どのような機能があると自分の足にとって快適なのか?これを具体的にした上で靴を買って欲しいのです。

これを知っていると非常に楽ですよ!

足も見てないのにやみくもに勧められた靴を適当に買って、あれが合わないこれが合わないってやったとするじゃないですか?もし、奇跡的に適当チョイスで良い靴に巡り会えたとしても・・・

超ド定番モデル以外は結構簡単に廃盤になったりします。同じモデルがもう作れなくなることって結構あるのです。仮に勧められた靴ですごくいいものがありました。

でも、何の知識もなく、とりあえず言われたまま買って足に合いました。でも廃盤になりました・・・もしそうなったら、あなたはそれ以降どういう風に靴を選びますか?

きっと同じように、また誰かに聞いておすすめされたものを買って、合うか合わないかのギャンブルを始めると思います。

もうやめませんか、そういうの


この事態を避けるためにお伝えするのはある程度具体的な靴の

  • 機能

です。商品名はあまり出さないのってこういうことなんです。自分にとってどういう形が良いのか?どういう機能が相性がいいのか?を知って今後の靴選びの糧にしてほしいのです。

例えば、靴にしても靴底柔らかいほうがいいのか、硬い方がいいのか、アッパーが硬めがいいのか、柔らかめがいいのか?靴紐の通りはどういうのが良かったのか?

これらを全て記録してとは言いません

ただ、これらの好みにもある程度法則性があります。足の形や特徴を補うようなものって大体相性が良いのです。ですので、私は靴のアドバイスをする時、おすすめの靴を聞かれたときに

「まあ、買わなくていいので試して欲しいんですけど。こういう形のもの。もしくわこういう機能のもの。例えばこういう靴とか、こういう靴とか?これじゃなくて絶対いいので。これに近いようなものを試してもらってもいいですか?近かったらだいたいOKです。まずはそこからやってみましょう。」

という提案をし、あなたの足は〇〇〇だから必要なのです。みたいな話を始めます。※ネットでの提案の場合です。目の前で接客したら近場で買えるおすすめの靴を案内します。

このように自分の足の特徴を知った上で、どういう機能が必要なのか?どういうものが好みなのか?

このあたりをある程度自分の中で整理しておくと、今後の靴選びが非常に楽ですよ! 大失敗する靴を買いにくくなるからです。

自分はこういう靴を選ぶべきじゃない。この特徴の靴を選ぶと、自分は失敗するというのを知って欲しいからです。成功を引くのではなく失敗しない靴選びやってのほしいです。

そしてこの情報は足の状態が変わらない限り、ほぼ半永久的に使えるあなたの情報です。ネットにも載ってません。広辞苑に載ってません。あなたしか知りません。もしくは足を見てくれた人ですね。

  • 日本の靴文化を向上させたい

  • 足で悩む人を少しでも減らしたい

というのを普及させたい頭でっかちな靴屋の願いです。

ただ、やっぱりネットで止まった足の画像を見るよりも、実際に目の前で見るほうが確実です。得られる情報が圧倒的に多いから!

ですので、proに任せてみましょう

ちなみに最近では、ブロガーのシューフィッターこまつさん@shoes_komatsuという方が足を見て、足に合う靴の提案などそういうことを実際にイベントでされていらっしゃるそうです。

そのようなサービスを利用されるのもとても良いかもしれませんね!結局のところ、足と靴の相性問題というのは、足と靴の形の相性問題でもあります。

自分の足の形、足の特徴が知らなければそれに合う靴、合わない靴もわかりません。でもそこら辺って難しいので Proに任せて聞いてみましょう。特に関東の方であれば、こまつさんのサービスを利用されるのもとてもいいかもしれませんね。

ちなみに袖の下などはいただいてません
ただのおすすめです。

カラダに関する情報を国内外問わず分かりやすい形に直してどんどん発信していきます。頂いたサポートは次の文献購入費用に宛てております。 もし、よろしければ文献購入費用のお手伝いをして頂きますと幸いです。よろしくお願い致します。