インソールを使うべきか?歩き方を無理に変える必要はあるのか

お久しぶりです
こば@kobakutsuです。

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歩き方は人それぞれ、さまざまな理由で形成されます。特に、身体的な必要性から生じる歩行には深い意味があると思う。

分かりやすいのは高齢者のがに股!

なぜ、がに股で歩くのか

例えば、杖をつく高齢者のがに股歩行を考えてみましょう。

がに股で歩く主な理由は、安定性を高めるためな気もします。

杖が必要な高齢者の身体は衰えている傾向にあると思います。全身の筋力低下だけでなく、姿勢に大事な足裏の感覚神経の鈍化など様々な要因が重なり、不安定な状態になりやすい。

ここで安定性についてちょっと解説しますね!身体に関わらず、地球上の物体には共通点があります。接地している部位を繋いだ線が広いほど物体は安定するという特徴です。

これを支持基底面と言います!

わくわく直観堂様より画像引用

つま先真っ直ぐで立つと支持基底面は狭い。だから、不安定になりやすい。でも、足幅を広げ、つま先を外に向けると途端に支持基底面が広くなり勝手に安定します。

また、この支持基底面をさらに広げる裏技もあります。それが杖をつくことです。杖を着いたらその分支持基底面が広がり、これまた勝手に安定するのです。

そう、がに股で杖を着くというのは、高齢者の

  • 筋力低下

  • 足裏の感覚神経の鈍化など

によって不安定な身体を守る防衛反応でもあると思うのです。

支持基底面は重力のある地球に生活している以上、絶対に離れられない問題ですね!かつてシャア・アズナブルもそのような事を言っていた気がします!知らんけど。

インソールによる歩き方の変更に慎重な理由

がに股や杖を使う歩行は、高齢による筋力の低下や足裏の感覚神経の鈍化など、身体的な変化に対する自然な防衛反応とも言えます。

これはがに股だけでなく、様々な身体の状態にも言えることかと思う。

機能的に必要だからそうなった身体の反応を、インソールで無理やりいじる。ちょっと怖いと思いませんか?神をも恐れぬ所業とまでは言いませんが、無作為に介入したくないポイントです。

※そもそもの靴底が自由に傾斜つけてあるものが多いので、何を今更感はありますが・・・想像したらちょっとこわいんですよね

〇〇だからインソールでこうしよう!という世論は多い。しかし、わたしは慎重になるべきだと考えます。だって人の身体って縦に超長い長方形みたいなものじゃないですか。

これを足元から傾かせたり何だりするんですよね?

同じような縦に細長い物体として高層ビルがあるでしょ。ビルの土台を傾かせるのって何かと怖そうに思いません?

わたしにはそう見えてしまうのです。

だから、多少の計算しないと怖くてインソールで歩き方を変えてしまおう!立ち方を変えてしまおう!というのはリスクがあるように思えてしまうのです。

わたしがビビりなだけかもしれません。

しかし、インソールが必要なケースもある

もちろん、全てのケースでインソールの使用を否定するわけではありません。医師の診断に基づいて対策が処方される場合、着地時に足がグラグラ動いて膝の動きに影響している人にはあっても良いと思う。

このような場合、インソールは歩行の動きを根本的に変えるのではなく、不必要な動きを制限し、関節への負担を軽減するための手段として機能します。


インソールはとりあえずシティプラス

シンプルな形+極薄でどんな靴にも合わせやすいシティプラスは超使いやすい。単純に便利。革靴、スニーカー何でもござれ。とりあえずこれで十分。

スニーカーに入れるのならフォームソティックスも結構良い

支え方が優しくて優秀。普段使い用にもランニング用にも使える。ただ、厚みはあるのでランニングシューズやスニーカーに入れるのならおすすめ!革靴には入らない。


結論

歩き方を無理に変える必要は常にあるわけではありません。特に、身体の自然な反応や必要性に基づく歩行の特徴を理解し、尊重することが重要です。インソールの使用は、医師の指導のもと、慎重に検討されるべきです。歩き方に関する問題に直面した場合、まずは専門家の意見を求めることをお勧めします。

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