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食べる「小倉日記」ちょい博多 2021.0320-0402(7)

7日目(金曜日)
福岡・北九州生活もすでに一週間。
時間が経つのは本当にあっという間。とくに夜はほとんど何をすることもなく、寝てしまっているので、尚更にはやく感じる。

朝食は昨日、駅前のパン屋さんで買ったパンと、市場の肉屋さんで買ったソーセージと玉ねぎ炒め、目玉焼き、ベーコン、じゃがいも、玉ねぎのスープ。食材も消費せねばで、しっかりと食べる。
食後のコーヒータイムには、市場の卵屋さんで買ったプリンを。

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午前中は仕事。
同じ宿に宿泊している、フットセラピストの女性に「今日は桜が見ごろよ」と声をかけられる。明日は土日で混むかもと考えて、午後は小倉城に桜を見に行こうと思う。

切りのいいところまで仕事をして、まずは腹ごしらえ。
市場内にある小さなお寿司屋さんへ。そしてビール。天気もいいからね。穴子が大きくて、びっくり。おいしかった。

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お腹いっぱいになり、市場を出て小倉城のほうに向かう。途中、大きな川を渡る。紫川。空が高く、大きく開けていて心地よい。
鎌倉には、大きな川というのがないので、大きな川のある街に惹かれる。橋の真ん中から川の向こうを眺める。向きを変えて、上流と下流。

桜は満開。公園や小倉城のあたりをゆっくり散歩する。
暑くもなく、寒くもなく、ちょうどいい日和。
以前、城下のこの場所で歌舞伎の中村座の公演を見た。最後に舞台の背景の幕が落とされると小倉城の風景が目に飛び込んできて、それはそれは壮観だった。あのときは秋の終わりで「桜の季節に見たら、また素敵だろうな」と思った。

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川沿いにあるタリーズで休憩。なにげにこのタリーズも、小倉にくるたびに来ている。オープンエアで気持ちがいい。アイスの宇治抹茶ラテを飲む。

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少し仕事もして、夕方になって宿に戻る。
再び市場で少し買い物。入口近くの花屋さんで花を買う。
エビアンの空きボトルに入れて、窓際に飾ると、殺風景な部屋が少し明るくなった。より自分の部屋としてなじんでいく。
ウォルフガング・ティルマンスのサンペレグリノのボトルに百合の花が飾った写真を思い出す。検索して画像を見たら、ボトルに花を活けているのではなく、後ろに鉢があるっぽい。ずっと気がつかなかった。そして、それをこの場所で気がつくのはなんか不思議だなと思ったり。

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夜、明るい月が出ていた。

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なかなかお腹が減らず、夕食どうしようかなぁと思っているうちに、また寝てしまった。本当に同じことの繰り返し。


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