おすすめの歩き方。足と腕で繊細かつ大胆に歩もう

お久しぶりです
こば@kobakutsuです。

普段どんな歩き方をしていますか?歩くことは私たちにとって日常の動作ですが、「歩き方」一つを見直すだけで、身体への影響も心地好いものにチューニングすることができるんですよ。

足と腕の使い方に少しだけ意識を向けてみましょう。
これだけで結構変わります。

足で意図する歩行リズム

足は私たちの歩行において主導権を握っています。

1分辺りの歩数(ケイデンス)が同じ前提ですが・・・

歩幅の大きさは、歩行の速さだけでなく安定感にも影響します。歩幅が大きいと速くは進むものの、不安定さも感じられやすくなってしまいます。一方で、小さな歩幅は進行速度は落ちますが、安定した穏やかな歩みを約束してくれます。

腕の動きが生む影響

腕の振り方は、脚の動きと密接な関連性を持っています。腕を大きく後ろに引くと、それに合わせて自然と歩幅が広がります。逆にあまり腕を振らなければ、歩幅は狭くなりがち。つまり、腕を使うか使わないかで、歩行のスタイルを微調整することが可能なのです。


ここまでのまとめ

【足の意識】
・大股で歩くと速く、不安定
・小股で歩くと遅く、安定

【腕の意識】
・腕を後ろに引く、歩幅が広い
・腕を後ろに引かない、歩幅が狭い

「繊細かつ大胆」な歩き方

わたしが推奨するのは、「小股で歩き、積極的に腕を振る」という、繊細かつ大胆な歩行法です。バランスをとりながらも、エネルギッシュな歩みを進めることができる秘訣なんです。足への意識は腕に比べて大きな影響を与えますが、腕によるアシストでよりダイナミックな動きを実現させます。

ちょっと難しいな・・・と行き詰まったら、まずは「小股で歩く」ことに集中してみてください。それだけで歩行の質が変わることを感じるはずです。


小股歩行のメリット

小股で歩くことで、足指を含めた脚の後ろ側の筋肉を効果的に使うことにつながり、足指の機能を向上させることができます。現代人は靴の中で足指を十分に使わないため、機能の衰えを感じやすいのですが、小股歩行はまさにこの問題に対する優れた解決策と言えるでしょう。


私たちの歩行の歴史

さて、人類の歩行には長い歴史があります。我々の祖先は何千年もの間、小股で歩いて生活してきました。それは遺伝子レベルで私たちに最も適した歩き方かもしれません。

この辺の話は直立二足歩行の人類史で深く解説されています。


実践!素足での歩行

試しに、家の中を素足で歩いてみてください。きっと大股で歩かないことに気づくはずです。外を素足に近い状態で歩けば、その感覚がさらに明確になります。大股で歩こうとすると、足に痛みを感じ、自然と小股に調整することでしょう。

ワラーチで歩く、走るとよく分かる。


まとめ

過去数千年の人類の歩行パターンや、数十年の革新的な靴の進化を振り返ると、私たちの歩行方法も変わってきました。しかし、時には歩行の基本に立ち返り、自分の足と向き合うことも大切です。この記事をきっかけに、みなさんがより健康的で快適な歩き方を見つけていただければ嬉しく思います。

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